しかしながら女性は、この結婚および出産という劇的な変化を、あくまでも自然にむかえることができます。そういう意味では独身の時代が女性にとっての第一の人生、結婚や出産、そして子育てが第二の人生、そして子育てが終わってからの自由な時間が第三の人生と言えます。女性には、この三段階が与えられなければならないでしょう。
<女性>再婚
また、だれもが通る道ではありませんが、女性にとって結婚を経て、離婚を経て、さらに再婚をするという選択もあります。再婚にあたって問題となるのは、新しい夫と生活の基盤を築くことや、子どもがいる場合には、子どもを新しい家族の中でしっかり育てていくことです。
それを、自分の仕事と両立していくというのは大変です。また、再婚相手に連れ子がいる場合はなおさらでしょう。自分の子どもを守り、そして面倒も見て仕事も両立していくのは、当然臨機応変な女性でなければできないことです。
<年代別>第二の人生にしておくべきこと
ここからは男女関係なく、年代で考えたときに第二の人生において知っておくべきことはどういったことなのかを解説していきます。あくまでも一般的な年齢に応じた考え方についてのご紹介です。
30代での第二の人生
30代で第二の人生に突入できる人は、ラッキーなのではないでしょうか。今までの生き方を変えるというのは勇気がいることで、なかなか簡単にチャレンジできることではないと考える人が多いからです。
30代はまだまだ人生の折り返しにも至っていない年齢です。わたしたちは、20代で始める仕事からシフトチェンジをしたいときに、30代が限界だと思い込んでいる場合が多いのではないでしょうか。
30代はまだまだこれから
転職サイトなどを見ていても、新たにチャレンジするのは30代までというように書かれていることが多く、そこから自分の限界を決めてしまっている人がとても多いです。
当然、仕事にのみ言えることではありませんが、30代はまだまだこれから経験を積んで行ける年齢です。30代で転職を考えたり、30代で結婚出産を考えるなど、そういった場合はぜひ積極的にチャレンジしていただくのがいいのではないでしょうか。
そして、これまでの人生ではやったことがないことにも、ぜひチャレンジしてみていただくといいでしょう。
40代での第二の人生
女性にのみ考えられることですが、40代は女性にとって出産のリミットである年代です。
最近は医療も進んできていたり、安静に過ごせる環境も多くなってきていることから、40代後半になっても出産をする人が少なくない状況ですが、特に初産の場合は、40代での出産はそう簡単なことではないでしょう。
女性にとって、生涯子どもを持つのか持たないのかという選択は、とても大きな選択です。子どもを持った方がいい、持たなくてもいいという考え方について議論するのではありません。それはあくまでも自分ではなく、周りの考え方であるからです。
今回の人生をどのように生きていきたいかと考えたときに、40代でシフトチェンジをしようとしている方は、今までとは少し違う考え方をしてみるといいのではないでしょうか。
50代での第二の人生
50代で第二の人生を歩もうとしている方は、今まで頑張って生きてきたのではないでしょうか。
仕事においても家庭においても子育てにおいても、苦しいことも辛いことも、反対に楽しいこともたくさんあったはずです。ぜひ50代を過ぎて、第二の人生を考えるときには、冒頭でもご紹介したような、ずっとやりたいと考えていたけれどもあきらめてきたことを叶えてみてください。
もしくは、やらせてもらえなかったことを積極的にやり、反対にやりたくなかったのにやらせられてきたことを今後やめていく努力をしましょう。そうして自分の心や意思に従って人生を生き始めることで、これまでに感じることができなかったような人生の喜びがあることに気づかされることでしょう。
第二の人生に資格
これから第二の人生を送るという方には、どのような資格がいいのでしょうか。
ぜひ、生きていくための資格ではなく、人生を華やかにするための資格を取得するといいのではないでしょうか。自分の好きなことや、自分の趣味を極めるための資格です。
ワインが好きな方であれば、ワインアドバイザーやソムリエの資格を目指すのもいいでしょう。また、もう一度学問を学びたいという方は大学を受験してみてもいいでしょう。これまで生きてきた中で、人間の生き方や心の問題を乗り越えてきた方は、心理学を学び始めてもいいのではないでしょうか。
自分がやりたかったこと、そして今やりたいことをもう一度思い出してみてください。絶対に次の道は見つかるはずです。
第二の人生を送るのに海外の場所
第二の人生を送るのに適切な海外の場所は、いったいどこなのでしょうか。本記事では、セブ島での第二の人生の過ごし方について簡単にご紹介します。
セブ島は少し前の日本
近年、セブ島で第二の人生を過ごす男性が増えていると言われています。所帯を持っている夫婦ではなく、特に独身の男性です。
現地の女性と結婚をして、第二の人生を楽しんでいる男性が多くいます。しかし、年金暮らしの場合には、厚生年金や共済年金の受給者でなければ難しいでしょうし、円相場の変動によっても経済状況が変わります。
セブ島のあるフィリピンは、非常に親日度が高く、現地では日本料理を食べることもでき、日本料理を作ることができる家政婦さんを雇うこともできます。ぜひセブ島を、第二の人生のステージとして考えてみてはいかがでしょうか。
家族と真剣に相談しよう
初回公開日:2018年04月05日
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