「生きているのがつらい、楽になりたい」
「自殺したその後ってどんな世界？」
「スピリチュアルで考えたとき、自殺することにはどんな意味があるんだろう」
このように、頭に少しでも自殺というワードが浮かんでしまっている人はちょっと待ってください。自殺を考えてしまう人は、人生を真面目に生きている人なのでしょう。それゆえ、悩みやつらい思いが大きくなりすぎてしまうのでしょう。
しかし、現世から逃れ死んでしまえば楽になれるのでしょうか。
この記事では、スピリチュアルの観点からみた自殺や、自殺者がその後どんな世界に行く可能性があるのかなどを解説します。
この記事を読むことで、自殺者の未来や魂はどうなるのかなどがわかります。
もし、自殺ということが頭にある人はぜひ、読んでみてくださいね。
自殺した後はどんな未来がある？
もし、自殺をしたとしても、肉体は無くなりますが魂は残ります。そのため、自分が死んでしまったことに気付かないことがほとんどです。そして、誰にも助けを求められない状態で迷ってしまったり、その場から動けなくなったりしてしまうこともあります。
自分の状態が把握できないため、首吊りした人のその後は、首吊りを繰り返し、飛び降りをした人は飛び降りを繰り返すのです。
そのため、自殺者はその場から動かず、なにもわからないまま苦しみ続けるといわれています。
スピリチュアルな観点から考えられる自殺後の未来
それでは、自殺者にはどんな未来が待っているのでしょうか。ここでは、スピリチュアルな観点から、3つの未来を紹介します。多くは、今の苦しみから逃れるために自殺を選んでしまうのでしょう。
では、自殺をしたらその苦しみから逃れられるのか、気持ちが癒やされるのか、自殺後の未来をみてみましょう。
成仏できずに彷徨う
自殺者の魂は、成仏するのは難しいといわれています。魂が自分が死んでしまったことを理解できなかったり、生前にあった死にたくなる理由を忘れられなかったりして、とどまり彷徨ってしまうからです。
また、ふらふらと彷徨わなかったとしても、その場にとどまって動けなくなることもあります。
身体の痛みが無くなる
また、自殺したときにあった身体の痛みは無くなります。自殺が成功してしまえば、痛みを感じる肉体から魂が離れてしまうからです。
しかし、身体が無くなっても、あるはずもない痛みに苦しむ人もいるそうです。もし、あなたがそのタイプであれば、さらにつらい思いをしてしまいます。
悲しみや恨みは生前のまま
そして、自殺をしたとしても精神的な面はそのまま残ります。自殺を考えた理由「苦しい・悲しい・つらい」などの感情は、魂だけになっても覚えているのです。しかも、そのつらい時間のまま止まってしまいます。
そして、死んでしまうと、人に相談することも眠ることもなくなります。永遠に1人で考えたり、思いを巡らせたりする時間が続くのです。そのため、生前よりも苦しく、つらい時間が押し寄せてきます。
死してなお、魂は苦しみ続け解放されることはないのです。
悪霊になってしまうのか？
スピリチュアルの世界では、自殺者は悪霊と呼ばれるものになってしまう場合があるといわれています。そのようになるのは、自殺後に受ける苦しみに耐えられなくなった場合です。
自殺者は、生前に受けていた苦しみよりもはるかにつらい思いをしなければいけません。その苦しみは耐え難く、人によっては、永遠に付きまとってくるものです。それに耐えられなくなり、パニックを起こしてしまうと豹変してしまう場合があるのです。
自殺と自然死のスピリチュアル観点からの違い
スピリチュアルの世界では、自殺と自然死の違いは死んだときに持っていた「思い・考え」です。自然死は、全身の機能が低下し死に至ることで「老衰」や「平穏死」がこれに当たります。
自然死の場合、穏やかな気持ちで亡くなる方が多いのに対し、自殺者は深い悲しみや苦しみを持ってなくなることが多いでしょう。そのため、魂の落ち着く時間に違いが生じます。
自殺者の魂は、その悲しみや苦しみを引きずり、さらに苦痛を与えられることになるので穏やかさを得るのには長い時間がかかるのです。
自殺をすると永遠に成仏出来ないのか？
自殺者でも成仏することはできますが、とても長い時間がかかることがほとんどです。成仏するには、魂を穏やかにしなければなりません。しかし、自殺をすると穏やかさを取り戻すためには、大変な苦労と時間を要します。
誰とも話さない、気を紛らわすこともかなわない空間で、生前より大きくなってしまった苦しみを乗り越える必要があるのです。それは、冷静になれる、大きな苦痛がやってくるといったことを繰り返します。
乗り越えるのは並大抵ではありません。しかし、これを乗り越えなければ成仏はできないでしょう。魂を救う方法はつらく、厳しい道のりなのです。
スピリチュアル的には自殺で楽にはなれない
初回公開日：2022年09月22日
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