服についたカメムシは「もっと周りの人に頼って」ということを意味するスピリチュアルメッセージとされています。
悩みや心配事があっても全部自分の中にため込んで、1人で苦しんでいたりしませんか。自立しているのは立派なことですが、抱え込みすぎてパンクしてしまわないように、たまには身近にいる信頼できる人に相談したり頼ったりしてみましょう。
カメムシを雨の日に見たとき
スピリチュアルの世界では、雨は「浄化」のシンボルとされています。そんな雨の日に「危険」や「深刻」を意味するカメムシを見たのなら、「今までため込んできたネガティブなものを洗い流してしまうように」と告げられているのでしょう。
雨の日は気分がふさぎ込みがちになる人もいるでしょうが、精神を浄化するチャンスと前向きに捉えて、雨の日を楽しむと良いでしょう。
カメムシが飛んでいるのを見たとき
カメムシが複数で飛んでいるのを見たときは、スピリチュアル的には金運ダウンのサインとされています。
日頃のお金の使い方をふり返ってみて、無駄遣いしているところはないかチェックしてみましょう。自分にとってためになるようなお金の使い方ができるように、根本からお金について見直しするチャンスです。
カメムシに関する伝説
山梨県にはカメムシにまつわる伝説が残されています。その内容は以下の通りです。
昔、山梨県のとある村に平四郎という男が住んでいました。ある日、彼は村の金持ちの土蔵に忍び込んで盗みを働いたという無実の罪で捕らえられ、処刑されてしまいます。
平四郎は死に際に、村人に対して強い恨みの言葉を残しました。その翌年、村には強い悪臭を放って畑を食い荒らす、見たことのない虫が大量に発生します。平四郎の呪いであると恐れた村人は、小さなお堂を建ててその霊を鎮めたと伝えられています。
このとき建立されたお堂は「オオガ堂」と呼ばれていますが、オオガ虫とはカメムシの方言名の1つと言われているものです。そのためこの話は、カメムシによる農作物の被害と怨霊を結びつけた伝説と考えられています。
カメムシのスピリチュアルな意味を理解しよう
カメムシはスピリチュアル的に「危険」や「深刻」を伝えるものとされています。しかし悪いことばかりではなく、状況によっては良い意味に転じることもあるため、深刻に捉えすぎることなく冷静でいるようにすると良いでしょう。
カメムシは悪臭を出すため嫌われることも多い昆虫ですが、スピリチュアル的観点では、私たちに役立つメッセージを届けてくれる存在でもあります。カメムシのスピリチュアル的な意味を知り、上手に生活していくためのヒントにしていきましょう。