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陰険な人の特徴・陰険な上司との付き合い方・陰険な性格の特徴

カテゴリ:人間関係

更新日:2024年11月18日

周囲から距離を置かれている

陰険な人というのは、周囲の人々から一歩距離を置かれていることが多いです。

どれだけ内側の悪意を見せないように努めても、何らかの形で滲み出てしまうのが負の感情です。言葉の節々やちょっとした態度などから違和感を感じた人たちは、「なんだか怖いから深く関わるのはやめよう」と防衛本能が働きます。その結果、陰険な人とその周囲の人々の間には、どことなくよそよそしい雰囲気や妙な距離感があるものです。

新しい職場で、「なんかあの人に話しかける人少ないな」「飲みに誘われたけど、あの人には誰も声をかけていなさそうだな」などと感じることがあったら、その人は周囲から陰険な人と認識されている可能性もあります。慎重に様子を見ながら見極めていく必要があるでしょう。

陰険な性格の特徴とは

傍から見て、人を褒めるときに目が笑っていない人や、周囲から距離を置かれている人は陰険な人である可能性が高いと述べました。

それでは具体的に、陰険な人の内面に焦点を当てた場合、その性格にはどのような特徴があるのでしょうか。いくつか紹介していきます。

言いたいことは基本的に陰で

どれだけ腹黒いことを考えていても、表面的にはいい人と見られるように振る舞うのが陰険な人の特徴です。そのため、意見や苦情は真正面から相手に伝えず、陰で発散します。

ごく一部の気を許した人や、自分より弱い立場の人を相手に、その場にはいない人のことを徹底的にやっつけます。直接話せる人がいない場合は、SNSなど匿名の世界で言いたい放題に悪口を言います。このように、本人がいないところでは強気でいられるものの、いざ本人を目の前にすると急に態度を変え、肯定的な意見しか口にしなくなるのも陰険な人の特徴です。

ターゲットにされる側は、面と向かって言われていない分反論のしようがなく、ただじわじわとストレスを感じるばかりでいいことがありません。

他人の成功や幸福が許せない

陰険な人は、他人の不幸は大好きですが、他人の成功や幸福は許せません。そのため、他人の吉報を耳にしても「なんでこいつが」としか思えず、腹の中でその人の悪いところをネチネチとあげつらうようなことをします。

たとえば、「彼氏/彼女ができた」と報告すると一気に不機嫌になるのに、「別れた」と言うと目を輝かせて食いついてくる人などは、陰険さの片鱗があるでしょう。もっとあからさまな例で言うと、子どもが難関大学の受験に成功したと話したら、近所中に「あそこの家は子どもを裏口入学させるらしい」と根も葉もない噂が広まったなどの場合も、相手はまさしく陰険な人だったといえるはずです。

このように他人の幸せを許せないのは、自分の状況に不満があるからこそともいえます。陰険な人は、自分自身の問題を解決するための労力を他人の粗探しに向けがちです。

陰険な上司とはどう付き合えばいいの?

表面的には部下を想っているように見えても、言動の裏に腹黒さが見え隠れしている陰険な上司もいるでしょう。そんな上司とうまくやっていくためには、こちら側の接し方を工夫するしかありません。

上司である以上、部下は逆らえません。そのため、「陰険な上司をぎゃふんと言わせてやる」などという危険な思想は捨て去った方が身のためです。それよりも、いかに上司と接する時間を短くし、ストレスがかからないようにするかを考えた方が建設的です。

そのために気をつけるポイントが以下の三つです。

①言葉遣いや態度をとにかく丁寧にして接する。
②話を真面目に聞いているふりをする。
③報告事項や質問事項を簡潔にまとめるなどして、可能な限り接する時間を減らす。

どんな人でも、丁寧で礼儀正しい相手にはそこまで噛みつきません。嫌いな人にこそ笑顔で丁寧に接することで、説教などに時間をとられる無駄を省くことができます。

陰険な性格か判断するためのチェック項目とは

「この人は注意が必要かも」と感じても、陰険かどうかを判断するには難しいものがあります。そこでここからは、これに当てはまったら陰険な人である可能性が高いという判断基準を紹介します。

嫌がらせをする

気に入らない相手、仲が良くない相手に対して、裏で嫌がらせをしたり陥れようと画策したりしている人を目撃したら、まず間違いなくその人は陰険であると考えて良いでしょう。

嫌がらせでしか人の気を乱せないのは小物の証ともいえます。陰険な人は正面切って相手に挑む勇気がないため、コソコソと汚い方法をとることでしか相手との接触を図れません。

もしも職場で誰かの足を引っ張ろうと試行錯誤している人を見かけたら、そっと距離をとりましょう。

人の不幸が大好き

陰険な人の大好物は、人の不幸です。ミスをして上司に叱られた、恋人にフラれた、遅刻をしたなど、どんな内容であれ、人が困ったり悲しんだりしていると、格好の娯楽として食いつきます。

その反面、人の幸福には興味を示さないのも陰険な人の特徴的な性格です。いつもゴシップネタばかり話す人や、不幸話になると途端に興味津々といった体で話に参加してくる人には注意しましょう。

安全なところから相手を攻撃する

陰険な人は、なるべく自分の手を汚さずに人を攻撃しようとします。また、誰かを陥れたことが周りに知れて自分の立場を悪くするのを避けるため、自分は傷つかずにすむ安全なところからしか喧嘩を売れません。

やたらとSNSに他人の悪口を書き込んでいる人や、食事などの席でその場にいない人のゴシップネタを嬉々として披露する人などは、陰険な性格をしている可能性が高いでしょう。

陰険な人は刺激せずに放っておこう

初回公開日:2018年03月12日

記載されている内容は2018年03月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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