保守的な人はとても真面目です。変化を嫌い新しいことを苦手とする一方、慣れていることや自分の持つ常識の範囲内のことはそつなくこなします。真面目な性格なので、会社内ではとても重宝され上司に可愛がられたり、職種によっては立身出世を遂げることも珍しくありません。
真面目なことは保守的は人の長所のひとつでもあります。時には人に正論を諭しすぎて浮いてしまうこともあるので気をつけましょう。
特徴6:流行に左右されない
保守的な人にとって移り代わりの激しい流行はあまり興味のない対象です。ファッションの面ではいわゆる「コンサバ」を好む傾向にあるので、同じ服を色違いで購入したり同じ形のものばかりになったりします。
流行に流されずに自分なりのおしゃれを楽しむ人が多く、奇抜なアイテムを取り入れたりもしないので周囲の評判は良い場合も多いです。若い人でもいわゆる「お母さん世代」受けの良いファッションです。
特徴7:頑固
保守的な性格の方は自分の中の揺るぎない常識を全ての軸にしているので、頑固な一面もあります。今の現状を守ろうとするので少しはみ出したことをひどく嫌ったり、怖がったりします。しかし、一度自分の中で納得できたり、決めるとさいごまでやり通す強さも持っています。
特徴8:環境の変化を嫌う
環境の変化を嫌い、また変化に弱いのも保守的な人の特徴です。意識的にしろ無意識にしろ現状を維持しようという気持ちが強く働くので環境の変化にはとても敏感に反応します。
私たちは誰でも知らない世界や環境の変化を怖がる気持ちを持っていますし、現状を維持しようとする気持ちが働きます。しかし保守的な人はその気持ちが大らかな人たちに比べると強く、過剰に反応する傾向にあります。
特徴9:安定を好む
保守的な人にとって一番重要なのは安定です。平穏無事で波風の立たない毎日を求め、人生の安定を目標とします。
仕事を選ぶ際も安定しているかどうかが一番大きなポイントとなり、新しい職種や比較的自由な発想が求められる職に保守的な性格の人はあまりいません。良い職に就き、結婚し子供を育てるという王道を好み、転職や起業など自分の人生でリスクを負うことを嫌います。
特徴10:人の目を気にする
判断の基準が常識であることが多い保守的な人は、人の目をとても気にします。
人の目を気にしすぎて思うように振る舞えなかったり、思ったことを言えないと言うこともよくあるでしょう。
保守的な性格の「頑固」や「柔軟性がない」と言う部分を自分で上手にコントロールできれば優しく真面目な性格なので、職場にいても頼りにされたり部下に慕われたりすることも多いでしょう。
保守的の類義語と反対語
保守的と言う言葉を他の言葉に置き換えられたり、または反対の意味を持つ言葉を使って表現することができれば語彙の広がりを感じることができます。正しい類義語と反対語を覚えて言葉を使いこなせるようにしましょう。
保守的の類義語
保守的と言う言葉は今ある現場を維持する、改革を避けると言う意味を主としますがその言葉の指す範囲は広く、文脈や受け取る側の気の持ちようで意味が異なります。まずは保守的と似た意味を持つ類義語を見ていきましょう。
実際に使用する場面ではどの意味を持つのか状況や会話の流れで判断します。
堅実
「堅実」とは、リスクを負わず手堅く確実なことを表します。「堅実な人」などと使用されることが多く、ほとんどの場面で褒め言葉として使われます。無理をせず、着実に進む性格であったり危なげなく物事を進める人に対して使われる言葉で保守的とは似通った部分も多いです。
無難
「無難」は堅実と同じく危なげのない確実な様子を表しますが、もうひとつ「欠点がない」と言う意味を持つ言葉です。
無難と言うと良い言葉に聞こえますが、使いようによっては「欠点がない代わりに長所もない」と受け止めることもできます。いわゆる「適当」と言うことです。
何かを選ぶ時、ぴったりの物がない場合「無難に選ぶ」と言ったりもします。多少マイナスの意味を含む言葉ですので、使い方には十分注意をしましょう。
真面目
保守的な人の性格でもある「真面目」も同じような意味を持つ言葉として使われます。保守的の持つ意味の一部分ですから、まるきり保守的と入れ替えて使うことはできませんので注意しましょう。
「真面目」は褒め言葉として使われますが、真面目さが行き過ぎて融通がきかない様子は「真面目過ぎる」と表現され褒め言葉には分類されません。真面目な性格でもある程度の柔軟さを持つことが人間関係を円滑に進めるコツです。
初回公開日:2018年08月06日
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