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苦笑いの意味と苦笑いをする心理・原因・苦笑いの類義語

カテゴリ:人の心理

更新日:2024年08月28日

苦笑いをするときの心理は男女によって違ってくるのでしょうか。

男女の脳はそれぞれ異なります。ということは、苦笑いをするときの心理状況も異なっている可能性があります。

ここでは、まず、男女問わずみんなが共感する心理を考えてみましょう。

話がつまらない

自分の興味や関心がない話を長々と聞かされていたり、そろそろ話しを終わらせようと仕草などでサインをだしても構わず話し続けられると嫌になってきます。

そうすると、ついつい適当に相づちをうちながら苦笑いをしてしまいます。

嫌い、好きじゃない

これはきっぱりとした結果です。相手のことが嫌いで、苦笑いをするということです。何が原因かも考える必要はありません。ただ単に嫌いな人に対して見せる笑顔です。

つまり、あまり好きではない人と話さないといけない状況になったとき、苦笑いをしてしまうという事です。

無関心

先ほどは、会話の内容に興味がないという視点で述べましたが、ここでは、相手に興味がないという視点です。この場合、話ではなく相手そのものに興味がないということなので、どんな会話をしても弾むわけがありません。

少しでも関心があれば、疑問におもったことを聞き返すなどとして、話が続いていきます。しかし、相手に興味がなければ、たとえ疑問におもった点があったとしても聞き返すことはないでしょう。

そんな相手と話しをするとなると、どうしても表情が曇り、笑顔をつくっても苦笑いになってしまいます。

共通していえること

例としてあげた上記3つの心理状況で共通していることがあります。それは、どれも平和主義ということです。苦笑いというのは、マイナスなイメージの表情で、良い表情ではないことは確かです。

しかし、あまり好きではない相手でも、興味がない話をされても、その場の空気を壊そうとはしません。話に興味がなければ、その場から何もいわずに立ち去ることもできますし、嫌いな人とは一切口をきかないということもできます。けれども、そんなことはせずに、無理して笑顔をつくろうとします。

それが、うまくできずにひきつってしまい、苦笑いとなるのです。

笑わないという選択肢もある中、頑張って笑おうとするのは、相手との関係やその場の雰囲気を壊したくないという気持ちが根本的に存在しているといえます。

少し違った意味の苦笑いもある

しかし、最近の若者の間では、ノリで苦笑いという表情を会話の中でつくりだすことがあります。これは、相手と親しい関係性の上で成り立つことができる使い方です。つまり、あえて苦笑いをして、相手の笑いを誘うというものです。

ここまでの関係性ができあがるまで、時間はかかることでしょう。

男女別でみるとやっぱりちがう?

女性の場合

男女ではそこまで大きな違いはないとみられます。しかし、女性に苦笑いされると、それは完全に拒絶された状態です。男性のみなさんはこういった経験はありませんか?

気になる女性に何度も話し掛けたり、少ししつこくアプローチしてしまったりしたときに、苦笑いされた経験です。

好いてくれているという気持ちはありがたいが、嬉しくはないといった心理です。男性は、好意をもっている女性から苦笑いされないように気を付けましょう。

男性の場合

男性の場合は、照れ隠しをするときに、つい出てしまう表情のひとつであるでしょう。

誰かに褒められた、嬉しいことを言われたという状況の場合だとします。そのような時、本心は嬉しくて心から喜びを表現したいけれども、男性なので、かっこよく、クールさをアピールしようとします。

笑いたいけれども少し抑えた笑顔という表情が、苦笑いとなります。そこでうまく笑顔をつくることができれば、それは「照れ笑い」となるのですが、うまくつくれなかった場合は苦笑いとみられる可能性が大きくなります。

苦笑いの別の表現・言い換え方法は?

苦笑いという言葉には類義語もいくつかありましたが、それを言い換えるとするならば、「無理な笑顔」です。

緊張するときの苦笑い、恥ずかしいときの苦笑いなど、どれも心からの笑顔ではありません。つまり、「無理な笑顔」と言い換えるだけで、ひとくくりで色々な意味を持つことができます。

「苦笑い」と「愛想笑い」ってどう違うの?

「苦笑い」と同じく、「愛想笑い」という言葉も日常的によく使われます。

みなさんは、それぞれの意味をはっきりとわかりますか?おそらく、日本語には似たような言葉がたくさんあるので、それぞれの意味を曖昧に覚えたり使ったりしている人が多いでしょう。

では、「愛想笑い」との違いはなんなのでしょうか?

愛想笑いとは、人の機嫌を損ねないように浮かべる笑みです。一見、その場の空気を壊さないようにしているという点から、苦笑いと同じ意味にみえます。しかし、「人の機嫌を損ねる」という点に注目すると、大きな違いがあります。

愛想笑いは相手の機嫌を損ねることはありません。反対に、苦笑いは空気は請わなくても、相手の機嫌を損ねる可能性がおおいにあります。

この違いの差はとても大きなものです。

苦笑いが煩わしいと思われるのはなぜ?

初回公開日:2018年02月10日

記載されている内容は2018年02月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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