これらがいくつか当てはまっていれば、人を見る目があると言えます。逆に当てはまらない項目があるようであれば、それが改善すべきポイントです。改善していくには、自分から行動する必要があります。
人を見る目を養うには
変えるという意識を持つ
「いつか変わるだろう」という考えでは、いつまで経ってもその感覚は変わりません。なるべく早く見る目を変えるという意識を持ち、行動をすれば段々と観察眼が磨かれていきます。必要なのは決断や行動をする力です。
ではどうすれば変えられるのか
まず、血液型や相性占いなどで決めつけてはいけません。「決めつける」という行為自体が、今まで人を見る目を養えなかった原因なのです。そして、相手をよく観察してみましょう。観察することで、相手の新たな一面が見えたり、意外な行動を目撃してしまったりと、何かしら発見があるでしょう。
人を見る目のない人は、観察をせずに相性を勝手に決めてしまいます。重要なキーワードは「観察」です。しかし、相手の言葉全てを「観察」の対象にしてしまってはいけません。相手が嘘をついている場合もあります。人を見る目を養えているかのポイントは、相手の嘘に気づけるかどうかです。
他にも、ニュースを見たりして「このニュースは本当にいい事なのだろうか」「この人は本当にいい人なのだろうか」と考えてみるのもいいでしょう。より人を見る目を鍛える事ができます。後にそのニュースの真実を知って、あなたの考えが正しかったかどうか答え合わせをしてみると、世の中の出来事は意外にもニュースとは真逆な答えが返ってくる事も多いです。
人にも世の中にも、惑わされないようにしましょう。
人を見る目がない上司への対応方法
人を見る目のない上司とは、主にこのような上司です。
・部下の中身を見ない、判断しない。
・人に応じて対応を変えない、全ての人に同じ対応。
・気遣いが無い。
・部下の意見を否定しがち。
このような上司と一緒になってしまった時は、どうしたらよいのでしょうか。
上司から怒られた場合は
そのまま「すみません」と平謝りして、それで終わりにしてはいけません。反省を「提案」に変えてみるというのをお勧めします。例えば、上司の感想を取り入れつつ、自分の意見も交えて提案する事で、お互いがウィンウィンの状態で提案をする事ができます。
友人に「あの上司、人を見る目がないんだよね」などと愚痴をこぼしていても、いつまで経っても解決しません。上司が変わらないのならば、こちらから行動してみましょう。
上司との関係を良くしたい場合は
どうしても上司からの愚痴や否定などが酷く、さらにエスカレートしていってパワハラになりそうな時は、上の者に相談してみましょう。それでも駄目でパワハラが酷くなれば、転職するという最終手段があります。
人を見る目に関する本
ここで紹介するのは、どれも「人を見る目」に関連する書籍です。参考にしてみて下さい。本屋で「心理」のコーナーを物色するのもお勧めです。心理系の本には「観察眼」の鍛え方が載っていたり、将来を見据えての行動をする為の本があります。そちらも見てみると良いでしょう。
人を見る目を持つ
90歳の現役人材コンサルタントが伝えたい、人間関係とビジネスの知恵袋です。働く上で、そして、生きていく上で最も大切なことのひとつが、〝人を見る目〟の養い方です。
人を見抜く力 人を見る目がある人は、人のどこを見ているのか (セオリーBOOKS)
人を見抜く!―「6秒ルール」ですべてが変わる
ビジネスシーンやプライベートシーンなどにおいて、相手の容貌、外見、表情、しぐさや話し方などから、その人が何を考え、どのように感じているのか、つまり「相手の本音」を見抜く(知る)ための手段・方法を解説しています。
人を見る目を養うなら実践が早いです。しかし、こうやって書籍を参考にするのも一つの手です。目当ての本は見つかりましたか。
初回公開日:2017年09月23日
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