優柔不断には長所と短所の二つの側面がある
優柔不断には「物は言いよう」という言葉が良く似合います。本来は短所と捉えられがちの優柔不断ですが、場合によっては長所になることもあり、言い方や伝え方で大きく印象が変わることも多いです。みなさんは優柔不断にどんなイメージをお持ちですか。
今回は優柔不断な人の特徴を11個と、優柔不断を改善する方法を6つご紹介します。自分が優柔不断だと感じ悩んでいる人は、ぜひ参考にして下さい。
優柔不断な人の特徴11個
まずは優柔不断な人の特徴を詳しくご紹介していきます。一体どんな特徴が挙げられるでしょうか。優柔不断な人をよくよく観察してみると、共通する多くの特徴があることに気付きます。
実際に「周りからよく優柔不断だと言われる」という人は、これからご紹介する特徴に自分が当てはまっていないか確認してみて下さい。多く当てはまれば当てはまる程、優柔不断である可能性が高くなります。
特徴1「自分に自信がない」
優柔不断な人は、いつも自分に対して半信半疑です。ですので、自分を信じることができません。心の奥底ではいつも不安な気持ちでいっぱいで、そのうち表情にも不安な気持ちが現れてしまいます。
そんな自分に自信のない優柔不断な人は、人を説得することも苦手です。優柔不断な人が発した発言には周りの人も「本当にそうなのかな」と疑問が残ってしまうことが多く、表情も不安げなので、「大丈夫かな」と思われてしまいます。
特徴2「失敗を恐れる」
優柔不断な人にとって、間違えることは恐怖です。心の底では、失敗はしてはいけないことだと無意識に感じている部分があります。ですのでどちらか選べず、決断に迷ってしまうといったことが多いでしょう。
「失敗したらどうしよう」と考え、それがプレッシャーになります。プレッシャーを感じることで余計に決め切れなくなってしまうでしょう。
特徴3「知識がない」
優柔不断な人は、決める時にその物事に関することを良く知らないために、どうも決めきれないという所があります。知識が浅くて決定的な判断材料にかけるということでしょう。「その物事自体を良く知らないのに決めることなんてできない」という心境です。
当然そこから色々調べたり質問したりして決めれば時間がかかりますから、「もうどうでもいいから早く決めて」と周りをイラつかせます。
特徴4「完璧を求める」
優柔不断な人は、間違わないように追求し続けた結果が、周りの人から見ると完璧を求めているように見えていることがあります。とにかく間違えたくないという考えが強すぎて、もっと他の情報がないか探してしまうという癖が強いタイプでしょう。
そしてまだ決めきれないと他の材料を探しているうちに、自然と高みを目指している状況に陥っています。
特徴5「決断力がない」
優柔不断な人の最大の特徴と言っても過言ではないでしょう。優柔不断な人は、やはり決めきれません。いつまでも悩んで、悩んで、悩みきっても決めれないという特徴があります。
よってこのタイプの人は、上司に向きません。何か重要な判断を迫られた時には決断は下せませんし、他人を説得する力がないので人も動すことができないでしょう。どちらかと言うと頼りなく感じられるタイプになります。
特徴6「嫌われるのを嫌がる」
優柔不断な人は、人から嫌われるのが怖いです。どちらかの選択をせまられた時「自分が選ぶことでもう片方の人との関係が悪化したらどうしよう」と、人間関係が壊れるのを恐れ、決めきれないというところがあります。
みんなと仲良くしたいという平和主義者で、また、周りからも仲間外れにされたりするのが怖いといった小心者の部分もあるタイプです。
特徴7「周りの意見を尊重する」
優柔不断な人は、自分の意見を押し通すなんてことは決してありません。その場にいる人が何か意見を言えば、その人を立てることが多いです。周りの人が「ああしたい」と言えば「じゃあそうしよう」と言いますし、「こうしたい」と言えば「じゃあそうしよう」と言います。
完全なイエスマンと言えるでしょう。周りの人に利用されることが多かったり、パワー関係の構築が簡単にでき上がりやすいといった特徴があります。
特徴8「未来のことを心配する」
優柔不断な人は、現在より未来に気を取られがちです。「これを決断したらどうなってしまうんだろう」と気になって、なかなか決断できないところがあります。
どんな影響があるのか、また、その時にいる家族など周りの人はどうなってしまうのだろうと、先のことが気になるタイプです。ある意味、良く言えば「物事をより深く掘り下げて考えられる人」でありながら、悪く言えば「無駄に考えすぎな人」になります。
特徴9「周囲の評価を気にする」
初回公開日:2017年08月30日
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