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人の話を聞く力の付け方・人の話を聞くのが好きな人の特徴

カテゴリ:人間関係

更新日:2024年10月23日

人の話を聞く力の付け方

では、人の話を聞くことが苦手な場合、どのように聞く力をつければよいのでしょうか。

そもそも、人の話を聞くことができないのは、その話題が退屈であるため、要するに自分にとって興味のないもの、どうでもいいことであるため、聞くことができないということです。興味のないことを聞き続けることは確かに苦行です。あるいは、上司からのくどくど長い説教も聞くことは苦痛でしょう。

こういった自分が聞く耳を持つことができない場合でも、話を聞くことができるように普段から聞く力を養っていきます。話を聞く集中力、話を聞いてまとめる理解力、そして会話を続ける質問力、この3つを磨くことで、話を聞く力を付けていきます。

人の話を聞く訓練・トレーニングの方法

前述した、話を聞く集中力、話を聞いてまとめる理解力、そして会話を続ける質問力の3つを高める具体的なトレーニング方法をみていきます。普段から無理せずできる内容ですので、人の話を聞く力がないなと感じる方はぜひお試しください。

話を聞く集中力を養う方法

人の話を聞くためにまず必要なことは集中力です。集中して話を聞いていないと理解することもできず、質問をすることもできないからです。話をボーっと聞いている状態というのは、大体、違うことを考えているか、あるいはもう何も考えていないかのどちらかになります。

第一にこの状況を作らないようにするトレーニングが必要です。まずは、相手が話をしている内容ではなく話し方に注目します。もちろんテレビのニュースでもかまいません。例えば、声の高低、身振り手振り、目の動き、イントネーション(アクセント)など、その人の話し方に必ず「特徴」があります。

そういうところに注目することで、会話そのものを聞く力が養われていきます。また、その話し手の話の運びが上手い場合、自分が話をする際への教材ともなります。

話を聞いてまとめる理解力を養う方法

お友達の中に、話がダラダラと続いて結局何が言いたいのかわからない人はいませんか。そういった人は、話の始まりから結果はわかっていても道のりが定まっていない人です。

話を上手く運ぶには相手が聞いていて飽きない話方をする必要があります。話上手になるためにも、話を聞いて理解しまとめる力が必要です。ニュースかトーク番組をみて、自分なりに再構をします。趣旨、面白み、誰が、どのように、と要点をまとめて人に伝えるように声に出してみてください。

端的にまとめることがポイントです。5分の番組を5分かけて説明するのはまとめたとはいいません。このトレーニングで、何を集中して聞いていれば人に話が伝わるのか、ということがわかります。すなわち、人の話を聞くポイントがわかるようになります。

会話を続ける質問力を養う方法

質問をしようと思うと人の話を聞いていないとできませんので、結果的に質問力を養う=人の話を聞く力を付ける、となります。

基本的には、いつ、どこで、何が、だれが、どんなふうに、なぜ、この5W1Hを機軸に質問をしていきます。そこにプラスして、自分の知識を絡めます。

例えば、「昨日食べたラーメン美味しかったんだよ」という話には、どこで、だれと、どんなふうに、なぜ、の4つが情報として抜けています。この4つにはそれぞれ、「どこのラーメン屋ですか」「ひとりで行ったんですか」「並びましたか」「そこ前から知ってたんですか」とそれぞれ当てはめて質問を作ることができます。 

そのラーメン屋が自身も以前行ったことがあったならば、そこから会話も膨らんでいきます。相手の話の情報の漏れを探すように、会話を聞いていくことが質問力と話を聞く力を養います。

人の話を聞くときの姿勢・態度

人の話を聞く力の付け方はわかりました。では、態度はどうでしょうか。相手が話をしたくなくなるような態度を無意識でとっていないでしょうか。好感の持てる、人の話の聞き方をみていきます。

相手の目をしっかりとみている

人の話を聞く態度の基本です。もちろん、説教の場合は目を見ることで反感を買ってしまいますが、目を見るということはあなたとの会話に集中しています、という意思表示ですので、目を見るようにしましょう。

適度に相槌を打つ

相手が話をしているときに、無言でいることは妙な空間です。かといって、何に対してもうなずいているようでも話を聞いていないように見えます。かるく、うんうん、とうなずいたり、驚く内容を相手が話しているのであれば同じように驚いたリアクションをするなど、会話を盛り上げるようにします。やり過ぎないように、がポイントです。

話の腰を折らない

相手が話をしている途中で、全然関係の無い話をしだす人がいます。あるいは、話こそしないけれども携帯をいじりだすなどしてしまっては、相手の話の腰を折っているのと同じです。相手の話の途中に何かどうしても反論したくなったとしても、一旦話が区切りを迎えるまでは人の話を聞くことがマナーです。

人の話を聞く事に関する本

人の話を聞く力を養う本が昨今良く出版されています。その中でもを3冊ご紹介します。

話し上手 聞き上手

初回公開日:2018年03月05日

記載されている内容は2018年03月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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