初対面で好印象な会話の仕方
初対面で好印象な挨拶
挨拶の仕方
初対面での第一声となる挨拶はとても大切です。初対面の相手が年配・同年代・幼児だろうと自分から率先して挨拶をすることで好印象を与えます。もちろん、挨拶は明るく笑顔でが基本です。せっかく自分から挨拶をしてもうつむいてボソボソとした挨拶では好印象にはなりません。
初対面での第一印象は10秒以内に決まってしまうといわれています。「初めまして」「こんにちわ」を爽やかな笑顔とハリのある明るい声で自然にできるように鏡を使って練習しておきましょう。初対面で「最高のあいさつ」ができれば相手もあなたに好印象を抱いてくれてその後の会話もスムーズに進められます。
自己紹介の仕方
初対面の人と会った時に自己紹介で名前と職業くらいをいうのは当たり前ですがそこにプラスして出身地や趣味、家族構成なども加えておくと相手の人が自分との共通項を見つけ出し、その後の会話につながりやすくなります。
また、自己紹介にユーモアを入れられたら、覚えてもらいやすいですし場を和ませることもできます。初対面の時はお互い緊張しているのでユーモアを挟むことでより好印象になります。
いつも顔が怖いと言われてしまう人なら、「佐藤です。チョコレートケーキが大好きです。」とか、毛深い人なら「鈴木です。1日1回剃らないと眉毛がつながります。」など、ちょっとした自虐ネタも交えて笑いを誘えるとなお良いでしょう。
突然ですと初対面で緊張しているところに笑いを誘えるネタなどなかなか思い浮かばないので自己紹介の時はこれを言うというのを前もって決めておく方が良いでしょう。
初対面で好印象な質問
初対面の人と話すとき、自分もですが相手も少なからず警戒心を持っています。なので、あまりプライベートな質問は避けましょう。特に給料や貯金など金銭面の質問は嫌がられます。
最も無難なのは天気の話題です。「昨日のゲリラ豪雨すごかったですね。大丈夫でしたか?」や「あちこち桜が咲いてきましたがお花見など行きましたか?」などです。また、自己紹介で趣味などを聞いていた場合にはそのことについての質問も良いです。自分の話をちゃんと聞いて覚えてくれていたという好印象にもつながります。
例えば、映画鑑賞が趣味と言った相手には「最近見た映画で一番のは何ですか?」とか読書が趣味なら「どんな本を読むんですか?」など相手の好きなことを話せば相手も話をしやすく会話も続けられやすくなるでしょう。
初対面で好印象な話題・ネタ
お互いの共通点を知る
初対面の相手との共通点を見つけるために、自分のことを知ってほしいと思っている方も多いでしょう。しかし、自分のことばかり話したり相手が興味がなさそうな話をずっと話し続けたりでは相手が飽きてしまいます。
お互いの共通点を知る上で他愛もない雑談のキャッチボールを大切にしましょう。雑談の中から共通点を探っていくと良いです。通勤で使っている電車が同じ、出身地が同じ、よく行くお店が同じ、趣味が同じ、好きなアーティストが同じ、お互い犬を飼っているなどです。
ただ、共通点がまったく同じなものではなくてもよいです。例えば、相手が香川県の出身で自分が愛媛県出身なら「四国出身仲間ですね」という共通点になります。また、相手が犬を飼っていて自分も昔飼っていたことがあれば犬が好きという共通点が見つかります。
聞き上手になるのも大事
初対面の人との共通点も見つかり会話も盛り上がってきたところで大事なのは「聞く」ことです。人は自分が話したい、自分の話を聞いてほしいという欲求があります。初対面でその欲求を満たしてくれる人に好印象を抱かないはずがありません。
聞き上手な人は「それ知ってる。行ったことある。」などと言って話を途中で遮らない、人の意見を「つまり、こういうことでしょう」と簡潔に整理しないということです。そういったことをする人とは話しづらい、話したくないという好印象どころか嫌悪感をもたれてしまいます。
また、タイミングよく相槌をうつことも大事です。「なるほど」「それはすごいですね」「それからどうなりましたか?」などあなたの話に興味があり、もっと聞きたいですという姿勢が好印象につながります。
たった1分で会話が弾み、印象まで良くなる聞く力の教科書
とても参考になる本でした。普段本など読まない私が、あっという間によんでしまう程興味深かったです。
初対面で好印象な服装は?
TPOに合った服装
初対面でまず目につくのは服装です。必ずTPOに合った服装で行きましょう。バーベキューなのにヒラヒラのスカートに高いヒールを履いていたり、彼のご両親との食事や友達の結婚式の参列で露出度の高い服装だったりはNGです。
また明るい色遣いの服装も初対面では好印象です。黒ばかり着ている=暗い人とはなりませんが、明るい色の方が第一印象としては良いです。ただし、明るい色を何色もつかいすぎて派手にはならないように気をつけてください。
また、服の色が与える印象効果というものもあります。
色が与える印象効果
初対面の時にまず目につくのは服装、特に色は印象的です。そこで、自分がこう見られたいということを意識してその色を積極的に取り入れるのもよいです。
「赤」は華やか、派手な印象を与え目立ちたいとき、自己アピールをしたいときに適した色です。「黄色」はコミュニケーションカラーともよばれ話しやすそう楽しそうと思われ初対面の人でも声をかけやすい印象の色です。「ピンク」は幸せの象徴色とされ相手に幸福感や癒しを与えるので初対面でも警戒心をやわらげ親しくなりやすい色です。
「緑」は安心感や調和を表す色で、落ち着いているけれどバランスよく調和のとれた人という印象の色です。「青」は心身の興奮を鎮め感情を抑える色で知的で冷静な人という印象の色です。「紫」は興奮の赤と落ち着いた青という相反する色が共存するためミステリアスで妖艶な印象の色です。
シーンごとに適した服装
友達と河原でバーベキュー
足元はスニーカーやヒールのない靴。温度が調節しやすいように脱ぎ着しやすいパーカーがあると便利です。色は汚れが目立ちやすい白などは避けTシャツや靴などに黄色、オレンジなど快活な印象の色をもってくることで話しかけられやすくもなります。
初回公開日:2018年02月09日
記載されている内容は2018年02月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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