タイの曜日占いとは?
タイの曜日占いは、インドの占星術がルーツと言われています。1週間は7日間ですが、この7という数字が宇宙のリズムや周期を表す数字であると考えられており、そのため生まれてきた曜日も宇宙の影響を受けているのではないかと、そこから運勢を読み解くようになったのが曜日占いの始まりです。
タイでは古来からビルマ暦という暦が使われています。この暦では1週間は7曜ではなく8曜となっています。水曜日のみ午前と午後の2つに分けて考えるので、月、火、水(午前)、水(午後)、木、金、土、日で8曜です。
タイの曜日占いでは、それぞれの曜日の守護神や守護仏、また守護方位や乗り物、宝石、数字まで知ることができました。
月曜日生まれの人は?
タイの曜日占いで、月曜日の守護神はプラ・チャン、守護仏はプラプッタループ・ハームサムトーンです。守護方位は東、乗り物は馬、宝石はトパーズ、数字は15がラッキーとされています。
火曜日生まれの人は?
タイの曜日占いで、火曜日の守護神はプラ・アンカーン、守護仏はプラプッタループ・パーンサイヤートです。守護方位は南東、乗り物は水牛、宝石はルビー、数字は8がラッキーとされています。
水曜日(午前)生まれの人は?
タイの曜日占いで、水曜日(午前)の守護神はプラ・プット、守護仏はプラプッタループ・パーンウムバートです。守護方位は南、乗り物は象、宝石はエメラルド、数字は17がラッキーとされています。
水曜日(午後)生まれの人は?
タイの曜日占いで、水曜日(午後)の守護神はプラ・ラーフー、守護仏はプラプッタループ・パーンパーレーライです。守護方位は北西、乗り物はガルーダ、宝石はブラックストーン、数字は12がラッキーとされています。
木曜日生まれの人は?
タイの曜日占いで、木曜日の守護神はプラ・プルハット、守護仏はプラプッタループ・パーンサマーティです。守護方位は西、乗り物は鹿、宝石はジルコン、数字は19がラッキーとされています。
金曜日生まれの人は?
タイの曜日占いで、金曜日の守護神はプラ・スック、守護仏はプラプッタループ・パーンラムプーンです。守護方位は北、乗り物は牛、宝石はブルーサファイア、数字は21がラッキーとされています。
土曜日生まれの人は?
タイの曜日占いで、土曜日の守護神はプラ・サオ、守護仏はプラプッタループ・パーンナークプロックです。守護方位は南西、乗り物はフクロウ、宝石はアメジスト、数字は10がラッキーとされています。
日曜日生まれの人は?
タイの曜日占いで、日曜日の守護神はプラ・アーティット、守護仏はプラプッタループ・パーンタワーイネートです。守護方位は北東、乗り物はライオン、宝石はガーネット、数字は6がラッキーとされています。
ミャンマーの曜日占いとは?
ミャンマーの曜日占いも、タイの曜日占いと同じくインドの占星術が元となっています。ミャンマーの曜日占いでわかることも、タイの曜日占いの内容と同じものです。曜日もタイと同じく八曜日で考えられているため、八曜日占いとも言われています。
ミャンマーでは、日本人が当たり前に血液型や星座を知っているのと同じように、当たり前のように自分の生まれた曜日を知っています。祭事なども曜日で決めるほど、ミャンマーでは曜日占いはポピュラーな占いです。
マハボテとは?
マハボテとは、ミャンマーの言葉で「小さな鍵」という意味を持つ言葉です。タイやミャンマーでは曜日占いのことを「マハボテ」と言います。
「小さな鍵」という意味のとおり、自分の運勢の鍵を握るほど、生まれてきた曜日は重要だと考えられています。タイやミャンマーでの曜日占いは単なるお遊びの占いではなく、人生を左右するほどの大きな鍵なのでしょう。
初回公開日:2018年04月03日
記載されている内容は2018年04月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。