刺々しい性格をしている人は、いつ、誰から攻撃されても反撃できるように、常に周囲の人の粗を探しています。他人を観察して粗を見つけておくことで、攻撃されたと思ったときに反撃の材料として使うためです。
人を褒めない
刺々しい性格の人は、常に他人の粗を探しています。これは他人に対してマイナスの印象を集めるということなので、その相手に対してはマイナスの印象しか持つことができなくなってしまいます。そのため、素直に人を褒められなくなってしまいます。
マイナスの印象を持った人と接するときには刺々しい態度で接してしまうことが多いです。また、マイナスの印象を持っていることでその人の悪口や噂話しをしやすくなってしまいます。
相手を追い詰める
刺々しい性格をした人が攻撃的な態度を取るのは、他人の攻撃から自分の身を守るためでもあります。このとき、半端な攻撃の仕方をすると、その場で相手を負かすことができても再び攻撃をされてしまう可能性があります。
なので、他人から攻撃を受けた場合は、もう相手が逆らってくる気がなくなるほど完璧に打ち負かす必要があると刺々しい性格の人は考えてしまいます。そのため、普段の観察によって溜め込んだ他人の粗を使って、必要以上の攻撃をしてしまうことがあります。
刺々しい言い方の特徴
刺々しい人の言葉は攻撃的であることが多いです。話し方が攻撃的となってしまうには、いくつかの特徴が原因があります。
相手より優位な立場でいたい
刺々しい言葉を使う人は他人からの攻撃から身を守るために使います。このとき、相手に負けてしまうと、相手よりも立場が下となってしまうことがあります。
プライドの高い人や、立場や状況によっては相手よりも立場が下になってはいけない人たちなどは意地でも優位な立場を確保しようとするため、追い詰められると非常に攻撃的で刺々しい態度となってしまいます。
このようなタイプの人は攻撃対象と目的がはっきりしているため、「あなたのこのような部分が嫌」、「あなたは前にもこのようなことをした」など、名指しで具体的な内容を話してくることが多いです。
自分が偉いと思っている
自分の方が偉いと勘違いしていると刺々しい言葉遣いとなってしまうことがあります。自分が相手よりも偉い場合、その人からの印象をあまり気しないような接し方をしてしまう人もいます。なので、相手よりも偉いと勘違いしている人が、相手のことを見下して刺々しい態度となってしまいます。
このような場合は、「私はこう思う」、「私ならこうする」など、自分の方が能力が高いということをアピールしてくるようなネチネチとした物の言い方をしてくることが多いです。
男女別刺々しい人との付き合い方
刺々しい人は周囲を見渡すと1人くらいはいます。なので、嫌な思いをしなくても良いように、刺々しい人との付き合い方や対処法を用意しておく必要があります。
友人
友人の中に刺々しい人がいる場合は、まず距離を取りましょう。職場などではないため、無理に接触する必要はありません。距離を取って、刺々しい人が攻撃的になるタイミングを観察しましょう。
刺々しい態度が特定の人にだけ向けられているものであれば、距離を詰めても大丈夫です。そうでない場合は、どのような接し方をすると攻撃対象とされてしまうのかを見極めましょう。刺々しい態度になる規則性が見つけられない場合は、なるべく近づかない方が良いでしょう。
彼氏
恋人から刺々しい態度を取られている場合は、原因を知る必要があります。もしかすると、自分が彼氏に対して嫌われるようなことを気がつかないうちにしている可能性もあります。
また、彼女という親密な関係であることに甘えて、職場や学校などであった嫌なことを彼女に八つ当たりしている場合もあります。原因がわかれば、その原因を取り除くことで彼氏の態度が直ることもあります。
彼女
彼女が刺々しい態度を取ってくるからといって、彼氏は反発して同じように攻撃的な態度を取るわけにはいきません。なので、彼氏は彼女の刺々しい態度に対して冷静に対応する必要があります。
そのためには、感情的になってしまわないように、彼女の態度に応えるときには一呼吸おいて冷静さを保って対応するようにしましょう。
上司
職場の上司が刺々しい人であった場合は、距離を取ったりすることが難しく、仕事をしている以上は接触を避けることもできません。このような場合でも、できる限りは距離を取るようにしましょう。
用事がないときはなるべく距離を取って話しかけられないようにしたり、忙しいふりをしたりして声をかけにくい雰囲気を作りましょう。
どうしても会話をしないといけない状況では、必要な情報以外は聞き流すつもりで会話しましょう。仕事で必要な情報さえ聞ければ、その他に刺々しい言葉が飛んできたとしても無視しておきましょう。
刺々しい話し方の直し方
初回公開日:2018年04月14日
記載されている内容は2018年04月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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