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更新日：2024年06月10日
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引用：リスミィ公式アプリ
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地毛が茶色ということで子供の時、学校の生活指導で苦労をした人もいたのではないでしょうか。同じ日本人であっても地毛が真っ黒の人もいればこげ茶の人、外国人のように茶色い人もいます。地毛が茶色い理由とはいったい何なのでしょうか。
髪の色に差があるのは髪の中の「メラニン色素」が関係しています。メラニン色素には2種類の黒色メラニン（ユーメラニン）・肌色メラニン（フェオメラニン）がありこの量の差が異なることで色の差が現れ、黒髪から茶色の栗毛・赤毛や金髪などのさまざまな色の髪が生まれます。
同じ日本人でも個々にメラニン色素の量は異なります。黒色メラニン（ユーメラニン）が多い人ほど黒い髪になっていき、肌色メラニン（フェオメラニン）多い人ほど髪の色は黄味や赤味を帯び地毛が黒に比べて茶色など明るくなっていく傾向があります。
幼児期は髪が少し茶色だったけれどいつの間にか大人になっていたら地毛は黒くなっていったという人はいませんか。「子供の時は髪が明るかったのよ」と親にいわれた経験がある人はいるでしょう。
子供の時に地毛が茶色いことはメラニン色素の関係であり得ることです。成長によって黒色メラニン（ユーメラニン）は増えてくので、赤ちゃんの髪の毛は両親が黒い髪をしていても少し茶色い子が多いでしょう。特に外国人のような淡い髪色の人種は、成長することで地毛が濃い色へ変わっていくことが多く、日本人も同様に茶色から黒髪へ変化することは一般的です。
両親の髪の色が明るかったり外国人の血が入っている家系の場合、遺伝的に髪の色は受け継がれ黒ではなく茶色になることはあります。
元々の地毛が黒髪であったのにもかかわらず後天的な理由から髪が茶色になることもあります。
まず年齢を重ねていくことで体内のメラニン色素を作り出す機能が衰えていき、髪の色素は落ちていきます。代表的な老化の現れといわれている白髪はまさにこのメラニン色素の衰えに関係していて、通常は生まれつきの色から灰色や茶色、徐々に白髪へと変化していきます。
ストレスによって血行が悪くなるとメラニンを作っている機能の働きが弱くなり、元々黒髪だった髪が茶色になってしまう現象が起こります。一度生えてきた髪色はストレスを受けたことで色が変わることはありませんが、髪が生える際に変色します。
普段気を使っている状況が長時間続いたり、精神的にショックを受けるなどストレスを受けることで、ホルモンバランスに乱れが生じていきます。この乱れが細胞にも影響を与えてしまい、毛根に栄養を上手く届けることができなったことでメラニンを作っている機能の働きが低下し毛髪の色が茶色く、最終的には白髪になっていくこともあります。
プールの水や紫外線などの影響によって髪の色素が落ちていくことがあります。プールは長時間同じ水を使うことから殺菌などの衛生的な面を考え「塩素」が使用されています。塩素には漂白作用があり髪の色がこの影響で茶色くなっていくことがわかっています。
また、紫外線の影響も髪が茶色になる現象に関係しています。メラニン色素は紫外線から肌や毛髪を守る役割を持っていますが限度を超える紫外線を浴びてしまうと、死滅してしまいます。強い紫外線はメラニン色素を破壊し元々黒髪であっても茶色に変化させてしまうでしょう。
初回公開日：2017年12月20日
記載されている内容は2017年12月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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