人を好きになったことがない人を好きになった場合の対処法
人を好きになったことがない人を好きになる。これはお互いの年齢や立場にもよりますが、色々な意味で根深い要素を多く含んでいます。しかしもちろん誰に責められることではなく、悪いことでもなく、こういった状態になる可能性も人を好きになったことがない人は十分に考えられます。
世の中には色々な形の恋がありますが、人を好きになったことがない人という、この場合は少々特殊なアプローチ方法や進展させていくのに考えておくべきことがあるのも事実です。ここではこの「人を好きになったことがない人を好きになった」場合について、メンタル面や具体的な方法についても解説していきます。
人を好きになったことがない人の原因
人が人を好きになるという行動には非常に色々な要素が絡んでいます。故に、逆に人が人を好きになったことがないということも、同じようにその人に深い要因が隠れている場合がほとんどです。これについて最もその要因が疑われるのは幼年期や青年期に世間から受けた「トラウマ」や「経験」がそうさせると言われています。
しかしその理由は十人十色ですので人を好きになったことがない人という真相は完全に解明できていないのが現状です。
幼年期に虐待のようなものがあった
人間がこの世に生を受けて一番最初に人を信頼するのは通常の場合「親」です。親から生きるためのセオリーを徐々に教わり、最も信頼を置ける存在に親はなっていきます。しかし、現代のみならず、全体の数パーセントにおいてその信頼すべき親からの虐待を受けている子供が人を好きになったことがない人の中にいるのも事実です。
非常に悲しいことですがこういった場合、子供は人間不信に陥り、その後同じ人間であっても距離を開けてしまうようになり、人を好きになったことがない人のまま大人になるケースもあります。
青年期に失恋をした経験
恋の駆け引きをまだわかっていない青年期の場合、一度の失恋が後々に影響する非常に大きな心の傷になってしまう場合があります。この場合、正確には「人を好きになったことがない人」という題目からは外れていますが、大人になった時の人への気持ちに大きく作用するのは間違いありません。
こういった幼い頃のピュアな失恋というのは本人がそれを覚えていようと、忘れていようと心に大きく刻み込まれることが分かっています。そして物心をついてから恋をしようと考えても、この時の「フラれた」という経験がフラッシュバックしてしまい「また同じようになるのではないだろうか」と人を好きになったことがない人は心にブレーキをかけてしまいます。
思い描いていた人生と違った
恋というのは基本的に人間の行動の順番として、まずは普通に暮らしていける力があり、その後に位置しています。つまり、幼少の頃からずっと思い描いていた人生の形があり、成長と共にそれに「理想と現実」が存在することに気がつき始めます。すると生きるという人間の根本的な夢が崩れてしまい、その次にあるはずの「恋」という位置まで頭が進まなくなります。
これは中学生でも高校生でも社会人でも起こりうる可能性があることで、逆に言えば非常に責任感が強く真面目な人が陥りやすい状態です。ピュアな人が多く、自分がまだ人生をしっかりとできていないのに恋なんて早い、と人を好きになったことがない人は思い込んでしまいます。
人を好きになったことがない人フェイクの可能性も?
人を好きになったことがない、というのは相手にとって非常にピュアに映る場合があります。つまり、真面目なイメージを与えることができるとも言えます。ですので世の中には男女ともに自分のイメージアップを狙いアピールするために、本来は百戦錬磨の恋愛経験を持っていても、「まだ私、人を好きになったことがない人なんです」と演技をする人もいますので要注意です。
この場合、付き合っていくうちに次第にその化けの皮は剥がれていくものですが、もし事前に真実を知りたいからといって直球で過去の経験を聞くのはご法度です。もし本当に人を好きになったことがない人の場合は大きなショックを受けてしまう可能性があります。
人を好きになったことがない人の心理
人を好きになったことがないというのには個人差と価値観が絡んできます。好きという定義は曖昧なもので、お付き合いをしたら好きなのか、街を歩いていてふと「いいな」と感じたものも好きと定義するかにもよるからです。つまり、人を好きになったことがないというのはすべて「自己診断」ということになります。
このためこのように発言する人の年齢や立場は非常に大きな問題になります。12歳くらいの少年少女が同じことを言うのと、50歳の男性女性が人を好きになったことがないと言うのとでは意味が全く違ってくるからです。基本的に「好き」というのは「恋」に限りなく近い感情だと理解していると判断がしやすくなります。
人を好きになったことがない人はピュアだからこその危険性
生まれてから人を好きになったことがない人でも、個人差はありますが、年齢が成人を過ぎているような場合はその思考が強く固まってしまっている場合があります。つまり、この状態でもし何かのきかっけで人に恋をすると、それまで溜め込んでいた思いをすべてその人にぶつけることになります。
また、人を好きになったことがない人でも大人になっているのである意味の社会的な人生の駆け引きは把握しているため、場合によっては世間で言われているストーカーのような存在になってしまうこともあります。その裏には、ここまで誰も信じられなくてやっと自分は出会った、というある種運命的なものを勝手に強く感じてしまい、そのような行動にでてしまいます。
人を好きになったことがない人が好きになる瞬間・きっかけ
人を好きになったことがない人といういのは、言い方を変えると「心を閉ざしている」という表現もできます。つまり、その閉ざすキッカケになった「蓋」を誰かが何かのきかっけで開けた瞬間にその心は解放されたことになります。
この瞬間がいつ来るのか、どんなきかっけがあれば蓋が開くのかはきっと他人はもちろん本人でもわからないことです。もし人を好きになったことがない人をあなたが好きになったのなら、どうか焦らずに過去や現状を聞き出そうとはせずに、何気ない世間話や自分のことを話してあげてください。きっと少しずつですがその心の蓋のようなものの隙間が開いていくはずです。
人を好きになったことがない人は結婚できるのか
初回公開日:2018年02月22日
記載されている内容は2018年02月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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