① 広い心で物事を考える
気さくな人になるためには広い心を持つことが必要です。何かしら物事に対してこだわりや執着を持って考えるのではなく、『この人はこんな考え方をするんだ』というように理解してあげることが大切なのです。
決して批判的にならず、受け入れる器があればどんな人であっても気軽に受け入れることが出来るでしょう。そこから気さくさというものは生まれていくはずです。もしもあなたが『広い心』を持ち合わせていないのであれば、まずはそこから改めていく必要がありそうです。
他人には他人の考えがあって悪いところも良いところも多種多様なのです。それを理解したうえで周囲と付き合っていくことで『気さくな人だな』と思われることも自然と増えていくでしょう。
② 様々な人と広い付き合いをする
気さくな人というのは数人に限定されず様々な人と交友関係を持っています。『あんな人とも?』と普通なら思われるような人であっても気さくな人は否定することなく良いところをまず探して気さくに付き合うことが出来るのです。
相手のことを知らないのに先入観で決めつけてしまって付き合いを制限するのは自分の可能性すら狭めてしまう行為にすぎません。気さくな人にとって人付き合いも自分の成長のうちなので、じっくりと相手と話して相手のことを知ることから始めましょう。
相手がどんな人なのか知った上での付き合い方をすれば、限定された人間関係ではなく幅広い交友関係を持つことになり自然と『気さくな人』と捉えられることに繋がるのです。
③ 聞き上手になる
先述したように、気さくな人というのは会話術に長けており話の流れを掴んでテンポよく会話をすすめることが得意です。自分の話だけに限らず、相手の話においても相槌を打つタイミングや返答など非常に間合いをとるのが上手く、相手に不快感を覚えさせないようなコミュニケーションを図ることが出来ます。
もしもあなたが話し下手なのであれば、まずは聞き上手になることから頑張ってみましょう。相手の話をさえぎることなくしっかりと聞いて、相槌を打つ、そして素直に自分の考えも話すことが大切です。それを繰り返していくことで自然と間の取り方などテンポがつかめるようになり、いつの間にか『気さくな人』に成長することが出来るでしょう。
④ 愚痴を控えて前向きに過ごす
気さくな人というのは明るく前向きな面が周囲を引き付ける第一の魅力だと考えられます。しかし、対照的なマイナス思考で愚痴が多いとなるとあなたはどう感じるでしょうか。一緒にいて楽しくないですし、もちろん一緒にいたいと思うこともないでしょう。
あなたがどんな人であっても愚痴が多ければそれだけでイメージダウンとなってしまいます。気さくな人になりたいのであれば、まずは愚痴を控えて前向きで明るいイメージになるよう周囲に対しての対応の仕方を変えていきましょう。
例えば、マイナス思考に陥ったり愚痴を言ってしまった時こそ、それを上回るほどの前向きな行動をとるように努めることが大切です。笑顔で頑張っている姿は誰しも好感が持てる物だと覚えておきましょう。
⑤ 自分から声かけや挨拶をする
気さくな人というのはどんな場面であっても自分から挨拶をする、ということを忘れません。それが初対面の人であっても笑顔と明るいトーンを忘れずに挨拶ができるのです。もちろん真似しようと思っても緊張してしまい声が出ない人もいるでしょう。
しかし誰もが第一声と表情には注目しています。だからこそ自分の緊張を抑えて笑顔で挨拶をするように心がけましょう。全く緊張しない人というのは少ないものでほとんどの人が心の奥底でどうしていいか迷っているものです。
いかにそれを見せずに気さくに振る舞うことが出来るかもカギとなってくるでしょう。今の自分から脱皮するためにも一番に心がけたい行動の一つだと言えます。
⑥ 人の良い部分を見極め思いやりを持つ
気さくな人になるための方法として、人の良い部分を見極める力を持つことが大切だと言えるでしょう。先入観を持たずに相手を見るだけでなく、相手の悪いところばかり見えていると気さくに付き合っていくことはほぼ不可能です。
そのため相手の良い部分を見つけて、相手を大切にする気持ちを持ちましょう。自分を大切にしてほしい、そんな思いがあるのであればまずは自分も相手を大切にしてあげるべきなのです。これができて初めて気さくな人になれると言えるでしょう。
気さくな人になりたい時にすべきこと
気さくな人になりたい、そう憧れてもすぐになれるものではありません。口下手であったり、日ごろ静かなタイプであれば自分をかえることは特に難しいでしょう。しかし、気さくな人になりたいからと言って会話術を身につけることが全てではないのです。
気さくな人になりたいなら、まず一番に大切なのは『笑顔と挨拶』だということを覚えておきましょう。
口角をあげる練習
気さくな人になりたいなら、まず初対面であっても最初の挨拶が肝心です。『おはようございます。』と挨拶をされたら、もしくはされる前に口角をあげてにこやかな笑顔があると誰しも気持ちが良いものです。
挨拶をすることになれていないのであれば、まずは鏡をみて口角をあげる練習から始めてみましょう。挨拶をされたらそれに反射的に返せるくらい上達すれば上出来です。自分の表情がどのように動くか把握しておくことで人付き合いをする際も表情を作りやすいのでお勧めの方法なのです。
挨拶の練習
口角をあげて笑顔を作ることが出来たら、挨拶の練習もしておきましょう。声のトーンは明るく、そして笑顔で挨拶ができるようになればばっちりです。誰しも緊張しないで初対面の人と打ち解けるのは難しいものです。少なからず緊張をしながら挨拶やきっかけ作りをしています。
自分だけじゃない、みんな頑張っているんだというのを励みに雑な挨拶にならないよう、きちんと言える発声練習を行うことが大切です。
気さくとフレンドリーは一緒?
気さくな人、フレンドリーな人、なんだかどちらも似ているように感じますが実際の違いをご存知の方はいらっしゃるでしょうか。もしくは意味は同じだと捉えている人も少なくないでしょう。ここでは『気さく』と『フレンドリー』の違いについてご紹介します。
フレンドリーの意味
フレンドリー【friendly】の意味
友好的であるさま。親しみやすいさま。「フレンドリーな関係」
初回公開日:2017年09月26日
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