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人生観が変わる本・映画と場所・旅先|作文/例

カテゴリ:自己啓発

更新日:2024年10月24日

カルチャーショックを受ける旅先といえば、多くの人が「インド」と答えます。マハトマ・ガンジーという偉人を生んだ精神の大国インドは、日本とは文化も生活様式も異なるので、皆戸惑います。インドには意欲溢れる青年がたくさんいますが、日本ではあまり報道されません。

実際にインド旅行から日本に帰国した人が「世界の見方が変わった」「カルチャーショックを受けた」「住む世界が違う」と内面を揺さ振る経験をしています。日本人の感覚では付いていけないことがある国なので、人生観を変えるほどの刺激を求めている人には最適な旅先でしょう。治安は決して良くありません。

人生観についての作文の書き方・例

人生観についての作文を書く時に、趣味やプロフィールを長々と書いていると、それだけで原稿用紙が埋まってしまいます。読み手を意識するならば、ポイントは二つです。それは「過去と未来」です。「今まで何をしてきたのか」と「これから何がしたいのか」を軸に人生観について書くと良いでしょう。

人生観とは、どういう人生を歩むのかという生き方なので正解はありません。人生観は十人十色です。ありきたりな優等生発言の作文よりも、他の誰も書くことがない独創的な内容の方が斬新に映るし、読み手にとっても面白い作文になるでしょう。

人生観についての作文の例文

10代の若い頃は「有名人になりたい」「大金持ちになりたい」という気持ちが強くありました。金持ちになれば幸福になれると考えていました。しかし、色々な人と出会い、人生観が変わりました。もちろん裕福は幸福の条件の一つですが、もっと大切なことは充実感や生き甲斐という心の問題だと知りました。

以前は「見返してやる」「人を蹴落としてでも上へ」という野心が旺盛でした。人生の急坂を駆け上がる時には、そういう闘争心が必要だと考えていました。しかし今は「人の不幸を土台にして自身の幸福を築くことは絶対にできない」という人生観をつかみました。

我が家が皆健康で裕福でも、隣人が不幸のどん底ならば我が家の安全も保障されません。我が家だけの幸福も、我が国だけの平和もあり得ません。人のために行動する時の生命の躍動は新しい発見でした。自他共の幸福に生きるという人生観を確立してからは、充実した日々を送っています。

人生観についての名言・言葉

人生観についての名言や珠玉の言葉を学ぶことは、深い意義があります。言葉には人の内面を変える力があります。「偉大なる魂」と謳われたインド独立の父・マハトマ・ガンジーも、多くの名言を残しています。

「束縛があるからこそ、私は飛べるのだ。悲しみがあるからこそ、私は高く舞い上がれるのだ。逆境があるからこそ、私は走れるのだ。涙があるからこそ、私は前に進めるのだ」

フランスの大詩人・ヴィクトル・ユゴーも示唆に富んだ名言を残しています。「用心は英知の長男である」「笑い声は太陽。人々の表情から冬を追い払ってくれる」「労働は生命なり。思想は光明なり」

「海よりも雄大な光景がある。それは天だ。天よりも雄大な光景がある。それは良心だ」「第一歩は何でもない。困難なのは、最後の一歩だ」「友よ、逆境にあっては常にこう叫ばねばならない。希望、希望、また希望と」

坂本龍馬の名言

幕末の志士・坂本龍馬は、多くの手紙を書いていたので、言葉もたくさん残っています。坂本龍馬は、対話や交渉という外交戦で歴史を動かした人物なので、相当な雄弁家だと想像できます。

「藩じゃとか大殿様じゃとかの御意向をいちいち気にしていては、世の中の大事は成らぬ」「相手を説得する場合、激しい言葉を使ってはならぬ。結局は恨まれるだけで物事が成就できない」「人として生まれたからには太平洋のようにでっかい夢を持つべきだ」

人生観が変わる体験

人生観を変えた体験として、多くの人がサーフィンを挙げました。「不安があっても行く。何とかなったら自信になる」と語るサーファーがいます。海で大波に乗れた自信は、日常生活にも直結します。

最初は何度挑戦しても波に乗れずに、海に落ちる経験を繰り返します。それでも挑戦を続けながら「どうすれば波に乗れるか」を考え、忍耐力と集中力が鍛えられます。苦労すればするほど、初めて波に乗れた時の感動が大きくなります。この経験は人生観にも繋がります。

一つ目の波はパスして、次の波を待ち「よしこの波だ」という見極める判断力と眼力を養えます。サーファーには、お互いに助け合い、応援し合うという暗黙の了解があります。海の上は競争社会ではなく思いやり社会です。譲り合いのどんまい精神という人生観を形勢します。

高度4000メートルからのスカイダイビング

ユーモラスなスカイダイビング初体験談を紹介しましょう。グアム旅行へ行った時に「人生観が変わる」と聞いてスカイダイビングに挑戦したのは若い女性です。「やるからには高い方が楽しめる」と言われるままに高度4000メートルを選択しました。

いざ飛ぶとなると恐怖心から躊躇しましたが「飛ばない豚はただの豚だ」という紅の豚の渋い声が脳内に響き渡り、背中を押してくれました。飛行機から大空へダイブしましたが、風の抵抗の凄さと息苦しさで景色を楽しむ余裕などありません。

いよいよパラシュートが開き、上空から見る青い海は最高です。落下する時は飛行石の光を見ながらゆっくり降りていくパズーとシータのイメージを予想していましたが、実際は富士急ハイランドのドドンパです。地上に着地してからのハイテンションと飛んだという自信は格別です。

面接で人生観についての答え方

面接で人生観について聞かれるのは、ただ人生観を知りたいからではありません。面接の質問には意図があります。「この人は当社に合う人材か」「どういう考えを持っている人なのか」など、実績以外の内面や人間性を知りたくて人生観を聞くことがあります。

面接をする会社のことをよく調べ、どういう人材を求めている会社なのか企業研究することが大事です。斬新な発想をする個性的な人材を求めている会社なら「人の役に立ちたい」というありきたりな優等生発言はマイナスになります。

他の人が言わない独創的な人生観を披露するのも手です。入社後に活躍できる人材か否かを見ているのは確かです。面接用に準備したような答えではなく、自信満々に確固たる信念や理想の人生を堂々と語るのは印象として残るでしょう。

「人生観」と「仕事観」の違い

仕事観とは、仕事に対する考え方です。人生観とは、もっと幅広い人生全般の考え方です。出世に興味がなく、生活できる収入があれば良いと考えるのも仕事観の一つです。

職場の第一人者を目指すのも仕事観です。誰よりも早く出社し、自発的に清掃し、時間前から仕事の準備をする人もいます。妥協なく高いクオリティを追求し、常に創意工夫を心がけ、徹底的に没頭することに喜びを感じる人もいます。仕事観で仕事への取り組み方が変わります。

「人生観」と「価値観」の違い

人生観と価値観の意味はかなり近いです。立て分けるとすれば、人生観の中に価値観があります。仕事観、恋愛観、結婚観、世界観、価値観などを全て包含したものが人生観です。

人生観を人に押しつけないのも人生観です。価値観が異なる人とも友好を結ぼうと努力するのも人生観です。そして、人生観も価値観も、新しい出会いや経験によって変わることがあります。

人生観を変える感動を追い求める生き方

初回公開日:2017年12月05日

記載されている内容は2017年12月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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