自分を認める方法とは?
自分で自分を認めるにはまず、なぜ認められないのかを知る必要があります。理由はいたってシンプルで、あなたが自分の「ない」ところにばかりフォーカスしているからです。
スタイルがよくないから、美人じゃないから、気が利かないからなどと、自分に足りない部分を探しては集めているのが、今のあなたの状態です。
では実際に今よりスタイルがよくなれば、もっと美人に生まれていれば、あなたが自分を認めることができていたかというとそんなことはありません。こんなに努力したのに好きになってもらえない、こんなに尽くしたのに大事にしてもらえないと、自分の期待とは異なる現実を見せつけられるだけです。
「ない」にフォーカスしている限り延々と自分に足りない部分を探すので、あなたが自分を認めることはできません。自分で自分を認めるには、自分の「ある」にフォーカスすることが大切です。
潜在意識が重要な鍵!
自分の意識を「ある」にフォーカスするために大事なのが、潜在意識の書き換えです。いくら自分の「ある」にフォーカスし直したつもりでも、潜在意識に「どうせ私なんて」がある限り、本当の意味で自分を認めることはできません。
一時的に認めることができたような気になっても、また期待とは違う現実に「やっぱりここが足りないからだ」と元の負のループに逆戻りしかねません。意識の深いところにある「どうせ私なんて」を取り除く必要があります。
そのためには、自分を認めるような言葉を自分にかけていくことが効果的です。ですが今まで長年「ない」にフォーカスしてきた習慣を、一瞬で逆の習慣に変えることはできません。ずっと右利きだった人が、左で鉛筆を持てば違和感を抱いて当然です。
自分を認めるような言葉に、最初はザワザワすることもあります。その違和感は抱いたままで大丈夫です。焦らず続けていきましょう。
自分を認めるのに効果がある言葉とは?
では実際にどんな言葉が自分を認めるのに効果があるのでしょうか。これもいたってシンプルです。自分が本当はかけて欲しかった言葉を、自分にかけてあげるだけです。
例えば「かわいいね」「綺麗だね」といった言葉でもいいでしょう。「私はただ存在しているだけで、素晴らしい価値がある」「私はこのままで素晴らしい」と、そのまんまの自分をただ認めてあげるような言葉をかけてあげるのもです。
また何か失敗してしまった時や、つい自分を責めてしまいそうになった時は「ゆっくりで大丈夫」「焦らなくて大丈夫」「忙しいんだから仕方ないよ」と、相手に本当はかけてもらいたい言葉を自分にかけてあげるといいでしょう。
自己否定しがちな方へ名言とは?
それでもなかなかそのままの自分を認められないという方になのが、ひすいこたろうさんの言葉です。
長所はいいもの、短所は悪いもの(直すべきもの)とつい認識してしまいがちですが、短所が自分の愛されポイントだと気付けば、それまでの認識は180度変わります。今まで邪魔者のように扱っていた自分の短所が、急に愛しいものに感じられるはずです。
自分が人を好きになる時に、必ずしも完璧な人を求めているわけではありません。ところがこと自分のことになると、長所で好きになってもらい、短所はまるで相手に幻滅されてしまうかのように捉えてしまうことがあります。
相手は完璧なあなたを求めているわけではありませんし、完璧になったら誰かに好きになってもらえるわけでもありません。
「人は長所で尊敬され、短所で愛される」
・出版年 2017
・出版社 SBクリエイティブ株式会社
・著者名 本田晃一
・著書名 はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な法
・ISBNコード ISBN-10: 4797393432/ISBN-13: 978-4797393439
自分を認めるときの本とは?
自分を認めたい時に、とても本をご紹介します。
ゲスな女が、愛される。
なぜそのままの自分を認めることができると愛されるのか。それがわかりやすく書いてあるのがこちらの本です。
バーベキューでせっせとお肉を焼き、みんなの世話を焼いてあげられる気の利く女性より、ただ運ばれてきたお肉を楽しそうに食べているだけの女性の方がなぜかモテたという話もあるあるでしょう。
なぜ彼女たちは何もしないのに愛されるのか、なぜ自分はこんなにも努力しているのに愛されないのか。この本を読むと、自分を認めるためにしてきた努力がいかに無駄なものだったのかということが、本当に気持ちのいいくらいわかります。
そして読んだあとは、ダメな自分を変える努力をしようとはもう思わないはずです。そのままのダメな自分で愛されることを知るからです。
やばいです
価値観変わりました。
妹にあんたのことが書いてある本がある
って言われてプレゼントされました。
シンデレラはゲスデレラだったって
まぢで衝撃です。
でも納得できちゃう内容なのでおススメ
自分を認める力の付け方とは?
これまでご紹介してきた方法以外にも、自分を認める力を付ける方法があるのでご紹介します。すべてをやる必要もありませんし、どの方法がより効果的ということもありません。自分が無理なく、そして気分良くできそうな方法を見つけて続けていきましょう。
自分にいい子いい子をしてみる
自分で自分にいい子いい子をしてみるものです。一見とてもおかしな行動にも見えますが、あの松下幸之助さんも実践していた方法です。
実際に自分の手を自分の頭に乗せて、優しく労うようにいい子いい子してみましょう。そのまんまのダメな自分にいい子いい子、失敗してしまった自分にいい子いい子と、撫でてあげてるうちに心が落ち着いてくるのが感じられます。
この心が落ち着いた状態というのが、潜在意識レベルで自分を認めることができている状態です。最初は恥ずかしくても、続けているうちに自分を責める機会が減り、自分を認めることができるようになっていきます。
静かに瞑想をしてみる
1日に1回、お風呂の中や就寝前に瞑想をするのもです。瞑想をしてみると、普段いかに余計な心配や後悔を多くしているかを知ることができます。今日好きな人の前でしてしまった恥ずかしい失敗や、うまく接することができなかった後悔など、恋愛中は特に自分のダメなところに目がいってしまい、自己否定に陥ってしまいがちです。
それも恋愛の楽しみのひとつですので、恥をかくことやかっこ悪い自分を晒すことがダメなわけではありませんが、もしあなたがそれで過度に自己否定に陥ってしまうようであれば、瞑想によって一度思考をス有数させるのも効果的です。
ただ呼吸に集中し、今ここのあなたには何も問題がないことを感じてみて下さい。不安に思ってしまう未来も人からの評価も、それらがただの妄想だということに気付くでしょう。
好きなことに集中する
また、自分自身が夢中になれるようなことに集中するのもです。なぜなら、好きなことに集中している時間が楽しすぎて、自己卑下をしている暇がなくなるからです。
学校や仕事もあるので、日々の生活のすべてを今すぐ好きなことで埋め尽くすのは難しいですが、できる範囲からまずはやってみましょう。もし寝る前や、1人で過ごす休日などに悶々としやすいという方は、その時間を好きなことをする時間に変えてみましょう。
自分を認めることができない自分さえも認める
これまで色んな自分を認めるための方法をご紹介してきましたが、最後にとても重要なポイントがあります。それは、今まだ自分を認めることができない自分さえも認めてあげるということです。
少々ややこしいですが例えば、自分の「ある」にフォーカスしましょうというと、つい「ない」にフォーカスしてしまった自分を責めるということがあります。
そのまんまの自分にOKを出せないことや、自分の短所をやはり短所と思ってしまうことに、これではいけないとまた違う形で自分責めをしてしまいます。これまでずっと自分責めの習慣の中で生きてきたので、その習慣がなかなか抜けないのでしょう。
ですので、そんな自分にさえOKをどんどん出していきましょう。また自分を責めてしまった自分にもOK、口では「そのまんまの自分に価値がある」と言いながらも、まったく心では思えていない自分にもOKです。
初回公開日:2018年04月07日
記載されている内容は2018年04月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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