上記の『薄情な人の特徴』を参考にして、自分が薄情者なのかチェックしてみましょう。当てはまる数が多いほど、実は薄情な人だった可能性があります。
自分の正確は自分が知っているようで、意外と知らないことがあります。自分のこれまでの言行を振り返り、自分は薄情な人なのか、またはそうではないのかを確認しておくと、今後の人生にきっと役立つことでしょう。
薄情な人と勘違いされやすい人
薄情な人と聞いて、皆さんは誰を思い浮かべましたか。職場にいるあの人、旦那(彼氏)や妻(彼女)、部活仲間のあいつ、もしかしたら自分という人もいるでしょう。先程の特徴にあまり当てはまっていないが、人から薄情者だと言われた経験があったり、または中身について深くは知らないが、あの人は薄情な人だと決めつけたりしていませんか。
薄情か薄情でないかは、人によって判断が大きく異なります。元々他人との関係性をあまり重視していなかったり、他人との繋がりをさほど意識していない人からすれば、多少素っ気ない対応をされても、「今日のあいつは疲れているんだ」や「あれは性格だから仕方ない」といった感じで収まるでしょう。
しかし、他人との関係性を強烈に強く重視している人は、相手の素っ気ない対応に非情に敏感で、それが続くと、「あの人は薄情な人だ」という結論に至ってしまいます。そのため、本当は情が厚く人思いなのに、薄情者のレッテルを貼られてしまうことがあります。
このよう薄情な人だと勘違いされやすい人や、行動をいくつかご紹介します。
合理主義
合理主義者などの常に物事を合理的に考える人も、薄情に思われがちな傾向にあります。合理的なその行動はとても頼もしい存在である一方、合理的に考えすぎるが故に物事をきっぱりと切り捨てたりするため、どうしても冷たく見えてしまいます。
しかし、全ての合理主義者が薄情な性格というわけではありません。だた合理的に考えているだけで、情が薄いわけではありません。
このように薄情ではないのに、薄情な人だと思われてしまう人はいます。そんな事態が起きないためにも、見た目の印象やたった一つの行動でその人の全てを決めつけるのはやめるようにしましょう。そんなことで相手を決めつけてしまう人の方がよっぽど薄情者です。なぜなら相手の考えや気持ちを考えられない人だからです。
薄情な性格を直すには
1日1回良いことをする
1日に1回良いことをしてみるように心掛けてみましょう。薄情な人は、誰かのために何か行動を起こすこと自体少ない傾向にあります。しかし、そんな状態でい続ければ、薄情から脱することはできません。誰かのために行動するようにしましょう。
誰かのために行動するためには、対象となる相手の気持ちを察しなくてはいけません。そして、相手のために行動するにはどうしたら良いのか考えなくてはいけません。最初は上手くいかなくても、他人の気持ちは理解し行動する力を付けることができます。
また、誰かのために行動する癖が付きます。困っている人を見かけたら、助けなくてはという心が生まれます。
偽善でもいいです。最初は形だけでもいいので、相手の気持ちを考えたり、自分ににできることを考えることが、情を厚くさせます。
本を読む
本を読んでみましょう。特に登場人物の心情や情景が細かく、豊かな作品を読むといいでしょう。そういった作品を読めば、自然と心が豊かになっていきます。またさまざまな人達の微妙な心情を知ることができます。
豊かな心を得てなおかつ、さまざまな心情があることを知れば、身近な人達に対してもっと情を持って接することができるようになるでしょう。
周りの人達に感謝をしよう
当たり前のことですが、人間は独りでは生きていくことができません。周りの人達の助けがあって生きていくことができます。その事をしっかりと理解して、周りの人達のありがたさを感じましょう。そして感謝しましょう。
本当の意味で周りの人達の重要性に気づくことができれば、もうあなたは薄情者ではありません。
状況別 薄情な人への対処法
薄情な人の特徴や直し方はご理解いただけたことでしょう。その上で、次は相手との関係別に対処方法を見ていきます。
友達
薄情な友達にはどう対処すれば良いのでしょうか。まずは本当に薄情な人なのかを疑ってみまてください。もしかしたら自分の勘違いの可能性もあります。
また「友達なのにどうしてそんな態度をとるのだろう。そんな態度を取るあいつは薄情なやつだ」と思っている方は、一度友達とは何かについて考えてみましょう。もしかしたらあなたが思っている友達と、相手が思っている友達とでは定義が違うでしょう。あなたが友達とはこうであるべきだと思っていることが、相手にはそこまで重要でない可能性がありまります。
もしどんなに考えてもあいつは薄情だという場合は、次のような行動を取るとよいでしょう。
1つ目の方法は、「仕方ない。あれがあいつの性格だから」と完全に割り切ってしまうことです。世の中にはさまざまな人がいます。そのため薄情な人は少なからずいます。そのことを理解して、こんな人もいるんだなぐらいの気持ちでいると楽に過ごすことができるでしょう。
2つ目の方法は、こちらも同じくらい薄情に対応することです。それによって相手が離れていく可能性もありますが、逆にそれぐらいの関係の方が上手くいくこともあります。薄情な態度を取れる人は、その人といる時だけ薄情になってみるのもいいでしょう。
3つ目の方法は、その薄情な行動に対してズバッと言ってやることです。そうすることによって相手は、少しずつ薄情な行動を直してくれることがあります。思い切って指摘してやりましょう。
4つ目の方法は、自分から縁を切ることです。相手が薄情で困っているのならば、こちらから縁を切ってしまいましょう。その方が楽です。
ひとり暮らし、または結婚している息子(娘)
ひとり暮らし、または結婚しいる息子(娘)が薄情で連絡をくれない、または避けられている、と困っている人は少なからずいるでしょう。そんな時の対処法は、放っておくことです。
このようなことで悩んでいる方は、おそらく子離れができていな可能性があります。息子(娘)は親離れしようとしているのに、その親が離れられないでいる状態です。自分が寂しいからといって、あまり過度に接近しようとするとかえって避けられてしまいます。
子供が立派な大人になってまた会いに来てくれるまで待つようにしましょう。
薄情に関係のある本
初回公開日:2017年10月25日
記載されている内容は2017年10月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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