喧嘩別れした後の男性の心理とは？復縁までの手順も紹介

それでは、喧嘩別れしないためのポイントを細かく解説します。

喧嘩をする際には、言葉のチョイスに気をつけましょう。中でも喧嘩別れのきっかけとなるのは、「一緒にいると疲れる、ストレスがたまる」などの言葉。

もしあなたが、恋人に「一緒にいると疲弊する」なんて言われたら、別れるしかないのではないかと考えてしまいませんか。喧嘩別れしないためには、別れることを連想させる言葉は使わないことが大切なのです。

ただし、相手に改善を要求しているならこの限りではありません。

「いちいち詮索されると、一緒にいて疲れてしまう。これからも良い関係を続けるために、詮索するような言動を控えるか減らしてほしい。」など、きちんと説明すれば別れを連想されることはないでしょう。

この場合、一言一句丁寧に説明することが大切です。

男性は、女性よりもプライドを傷つけられることを嫌う生き物です。

女性よりも社会的な評価に重きを置いている男性は、プライドや自己愛が高まりやすい傾向を持っています。

そのため、彼女の発言でプライドを傷つけられたと感じると、別れを決断しやすいのです。

彼に愛想を尽かされることがないようにするためにも、相手のプライドを傷つける言葉は使わないようにしましょう。

特に別れを切り出されやすいケースは、「あなたは私より収入が少ないよね。もっと頑張ったほうが良いんじゃない？」など収入や仕事に関する発言。

収入や仕事に対する発言はマウントとして受け取られやすいので、相手を見下すような物言いは控えたほうがいいでしょう。

また、「友達の彼氏はレディーファーストができるのに、どうしてあなたはできないの？」のような、他人と比較する発言もNGです。

相手の家族や親友など、大切に思っている人のことを悪く言うのは控えましょう。

例えば、彼の親友を下げるようなことを言うと、「俺の大切な人をそんなふうに言うなんて、この子は性格が悪いのかな…。」と思われたり、自分で選んだ相手を貶されたことで、自分自身を否定されたように感じるからです。

彼といつでも良好な関係を築きたいと考えているのであれば、相手が大切に思っている人の愚痴を言わないことが一番です。

嫉妬心の強い女性だと、彼の女友達を警戒するあまり「あなたの友達の◯◯ちゃんって、ぶりっ子だよね。あんな性格の悪い子と関わらないでよ。」などの悪口を言ったことが原因で振られてしまうこともあります。

相手を貶すような物言いは反発されやすいので、「私、ヤキモチ焼きなの。女友達と仲が良いのは分かったけど、少しだけ会う頻度を減らしてくれない？」など相手を下げない言い方をしましょう。

喧嘩は、主観的になりやすいもの。さらに物の見方は個々人のパーソナリティや立場によっても変化するので、「どちらが正しい・悪い」といったジャッジは機能しないことがほとんどです。

むしろ、喧嘩の内容がどちらの責任なのかをジャッジしようとすると、答えがないことで喧嘩がこじれてしまうでしょう。

喧嘩をこじらせて別れることがないようにするためには、喧嘩の原因がどちらの責任か追及しないことが大切。

また、喧嘩の最中でも自分に非があれば認めるようにすると、喧嘩がきっかけで彼の愛情が強まることもあります。

出典: 夕日に向かって浜辺に立ちすくむ女性の写真素材 - ぱくたそ

喧嘩をする上でもっとも重要なポイントは、気持ちをぶつけないことです。

まず、喧嘩は相手の問題を改善してほしいと考えるから起こるもの。

相手の問題を改善してもらうためにも、喧嘩をするときは自分の気持ちと改善策を提示するだけにとどめ、気持ちをぶつけないようにするのが良いでしょう。

そうは言っても、喧嘩中は感情的になってしまうものです。

どうしてもカッとなって気持ちをぶつけてしまいそうになったら、「今感情的になりそうだから、少し時間をちょうだい。」と言って15分程度の冷却時間を置くと良いでしょう。

心理学の臨床現場でも用いられるテクニックなので、ぜひ試してみてくださいね。

過去の喧嘩内容に不満を持ち続けていた場合、新しい喧嘩がきっかけとなって、以前揉めた内容を持ち出したくなってしまうこともあるでしょう。

ですが、このやり方は彼に「すでに解決した内容をまた持ち出してくるなんて、面倒くさいな。」と思われ、別れを決断されてしまうこともあります。

喧嘩別れをしたくないと考えているのであれば、以前揉めたことを持ちださないようにしましょう。この行動には「喧嘩で勝ち目がない」と悟ったときに取りやすい特徴があります。

勝ち目がないからといって過去に相手が怯んだ内容を持ち出すと、相手もうんざりしてしまうでしょう。

男性は女性に比べると論理的思考を求める人が多い場合があり、以前の内容を持ち出されることに対して「論点をズラされている」と考えてしまい、感情的なあなたに幻滅するかもしれません。

喧嘩がこじれて埒が明かないようであれば一定期間、冷静になる時間を設けましょう。

15分冷却時間を設定するのも良いですが、その後も話がまとまらないのであれば、その日のうちに答えを出そうとしても難しいでしょう。

そうであれば、日を改めて話し合いをするほうが良い答えを出しやすくなります。

本来、怒りは2時間以上持続するものではありません。一晩以上時間を置くことができれば、自然と冷静になることができるはず。

冷静になって喧嘩の内容を振り返れば、あなたはもちろん、彼も「言い過ぎたかもしれないな。」と考えられるようになるでしょう。二人にとって最善の答えを出すためにも、すぐに答えを出そうと焦らないようにしてくださいね。

喧嘩を丸く収めたいと考えているのであれば、妥協や譲歩できるところを探すと良いです。

人間誰しも、ひとりひとり培ってきた経験や価値観があります。

そのため、あなたにとっては常識であっても、他人が必ずしも同じ考えであるという保証はないのです。他人をすべて思い通りにすることは不可能ですから、ある程度譲歩する必要があるでしょう。

彼と良好な関係を築きたいと願っているのであれば、自分の常識を相手に押し付けたり、自分の価値観で相手の価値観を測らないように気をつけましょう。

もちろん、自分の意見をすべて我慢する必要はありません。それでも、ある程度の妥協と譲歩が上手くやっていくコツと心得ておきましょう。

出典: 手を握ってデートする二人の写真素材 - ぱくたそ

大好きな彼と交際するなら、喧嘩別れすることがないように気をつけたいもの。

そうは言っても、やむをえず喧嘩別れしてしまうこともあるでしょう。その場合は、正しい手順に沿って行動すれば、復縁することが可能です。

男性は、女性よりも過去の恋人に未練を持ちやすい傾向があると言われています。
元彼女と復縁するより遥かにハードルが低いので、悲観的にならないようにしましょう。

手順を守って、大好きな彼とヨリを戻してくださいね。

それでは、喧嘩別れした後に復縁する手順を解説していきます。