心を整える方法
「心を整える」。
この言葉を聞いたことがありますか?心は、落ち着けるとか平静に保つとか平常心などで表現することがありますが、「整える」とはどのようなことなのでしょう。
人によって「心の整える」についての解釈は違ってくるでしょう。
例えば自分自身を向上させるためにやるべきこと、やろうと思ったことがあり、途中でくじけてしまったり、ぶれてしまいそうになった時に、心を立て直すということも「心を整える」ことの一つではないでしょうか。
そのためには、自分自身と向き合う時間も必要です。そこで、自分と向き合えるような「心の整え方」をいくつかご紹介します。
ストレス解消
ストレスは、現代社会とは切っても切れないものと言っていいでしょう。会社で学校で、また、通勤通学の時や、人間関係など様々な所にストレスの原因があります。
そして、そんなストレスから、今、自分自身を高めるためにやっていることに意味があるのか、全然ダメ、できない、などを感じ、心が折れてしまうこともあるでしょう。
そんな時には、心を整えるために自分が感じているストレスを解消しましょう。
例えば、散歩やジョギング、ジムに通うなど思いっきり体を動かしたり、音楽を聴く、思いっきり映画を観るなど家でリラックスしたり、自分の好きなことをしてみましょう。
また、嫌なことや悩みがあれば、全てをノートに書きだして頭を空っぽにすることも有効です。PCではなく、ペンで紙に書くことが大事です。
そして、すっきりしたら、前向きになり、自分をいたわりましょう。
おまじない
おまじないといえば、小さい頃にお母さんが「痛いの痛いの飛んでイケー」と言っていたのを思い出しませんか?
痛みを軽くしてくれるためのおまじない。お母さんの愛情を感じます。
では、心を整える効果のあるおまじないをいくつかご紹介します。
・ありがとうと言う
・良かったこと・楽しかったを思い出す
・なるようになると思う
・太陽の光を浴びる
・深呼吸する
・自分を褒める
・笑顔でいる・笑う
自分を好きになって、感謝をする気持ちを忘れず、ポジティブに考える、どれも簡単ですが、前向きになれることばかりです。
太陽の光にはパワーがあり、自律神経のバランスも整えてくれ睡眠障害にも効果があるといわれています。
笑ったり、深呼吸をすることも体に良く、リフレッシュさせてくれます。どれも、ちょっとした事なので、ぜひ実践してみてください。
お経
普段から宗教について、考えているという方はあまり多くないかもしれませんが、日本には古くからお寺があり、お経が唱えられています。
そして、このお経が心を整えるためのものなのです。そして、昔から心を整えるために多くの著名人もお経を唱えていたといわれています。
また、現代に至ってもお経により心を整える人たちが増えてきています。高野山一乗院で毎朝行われている朝勤行がCDで発売され、このお経を聞くだけでも心を整えられ、イライラも減り、疲れもとれる効果が出ているといわれています。
実際に高野山へ行かれるのもいいですし、まずはCDでお経を聞いてみるのもいいでしょう。
アロマ
アロマテラピーは、心身ともにリラックスさせてくれる香りを使った芳香療法といわれています。お花や葉、果実、そして樹脂から天然の植物由来のオイルを抽出して精油をつくります。そして、植物の種類により、効能が変わってきます。
アロマオイルの中で心を整える効果のあるオイルをいくつかご紹介しましょう。
・ラベンダー
リラックス・リフレッシュ効果・心のバランスを整える
・ローズウッド
リラックス・心身のバランスを整える・免疫力を高める・神経性頭痛の緩和
・ローズマリー
自律神経に働きかけ心のバランスを整える・頭をスッキリさせ集中力UP・冷えやむくみを改善
アロマオイルは、火を使わなくてもカップにお湯を注ぎ、オイルを数滴垂らしたり、お風呂に入るときにバスタブに数滴たらしても、香りが楽しめます。
アプリ
最近は、スマホでも心を整える効果のあるアプリがダウンロードできます。
例えば、ヨガ。寝たまま流れてくる音を聞くだけで、眠りに誘われ、心を整えることができるアプリがあります。
また、「心のノート」は日記タイプのアプリです。今の自分の感情・気持ちを色で表して記録。そして、今思うことを溜め込まないで、日記に書くことで心を整える効果があります。
どちらもとても気軽にできるので、心を整える方法を探している方は試してみてはいかがでしょうか。
ツボ
人間の体には、たくさんのツボがあります。その中にも心を整える効果があるツボもいくつかありますので、ご紹介します。
失眠(しつみん)
睡眠不足になると心身のバランスが崩れてしまいます。失眠(しつみん)を押すことで、眠りが促される効果があります。
位置:足のかかとの中央部分
押し方:ゆっくりと刺激。
内関(ないかん)
イライラするとストレスが溜まります。ストレスを溜めないよう心を整える、イライラに効くツボです。
位置:手のひらの手首のしわから指3本ほど上
押し方:手のひらの中央を通る腱の部分を指で押す。気持ちよく感じる力で押すとよい。
仙骨(せんこつ)
心を整える、落ち着ける効果。体がリラックスするツボです。
場所:腰の中央部分、背骨の一番下にある三角形の骨
仙骨は温める
少し熱いくらいのホットタオルをビニール袋に入れ、お尻に敷いて座り仙骨を温める。
どのツボの難しいことをすることなく、押したり温めたりで効果が期待できますので、ぜひ試してみてください。
瞑想
瞑想というと、頭の中を真っ白にして何も考えないようにすると思っていませんか?そんな風に思ってしまうと、余計に「何も考えないように」と考えて、逆効果になりそうです。
瞑想は、自分自身と向き合う時間と考えれば、そんなに難しくはありません。
さまざまな情報を少しの時間だけ遮断し、一人だけの時間をつくり、自分が心地よいと感じるように座る。そして、自分自身、自然、全てと向き合い、自分に優しくなりましょう。
また瞑想の間は、呼吸に意識を集中することがポイントです。
いつも当たり前のようにしている呼吸ですが、空気が自分の体を通る感覚、例えば、鼻、胸からお腹に入って出て行く感覚注意を向け、集中を高めていくと、心が落ち着いてきます。そして、「心を整える」ことができます。
仕事において心を整えることの重要性
仕事をしていく上で、自分の心の状態はとても重要ではないでしょうか。
例えば、落ち込んだ気分で会社へ行っても、やる気は出ず、良いパフォーマンスはできません。より良い成果、パフォーマンスをするためには、平常心でいること、心を整える必要性があります。
そして一定の成果をいつもあげるためには、常に心を整えることが重要なのではないでしょうか。
また、後輩や部下に指示、指導するにも自分自身が、心の状態が良くなければ、指示、指導どころではなくなります。
とは言え、仕事にイライラやストレスは当たり前のようにつきまといます。いつも万全でいることも難しい。そんな時にはどのようにすればいいのでしょうか。
仕事がうまくいかないとき
一流のリーダーと呼ばれる人は、ストレスを溜めないと言われています。それは、自分なりに心を整える方法もいくつか知っていて、常に心を整える方法を実践しているからともいわれています。
例えば、出勤前やお昼休みなどの隙間時間に、会社の近くを散歩したり、瞑想をする、ジョギング、ウォーキング、自然を感じられる公園などで深く深呼吸をするなど、1日1回は必ず「心を整える」ための時間を持つことです。
時間的には、10分ほどから長くても30分ほどと本当に隙間時間といえるくらいです。
そして、仕事で常に人に囲まれているため、一人の時間も必要です。ほんの少しの間でも一人でいる時間をつくりましょう。
心を整える方法は人それぞれですが、忙しい中でも1日に1回は心を整える時間をつくるように心がけるといいのではないでしょうか。
恋愛における心を整える方法や考え方
初回公開日:2017年08月30日
記載されている内容は2017年08月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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