Search

検索したいワードを入力してください

スピリチュアルの観点から見る因果応報を解説|報いは本当にあるの?

カテゴリ:スピリチュアル

更新日:2024年01月07日

「本当に因果応報というのは存在するのだろうか?」
「前世での悪い行いって一体何なんだろう?」
「今の自分にできることは何かあるだろうか?」
因果応報について、このような疑問をお持ちではありませんか。

この記事では、日常生活でもよく耳にする「因果応報」について、スピリチュアルの観点から解説します。因果応報とは何か、因果応報は本当にあるのかについて、また、嘘をつくと巡ってくる因果応報や、恋愛についての因果応報など、ケース別にわかりやすく解説しています。

この記事を読むことで、因果応報について理解し、自分の人生を大きな視点で見ることができるようになるでしょう。因果応報について知りたい人はぜひチェックしてみてください。

因果応報は本当にあるの?

皆さんの周りでは、人を苦しめた人がお金をたくさん儲けたり、人を傷つけた人が裕福な生活をしていたりしていないでしょうか。一方で、人に優しく接している人が、いじめにあったり、真面目な人が報われない人生を送っていたりすることも多いのではないでしょうか。

このような不平等で理不尽な世の中に「因果応報なんてない」と思う人もいるかもしれません。

ここでは、報いを受ける人と受けない人との違いや、スピリチュアルの観点から見た因果応報の考え方について詳しく解説します。

報いを受ける人と受けない人との違い

「悪いことをしたのに、あの人はなぜ報いを受けていないのか」と思った経験はありませんか。

自らの行いに対して、いつどんな報いを受けるかは人それぞれです。

同じ報いを受ける人もいれば、異なる報いを受ける場合もあります。周りからはその人が報いを受けていないように見えていても、見えていないところで全く異なる報いを受けている可能性があるでしょう。

また、いつ報いを受けるのかという時間差もあります。悪いことをした後すぐに報いを受けるとは限りません。すぐに報いを受けなかったために、周りから報いを受けない人のように見えていたとしても、数年後、数十年後に相応の報いを受けるということもあります。

スピリチュアルでは来世への持越しという考えもある

因果応報とは、自分の行いが必ず自分に返ってくるということです。

スピリチュアルの世界では、善悪を問わず、今世での行いは来世に持ち越されて報いを受けるという考えもあります。それはつまり、前世での行いの報いを今世で受けているということでもあります。

いつも良い行いをすることを意識することで、前世での罪を償うことができ、来世でも良い行いに対しての報いを受けることができるでしょう。

因果応報について

因果応報とは、善い行いをすれば良い報いが、悪い行いをすれば悪い報いが返ってくるという仏教の教えです。お釈迦様は因果応報は必ずあると説いています。

ここでは、因果応報に関連する言葉の意味をいくつかお伝えします。

因果とは何か

因果とは、仏教の教えで物事の「原因」と「結果」の関係を意味する言葉です。

因果の「因」、すなわち「原因」は、悪いことと考えられがちですが、良いことも含まれます。何事も原因があるから結果があり、原因無くして起きる結果はありません。

因果の「果」、すなわち「結果」は、原因がもたらす報いのことです。こちらも悪いイメージで捉えられがちですが、そうであるとは限りません。良い行いをすれば良い結果を、悪い行いをすれば悪い結果を招くことに繋がります。

カルマとは

カルマとは「業」という意味があり、仏教では「行い」を意味しています。

このカルマをスピリチュアルの視点で解釈すると、前世から今世に持ち越した因果関係であると言えるでしょう。前世での「思い」や「行い」は魂に深く刻み込まれ、今世でのその人の性格や役割を形成します。

カルマはこの世の全ての人が持って生まれてきます。そのため、自分のカルマについて理解することが大切なのです。

カルマメイトとは

カルマメイトとは、前世からの関係を持つ因縁の相手のことです。前世でお互いに傷つけ合っていた関係で、その関係が消化できずに今世にまで引き継がれて出会います。

このカルマメイトは、親子や夫婦であることが多く、カルマを消化するまで離れることができない関係です。カルマを消化すると、すんなりと離れられたり、とてもよく分かり合える仲になったりします。

よく喧嘩をしたり、憎しみあったりする関係は、カルマメイトである可能性があります。その場合は前世と同じように憎しみ合うのではなく、お互いを思いやり大切にすることが重要です。

【ケース別】スピリチュアルの観点から見る因果応報

因果応報とは、「原因があって結果があること」という意味を持つ仏教の言葉です。自分の善悪の行いに対して、相応の善悪の結果が自分に返ってくる法則です。

ここでは、スピリチュアルの観点から見た因果応報について、ケース別でお伝えします。

嘘をつくと巡ってくる因果応報

嘘をつく人の因果応報は、その人も周りから騙され、誰からも信頼されない孤独な未来が待っているということです。

このカルマを消化するためには、世のため人のために貢献することが必要です。今世でどれだけ良い行いをして、魂を成長させられるかが、私たちの生きる意味でもあります。

良い行いの中でも、特に良いとされているのが陰徳です。陰徳とは、人に気付かれないところで徳を積むことです。人には知られないところで奉仕活動や寄付活動を行ったり、身近な小さなことでも人助けをしたりすることで陰徳は積めるのです。

今世で自分の行いを改めなければ、来世に持ち越しになり、そのカルマは何倍にも大きくなって自らに降りかかります。

初回公開日:2022年07月16日

記載されている内容は2022年07月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。