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口は災いの元のエピソード例・経験談|仕事/海外/姑/恋愛

カテゴリ:自己啓発

更新日:2024年10月01日

余計な事は言わない方が良いです

口は災いの元という諺がありますが、口を滑らせて余計な事を言ってしまったがために窮地に陥る事は誰しも経験します。人間誰でも多かれ少なかれ軽率なところがあります。失言による失敗談を、口は災いの元エピソードとして紹介します。

仕事での口は災いの元のエピソード例

仕事中は、家にいる時や友達といる時と違っていつも緊張感を持っているから大丈夫、とは言えません。考えもしなかったときに言ってはいけないことを言ってしまうので、口は災いの元と言います。仕事の場も決して例外ではありません。この項目では仕事の場での口は災いの元エピソードを紹介します。

上司との間に起こった修羅場

今も昔も学歴は職場でも重要なステータスです。大企業だと学閥といわれ、コミュニティ化しているケースまであります。そのためコンプレックスに感じている人も、非常に多いのが現実です。

ある日、とある会社の営業部門で飲み会がありました。その飲み会の席で大学受験が話題になりました。そこである若手営業マンが粗相をしてしまいました。その若手営業マンは高校受験で大失敗した悔しさを糧に、大学は見事国立大学に合格したという話でした。失敗をバネにした、というありがちな話です。

しかしその後話を進めていくと、その新人営業マンの出身高校は営業部長と、同じ高校であることが判明しました。おまけに営業部長は高卒だったので、感じたコンプレックスは相当なものでした。二人の関係はその後、気まずいものとなりました。その影響もあってか、その新人営業マンは、地方の支店に異動を命じられてしまいました。

部下との間に起こった修羅場

とある大企業の課長は、同じ課のある新入社員に良い印象を抱いていませんでした。その課長は新人時代にバブル期を経験しました。当時は始発で出勤し、終電で帰宅するのは当たり前でした。ひたすら会社に貢献することを考えるのが美徳だと、その課長は信じていました。

一方、件の新入社員は、自分の父親が夜遅くまで仕事をしていても、不況を理由に簡単に退職させられたという現実を見ていたので、会社や仕事に対してドライな考え方を持っていました。そこで彼は毎日定時で仕事が終わるように上手く時間を管理し、帰った後は資格の勉強に使っていました。

ある日、職場の飲み会で課長は朝早く会社に来て、夜遅くまで貪欲に仕事をするのが、日本人の美徳だと新入社員に説教しました。その翌日、新入社員は退職願を出しました。その後、労働基準法違反だとして労基署の調査が入り、課長は元の平社員に戻ってしまいました。

雑談中に起こった口は災いの元エピソード

職場における口は災いの元エピソードはまだあります。お酒の席だけでなく、仕事をしている時間も油断してはいけません。たとえお酒を飲んでいなくとも、人間は勢いで口を滑らせて墓穴を掘ることはよくあります。

ある日仕事の合間の雑談で、いつも非番の日は何をしているか、という話になりました。ある女性社員は最近彼氏と旅行に行った話を自慢したところ、上司が怪訝な顔をしていました。旅行に行った日に、彼女は体調不良で休んでいたからです。彼女は体調不良だと嘘をついて旅行に行っていました。

彼女はその後上司にこっぴどく叱られ、職務怠慢で始末書を書かされた上に、その月の給料を幾らか引かれてしまいました。人間調子に乗ると良い事はありません。口は災いの元と言いますが、油断から生じてるとも言えます。

海外での口は災いの元のエピソード例

口は災いの元エピソードは日本国内だけとは限りません。海外でもよくあることです。文化が違うので、日本人から見たら、何でもない事でも、海外ではタブーという事はよくあります。言語や文化の数だけ口は災いの元のエピソードは存在します。この記事では日本国内とは一味違う、口は災いの元のエピソードを紹介します。

北米でのエピソード

ある日、何人のビジネスマンが集まってお酒を飲んでいました。そして、その場にいた一人のビジネスマンは熱狂的なヤンキースファンでした。先日の試合で宿敵であるレッドソックスを破った試合の話を得意げに話していました。

しかし席にいたビジネスマンの多くは、レッドソックスファンでした。ヤンキースファンとレッドソックスファンは、日本での巨人ファンと阪神ファン以上にライバル意識が強いです。ハリウッド映画では険悪な仲である事を暗示するために、登場人物をそれぞれヤンキースとレッドソックスのファンに設定するほどです。

お酒の席はそれまで楽しい雰囲気でしたが、一気に険悪な雰囲気になり、最終的に口喧嘩に発展しました。終わってみれば非常に後味の悪い飲み会になってしまいました。海外ではスポーツ関係の話でも、口は災いの元のエピソードには事欠きませんので注意しましょう。

ヨーロッパでのエピソード

ヨーロッパは近年、地域の統合が進んでいることや、他の地域からの移民に比較的寛容なことから、アメリカ以上に多様な人種や文化が入り乱れています。世界で最も口は災いの元のエピソードに事欠かない地域と言えます。

ある日、ヨーロッパの歴史について数人の学生が語り合っていました。その時に日本から来たある学生が、ヒトラーについて全てを否定すべきではない、世界恐慌からドイツを救ったという面もある、とやや肯定的な意見を言いました。

その時他の学生の表情が強張り、それ以来その学生は日本に帰るまで仲間外れにされてしまいました。ヨーロッパではヒトラーやナチスの話には、細心の注意を払わなくてはなりません。日本の東条英機の扱いとは比べ物になりません。一部の国ではナチスの鍵十字の旗を掲げただけで、罪に問われる事すらあります。

口は災いの元の経験談

筆者の友人にも愚かな人間はいます。愚かな人間は注意力が散漫で、軽率な性格の人が多いです。この項目では筆者の友人が経験した、口は災いの元のエピソードを紹介します。

筆者の友人が大学四年生の時に、就職活動をしていた時のことです。筆者の友人は希望している会社の社風にマッチしたのか面接試験を次々と突破し、最終面接に漕ぎつけることができました。最終面接では会社の社長が面接官でしたが、質問にしっかりと答えることができてかなり良い雰囲気でした。

最後に、就活生から社長に質問をする時間になりました。ここで筆者の友人は油断してしまいました。なんとここで、休日や残業時間に関する質問を社長に対して質問してしまいました。

その時、社長には苦笑いされ、翌朝不採用の通知が届いたとのことでした。筆者の友人は今でもこの事を後悔しています。

口は災いの元を実感した失敗例

ここで筆者自身の口は災いの元だ、と後悔した経験談を紹介します。筆者は職場で、資格関連の話で失敗してしまいました。

筆者はある日、プログラミングの資格を取得しました。その資格は勉強を始めてから数週間で、通勤時間の合間に地道に勉強したおかげで合格できました。ある日、社長から資格の取得についてお褒めの言葉を預かった時、あんな資格少し真面目にやれば誰でも、数週間で取得できると言ってしまいました。

しかし職場の同僚に件の資格試験に受かることができずに、悩んでいる女性社員がいました。その女性社員は筆者にとって気になる存在でしたが、それ以来その社員は筆者に対してよそよそしい態度しか示さなくなり、その後人事異動の影響もありその女性社員とは疎遠になってしまいました。

筆者はなぜあんなことを言ったのか、と後悔しました。口は災いの元とは、このことを言うのかと痛感しました。

初回公開日:2018年05月01日

記載されている内容は2018年05月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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