説明力がない原因とは?
誰しも生活の中で、説明する場面は多いことでしょう。しかし、大事なことほど説明しにくかったり、伝わりにくかったりします。説明力がないと、相手に情報が伝わりません。なぜ説明力がないのか考えてみましょう。
説明が伝わらない
喋っているのに伝わらないのは、原因があります。話している内容が長すぎて、要点が分からないと感じることがあります。話が逸れて行き、結局は何が言いたかったのか謎のままのときがあります。聞く側の立場で話せていないので、「誰が何を」といった肝心なところが抜けていることがあります。
考えながら話してまとまらなくなったり、うまく伝えたいのにもどかしいです。聞いている人も、何が言いたいのか分からずモヤモヤするでしょう。
自信が無くて声が小さくなったり、途切れ途切れになってしまっては、よけいに聞きづらくなってしまいます。自信を持ってゆっくり話しましょう。
説明力がないだけで、自分にとっても相手にとっても良くありません。説明は、日常的にすることなので、きちんと内容が伝わるようにしたいところです。
説明力のトレーニング方法って?
説明力が無い人も、ある人も、さらに説明力を上げることで、充実感が増えることでしょう。相手にきちんと内容が伝わる喜びが味わえますし、相手も分かりやすい説明だと聞きやすいでしょう。説明力のトレーニングで、説明力をアップしてみませんか。
相手に言いたいことが気持ち良く伝わると、嬉しくなります。相手にも、好感を持たれるでしょう。説明力があるだけで、素敵な人に見えます。
絵など使うトレーニング
絵など使うトレーニングで、説明力を上げることができます。絵や、図形のようなものでも良いでしょう。用意した絵を、相手に見せずに説明してみましょう。相手には、説明だけ聞いて、どんな絵なのか描いてもらいます。ゲーム感覚で楽しめます。
相手に説明が伝わっていなければ、似ても似つかない絵になってしまうでしょう。けれど、説明ができていないとヘコむのではなく、どこが伝わっていないのか見きわめましょう。全体像を伝えていたのか、細かいところだけの説明ではなかったか振り返りましょう。
聞く側は、頭の中で、真っ白なキャンバスを広げてくれています。まったく違う絵ができたというなら、日常会話でも食い違いがあってもおかしくありません。どう伝えれば相手は分かりやすいのか考えながらトレーニングしてみましょう。
説明力向上に本3
説明力向上には、本を読むこともです。どんな本が良いのか見てみましょう。3をご紹介します。
本を読むと、説明力についてよく分かります。どのように改善すればいいのかなど、具体的に知ると実践しやすいでしょう。ぜひ、読んでみて下さい。
説明する力と問題解決力が1冊でビシッと身につく本
top3は、「わかりやすく説明する力と問題解決力が、1冊でビシッと身につく本」(知的習慣探求舎)です。項目ごとに分かりやすく書かれていて、いつでも読みやすい一冊です。楽しいイラストで、さらに説明力が上がっています。とくに職場で使えそうです。
内容は図などもありわかりやすくまとまっております。1つの項目が2ページで完結しているので見やすくていいのですがもう少し掘り下げて教えてもらえればという部分もありました。
言いたいことがキチンと伝わる説明力の基本
top2は、「言いたいことがキチンと伝わる説明力の基本」(工藤 昌幸 他1名)です。言いたいことを整理するという基本を学べます。専門的な言葉で書かれた難しい本より、初心者に寄り添った本だと言えます。
コミュニケーションさえ取れていればなんとかなるのでは?と思いがちですがそうではありません。こちらの本は自分の説明力がどれだけあるかテスト形式で試せたり、分かりやすく説明してくれているのでそばに置いておきたくなる1冊です。
説明力その説明はわかりやすい!と言われる話し方
気になるTop1は、「説明力―「その説明は、わかりやすい!」と言われる話し方」(福田 健)です。その名のとおりですが、わかりやすい説明の仕方が学べます。身に付けることで、人間関係までスムーズになっていきます。
説明力があるか診断できるチェック項目は?
自分には、説明力があるのか気になります。いくつかチェックしてみましょう。当てはまると感じるか見てみましょう。
1:話しているときに相手から、「結局、何が言いたいの?」などと聞かれますか
2: 相手の話しを最後まで聞かずに質問することがありますか
3:いつの間にか、話が違う方へ流れることがよくありますか
4:何もかも順番に話さないと説明できませんか
5:「えーと」など、必要ない言葉をよく使いますか
5項目ですが、Yesが多い人ほど、説明力が低いと言えるでしょう。詳しいテストなどで、分析して、弱点を強みに変えられると良いでしょう。普段の自分の話し方についての質問が多いので、答えやすいです。
初回公開日:2018年04月16日
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