心眼の意味と力とは?
心眼とは、字の如く、心の眼です。心の眼で、物事を見ます。目に見えないものを見抜いたり、見えているものの真実を見抜いたりします。
人は、目で見ていることを信じ、見えないものは信じにくいです。しかし、見えているものとは、上部だけのことです。上部だけなら、いくらでも綺麗に取り繕えます。物事の本質を見極めて、上部だけで判断してしまわないようにしたいところです。
見抜く
心眼を使うと、物事の真実を見抜くことができます。だれしも心に眼を持っているのですが、きちんと使えなければ、閉じているも同じでしょう。
世の中には、情報が溢れかえっています。すべて鵜呑みにしていては、何が本当のことなのか分からなくなります。心眼で見ぬかなければなりません。
人づきあいにおいても、言っていることと行動が伴っていない人には、何か違和感を覚えることがあります。どこに偽りがあるのか、何を隠しているのか、心眼で見抜き、真実を突き止めましょう。
表面だけでは、本当のことは分からなかったりします。真実を、心眼で見なければいけないこともあります。できるかできないかで、物の見方も変わります。
騙されない
世の中には、騙そうとする人がたくさんいます。日常で言えば、セールスなどです。訪問や電話で、うまい具合に話を持っていきます。そんな言い回しも、心眼で見抜くことが必要です。だんだん話しに呑まれないよう、足場を固めましょう。
表面だけ良い人は、浅い付き合いでは分かりにくかったりします。そんな人とは、距離を置きたいところです。真心からの親切ではない、心からの笑顔ではないなど、心に偽りを持っている人などは、心眼で見抜く必要があります。疑うのではなく、その人を心で見ましょう。思いこみや、印象に振り回されることなく、自分の心眼で判断すれば、騙されることも避けられるでしょう。
心眼の鍛え方って?
心眼は、使わなければ意味がありません。いまいちよく分からない、何をどうすれば良いか分からない人も多いでしょう。心眼を鍛えて、物事の本質を見極めましょう。
心眼が鋭い人が身近にいれば、その人を見習うというのも良いでしょう。心眼についての書籍を読んでみるのも良いでしょう。知ろうとする気持ちを持つことで、情報が頭に入ります。そして、身に付けていくことができれば、心眼を鍛えられます。
自分を磨く
人を見る前に、まず自分を見なければいけません。自分のことを、自分が一番分かっていなかったりします。自分を認め、改め、真心で生きることは、心眼強化に繋がります。人の痛みを分かろうとしてみることや、辛いときに耐え忍ぶこと、嫌なことから目を背けないことも、心眼を鍛えられるでしょう。
言葉で言うのは、とても簡単ですが、実際にできるかどうか分かりません。その人の精神力で、できるできないが変わるでしょう。常に自分を磨き、精神力を高めていけたら素晴らしいです。
相手を見る
ふだん、誰かを見るときは、顔や服装をチェックすることが多いでしょう。目で見て入ってきた情報で、あれこれ考えています。
心眼を鍛えるには、相手の声に耳を傾けて下さい。いつもより声が小さければ、体調が良くないか、疲れているのかなど、感じます。笑顔で話したけれど、少し違和感があったのは、嬉しくないのに笑っていたからか、早く帰りたかったからかなど、読み取れます。
目で見ることも大切ですが、相手を感じることは、心眼を鍛えることに繋がります。心眼が鋭ければ、その人が放つ「気」を感じとれたり、読み解くことができるでしょう。
心眼がある人の特徴とは?
心眼が鋭い人、物事を見抜いてしまう人とは、どんな人なのでしょう。神秘的で、占い師のようなイメージもあるでしょう。実際、心眼が強ければ、人を占うこともできるでしょう。
心眼のある人の前では、何か見透かされているような気がするでしょう。良くないことをしていたなら、何か落ち付かない気分でしょう。見られていないか気になってしまいます。
心眼が鋭い人には、色々とわかるのでしょう。なので、少しドキドキしてしまいます。どれくらい見えているのか、分かってしまうのか、とても不思議です。
親指
親指を見てみましょう。第一関節に、目のような形がありますか。ごく稀に、第二関節に持つ人もいます。「仏の眼」や、「仏眼紋」などと呼ばれ、霊感がある人に多いです。霊感というか、神仏に守られている感じです。そんな人は、心眼も鋭かったりします。心で読み取ることに長けているのでしょう。人の気持ちを察することができる、感受性が強い人でもあるでしょう。
霊感があれば、自分の心眼に気付くのが早いとも言えるでしょう。仏眼紋はあるけど、何も感じたことが無いという人も多いでしょう。まだ気付いていないか、これから才能が現れるとも言えるでしょう。
神仏に守られているということを忘れずに、感謝の心を忘れずにいましょう。さらに加護されるともいえます。形の無いものなので、心で繋がっていけたら素敵です。
厳しさと柔和さと
心眼がある人は、色々な精神的苦痛などを乗り越えてきた人が多いでしょう。耐え忍ぶ忍耐力や、芯の強さ、揺るがない自分を持っているなど、苦労の間に精神も研ぎ清まされたのでしょう。武術などで、極限まで鍛えられた人、鍛え抜いた人も、心眼が鋭いでしょう。心身を鍛えるとともに、心眼も鋭くなっていくのでしょう。
どこか凛として、厳しさを持っているのに、柔和さが漂う人も多いでしょう。苦労を重ねると、人を労る心が身に付きます。人を見抜く心眼の中に、人を思いやる優しさがあります。心眼がある人は、神秘的だったり、魅力的な人が多いでしょう。
心眼の効果とは?
初回公開日:2018年03月15日
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