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自分を愛することと潜在意識・引き寄せの関係性

カテゴリ:自己啓発

更新日:2024年11月15日

自分を愛することと潜在意識の関係性

あなたは自分を愛することができていますか。自分を愛することができず苦しんでいる方は、実は少なくありません。「わたしなんてなんの取柄もないから」「わたしは本当にダメな人間だから」そんな風に自分自身を否定していると楽しくないばかりでなく、人生において辛く苦しいことが次々に起こってしまいます。それは潜在意識の働きによります。

潜在意識とは自分の中に眠っている意識、つまり無意識のことです。わたしたち人間は頭の中でさまざまなことを思考します。こうすべき、ああすべき、それは理屈の通った考え方です。しかし無意識の潜在意識には理屈はとおりません。あなたがどう物を考えようとも、無意識にあなたの思考や行動に影響を与えます。

あなたが一見自分を大切にしていても、心の奥底では自分を愛することができず否定し続けていた場合、潜在意識はそれを認識しあなたの行動を制御します。あなたは知らず知らずのうちに自分を否定し、さらに嫌いになるべく立ち振るうことになります。これが人生を苦しく辛いものにしてしまう原因です。

自分を愛することと引き寄せの関係性

潜在意識に嘘はまかりとおりません。常に本当のあなたの気持ちを知っています。そう考えると恐くなってしまう方もいるでしょう。しかしながら潜在意識をうまく活用すれば、幸せを次々と手に入れることも可能です。それが潜在意識による引き寄せです。

時々、すごく幸せな人生を歩んでいる方を見かけることがあります。金銭的に満たされ、愛するパートナーや可愛い子供たちに恵まれ、また健康的で規則正しい生活をし、いつも笑顔を絶やさない、そんな人です。それらの人たちは意識的に、もしくは無意識に潜在意識による引き寄せを実践しています。

自分を愛することができれば、潜在意識はあなたがより自分を愛するように仕向けます。あなたの行動や思考をつかさどり、あなたに幸せを与えようとします。その一連の流れが引き寄せの法則です。心の底から自分を愛することができるようになれば、幸せな人生を歩むことはそう難しいことではなくなります。

スピリチュアル的な意味での自分を愛すること

スピリチュアルとは精神世界のことを指します。簡単に言うと、目に見えない世界のことです。そこでは魂や潜在意識などが重要視されます。スピリチュアル的な意味で自分を愛することとはつまり、自分のすべてを受け入れることです。あなたは自分自身をありのまま認めることができていますか。

自分を愛することができない方は、自分を常に否定し、受け入れることができません。しかし自分の最大の理解者は自分であるべきです。自分をまるごと受け入れましょう。否定する自分を否定してもいけません。そんなネガティブな自分でさえも認め受け入れること、これが自分を愛することができるようになる最短ルートといっても過言ではないでしょう。

自分を愛するにはどうしたら良いのか

では自分を愛するにはどうすれば良いのでしょうか。それは「自分自身の中に既に愛は存在している」という事実にまず気づくことです。あなたは、自分を愛することができないのは愛がないからだと感じているのでしょうが、それは大きな間違いです。

自分を否定してしまうのは、「本来ならもっとできるのに」という想いからです。つまり自分に期待しているのです。自分に期待するということは自分に自信を持っているということ、自分に自信を持つということは自分を愛するということです。

恐れも然りです。恐怖を感じ行動できなくなったり、勇気がわかないのは弱さだけが原因ではありません。自分を守りたいという想い、自分を愛する気持ちからくるのです。あなたの中には自分を愛する心がしっかりと根付いています。あとはそれを上手に伸ばしてあげれば良いだけです。

自分を愛する力をつける方法

では自分を愛する力をつける方法をご紹介します。自分を愛することができれば人生が軌道に乗り、さらに自分を愛することができます。陽のスパイラルを引き起こしましょう。

アファメーション

アファメーションをご存知ですか。アファメーションとは簡単に言うと「呪文」です。同じ言葉を繰り返し唱えることによって現実を理想へと近づける試みです。

アファメーションは潜在意識に直接働きかけます。試しに鏡の自分に向かって、「わたしは素晴らしい人です。みんながわたしのことを大好きで、毎日が楽しく充実しています。」と語りかけてみてください。次に、「わたしはダメな人間です。誰もわたしのことを相手にしてくれず、毎日がつまらなく、味気ない日々を送っています。」と言ってみましょう。どんな気持ちになりましたか。

おそらく先の言葉をかけた時は良い気持ちになったはずです。ウキウキと、未来まで楽しみになった方もいるでしょう。逆に後の言葉をかけた時は、得も言われぬ暗い気持ちになったはずです。未来に楽しみなど見出すことができるわけもありません。

このように潜在意識は現実世界がどおであれ、アファメーションによって影響を受けます。したがって自分を愛するようになりたいのであれば、毎日鏡に向かって、「わたしは自分を愛することができています。わたしは素晴らしい人間で、自分からも他人からも愛されています。」と唱えれば良いのです。

続けることによって徐々に潜在意識にこの言葉が刻まれ、本当に自分を愛することができるようになるでしょう。

悪口を言わない

悪口を言うとその瞬間はスカッとした気分になります。しかしあとで何とも言えない嫌な気持ちになりませんか。それは潜在意識がその言葉を聞いているからです。潜在意識は基本的に主語を認識しません。他人に吐かれた悪口や暴言を、あなたへの誹謗中傷だと理解し嫌な気持ちにさせるのです。そしてあなたたはどんどん自分を愛することができなくなってしまいます。

人生が満たされている人は、基本的に他人の悪口を言いません。伝えなければならないことは、言葉を選びながら直接相手に伝えます。陰口など卑怯なことはしません。また自分の悪口も極力言わないようにしています。反省点や改良点を口にしても、自分の存在を否定するような言葉や自虐的なことは言わないようにしているのです。

悪口、陰口が当たり前になっている方は、一度そのような習慣をやめてみましょう。悪口、陰口を言いたくなったら無理やりにでも誉めてみましょう。そうしているうちにその習慣が潜在意識に刻まれ、幸せな出来事が引き寄せられてきます。そうすればより自分を愛することができるようになるでしょう。

他人を愛する

自分を愛することができない人は他人を愛することもできない、という説もありますが、無償の愛を自分以外の者に注ぐことによって愛することの素晴らしさや自分を愛する方法を見出すことも珍しくありません。自己否定感が強く、どうしても自分を愛することができないという方はむしろ、この方法のほうがスムーズに行くはずです。

愛を注ぐ対象は、パートナーだったり、子供だったり、またペットでも構いません。あなたの心に安らぎを与えてくれるものに最大限の愛を与えましょう。あなたから愛され、安心しきったその表情を見ているうちに愛の崇高さにあなたも気づくはずです。そしてあなた自身を愛するようになるでしょう。

ただし甘やかしは厳禁です。甘やかすこと、相手の要求をなんでも叶えてあげることは愛ではありません。それは愛とは似て非なるもの、「見放し」です。愛と見放しを混同しないように注意しましょう。

自分を愛することに関する本の紹介

自分を愛することの大切さ、またその方法について詳しく書かれた本をご紹介します。

自分を愛する技術

自分を愛するには技術が必要です。この本には自分を愛することの重要性がつまっています。自分を責めてしまう方、自分と他人を比較して落ち込んでしまう方、またやりたいことが見つからない、すぐにくよくよ悩んでしまう方にもです。

ストーリ―調になっているため読みやすく、自分を愛することの入門書としては最適です。自分を愛することの大切さに気づけば、自分を愛する技術もおのずと向上していくでしょう。

初回公開日:2017年10月17日

記載されている内容は2017年10月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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