傷ついた時にまずしたいこととは?
「人生は山あり谷あり」という言葉にあるように、人生の中で良い時期もあれば、酷く落ち込む時期というのはつきものです。
傷ついたとき、気力を失って何もやりたいと思わない時期もありますが、人間にはどうにかして回復をしようとする性質もあります。どうしたらつらい気持ちから脱却できるか、重たくなってしまった心を楽にできるか模索するでしょう。では、傷ついてしまった時、まずしたいこととはなんでしょうか。
誰かに気持ちを打ち明けたい
傷ついた時は孤独を感じています。自分の心の修復に集中したい場合は、人と話したくないと内向的になることもありますが、時間がたつと、誰かに傷ついた内容を受け止めてもらいたくなるでしょう。友人や家族等に、ふと電話をし、嫌だった事柄を打ち明けることがあります。
思い切り自分の好きな事をする
今まで我慢をしてきた事を放棄し、心の充実を図るために好きな事を思い切りやりたくなることがあります。嫌なことがあったから、良い事として自分へのご褒美を無理にでも作ろうとするのです。ダイエット中だったけれど、やめて暴飲暴食してみた、等が良い例です。現実逃避の為、旅行に出かける、というのも当てはまるでしょう。
克服する話を探す
傷ついた人は、自分と同じような経緯の人が、どのように立ち直ったか気になり始めます。どういう方向で何をしたら早く立ち直り、楽になれるかを奔走します。自分だけの中では、新しい道が開けない時は参考になる体験や案は、その人にとって希望の光です。具体的には、傷ついた内容についての本、ネットで情報を集めたりしましょう。
予定をたくさん入れる
傷ついた経験の一番の治癒方法は「時間が解決してくれる」という事です。このことをよく理解している人は、ともかく夢中になれるように予定をたくさん入れ、時が忙しく去っていくようにします。何かを考えている暇があると、落ち込んでしまうので、ともかく何かに集中して無心になる環境を作ってしまいます。
傷ついた分だけ優しくなれるって本当?
「傷ついた分だけ優しくなれる」と言う言葉をきいたことはありませんか。人は、傷ついた経験をもとに、人に対して寛容になれるのです。それが一体どういう事か、今からお話しいたします。
本当に傷ついた時とは?
「心から傷ついた」というのは、ちょっとやそっとへこんだ程度のことではありません。本当に心に深い傷を負った時です。本当に傷ついたときは、自分への自信等は一気に無くします。傷ついたときの内容を何度も思い出し、「自分なんて価値がない」「こんな自分だから嫌われた」「このままいなくなってしまいたい」というような気持ちを、心に抱えてしまうのです。
本当に傷ついていない場合は、すっきりと忘れてしまっているものなので、この点で差があります。
人の痛みが分かる?
その後、何かしらのきっかけや自然と時間が経過することで、その時の心の傷は少しづつ癒えますが、当時の傷ついた時の気持ちは記憶は残っています。辛く苦しい経験をした事で、心の痛みが分かり、相手に対して寛容になったり、傷ついている人を見ると、どのような言葉をかけてあげたほうがいいかがわかるようになります。
実際適切な言葉をかけてあげることができなくても、思いやりが自然と出てくるので態度で、相手には伝わるでしょう。優しいの「優」という漢字は、「人偏」に「憂い」という形で構成されています。憂いとは、悲しいこと、苦しいことを指し、これは、人は悲しい事、苦しい事を経て優しくなるという事を意味して出来ているのです。
傷ついた男への対応方法とは?
自信を与えよう!
男性は、よく「見栄とプライドの生き物」と言われる事があります。そのため、傷ついた男性は、自分への自信を喪失しているところがあります。自分への自信がないと前向きにはなかなかなれません。
自信を取りもどさせるためには、周囲の評価、「○○君はすごいね!」という言葉が必要です。男性は、褒められるのが好きなところがあるので、ちょっとした部分でも積極的に褒めていきましょう。
「そんなことないよ」と言いつつも、男性にとって褒められる行為は、とても嬉しく心の回復につながります。
話を聞いてあげる
無理に聞き出そうとするのはよくありませんが、心の中を打ち明ける存在がいるというのは、傷ついた時は大きいものです。男性は女性よりも思っていることは口にするのは上手ではないので、信頼関係を作らなければ本当に傷ついた時は話さないかもしれませんが、もし何か打ち明けたそうな素振りがあれば忙しくても時間をとって話を聞いてあげましょう。
自然に振る舞う
プライドの高い男性の場合は、何事もなかったかのように自然に対応することがベストです。傷ついている自分というのが、かっこ悪いと思っている節があるので、この場合はいつも通りに過ごしましょう。
傷ついた一言とは?
初回公開日:2017年09月25日
記載されている内容は2017年09月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。