お金の使い方が下手な人の特徴
みなさんは、お金の使い方に自信はありますか?自分が貯金や節約が苦手だと感じる人は、お金の節約や貯金よりもお金の使い方に問題がある可能性があります。では、お金の使い方が下手な人の特徴とは一体どのようなものかをご紹介していきたいと思います。
ギャンブルや酒タバコへの過度な出費
パチンコ・ギャンブル・酒・タバコ・宝くじは、ある程度までなら趣味やたしなみとしてという部分がありますが、それに依存してはただの浪費に他なりません。
モノの価値を考えずに買ってしまう
たとえば、買い物に行ったときに、気に入ったものを値段や価値を顧みずにすぐ衝動買いしてしまう人はこれに当てはまります。これも浪費になるため、気をつけなければならない点です。また、すぐ近くにスーパーがあるのにコンビニで便利だからと飲料水などを高額で買ってしまうというのもそうです。コンビニでは500mlのペットボトルが100円から120円で売られていますが、スーパーにいけば2Lペットボトルが99円で買えたりします。この4倍の差を顧みずに便利だからと高いほうを選んでしまうのはもったいないことです。もちろんどうしても急を要する場合は仕方ありませんが、普段は絶対に避けるべき行為です。
必要以上にケチな人
一見倹約家で貯金ができそうに見えますが、ケチすぎるのは考え物です。もし大型の家電を買う際、値段をケチり中古で型の古いものを購入したとします。しかし古いがために電力消費量は悪い上に数か月で壊れてしまいましたでは、結局また新しく新品なものを購入しなければならなくなりかえって逆効果です。ですので、モノの価値と費用対効果を考えたうえで、適切な品質なもの見極めるというのも大変重要です。安ければなんでもいいというのは、価値に対する思考を放棄しているのと同じため、本質的には浪費してしまう人と同じです。
お金の使い方がわからない人への改善策
お金の使い方が下手な人の特徴を紹介してきましたが、それを克服するにはどうしたらいいのでしょうか?それはズバり、お金にこだわりすぎないということです。
お金にこだわってしまうと、お金を得る・使うということに制限を設けてしまいます。それはせっかくの選択肢をせばめることにもなるのです。自分がお金を使うとき、いったいなんのために使うのか、それは本当にお金のかかることなのかということを考えることができるようになることでお金の使い方が下手な人から脱出する一歩になります。
そこからさらにもう一歩飛躍するためには自分のやりたいことを明確化することです。ただ漠然とお金がほしいと思っていても、お金に対するイメージが湧かず、貯金するのも運用するのも上手くいきません。自分は~がしたい→そのために何が必要なのか→その中の一つとしてお金が必要→具体的に~円必要→ではそのお金を~で捻出しよう
このように、上から順番に考えていくということが重要です。そうすれば、具体的な金額がわかるため、そのために必要な行動も明確に計算することができます。これが定まっていないと、途中であきらめてしまったり、必要以上に労力をかけて無駄なお金を貯めたり使ってしまったりしまいます。ですから、具体的な目標を定めてお金を使うことは、かえって貯金することにもつながるのです。この本質を理解すれば、お金に振り回されることなく、しっかりとした軸を持ちながら生活することができます。
それがお金の使い方が上手になるための重要なポイントです。
20代にお金の使い方とコツ
もうそろそろ新社会人が会社デビューをするという時期ですが、これから給料をもらいに行く新社会人は、お金とどう使っていくのがいいのでしょうか。実際に紹介していきます。
少し家賃が高くても会社から近いところに住むべし
家から会社への通勤時間はとてもネックになります。会社から15分の所に住むのと家賃を安くするために1時間の所に住むのとでは往復で1時間半の差になります。一見大したことないように思えるかもしれませんが、1か月で30時間近くになるのです。この時間があれば絶対に有効活用できると思いませんか?確かに電車の中でも本を読んだりノートパソコンで資料を作成することなど多少はできるかもしれませんが、静かな家でやるのとでは明らかに作業効率が違います。それだったら、多少のお金を投資してでも時間を買うほうがかえってオトクなのです。
コンビニはなるべく使わない
会社の近くにあるコンビニで昼食を買っていますという方はたくさんいらっしゃると思います。しかし、これは非常にもったいないことです。コンビニ弁当は割高のため、お弁当の人とコンビニ弁当の人では1年で大きく差が出てしまいます。しかし、上記のように時間をおお金で買うという投資もご紹介しました。もしそのことをふまえるなら、人間関係づくりも踏まえて近くのファミレスや定食屋に仕事仲間をといくのはどうでしょうか。これなら割高な食費を払っても、弁当を作る手間や時間のほかにその価値を人間関係の構築分にも充てることができてると言えます。
このように、一工夫するだけで賢く様々なものを得ることはできます。
失敗への投資をする
金銭感覚を身に着けるためにはどうしたらいいか?それはお金で失敗することです。
若いからこそ、若いうちにお金で失敗することをします。若いころは貯金もほとんどないため、失敗したといっても数万円から数十万円というところです。これが、若いころ貯金ばかりしていてお金をちゃんと使ったことがなく、30代になって初めて大金を使ったときに大失敗して数百万円を失ってしまいましたというのは笑い事では済みません。そうならないために、傷の深くならないうちに傷を負う体験をしておくべきです。人間は失敗をしなければ物事を本質的に学ぶことはできません。ですから、一通り自分の使いたいものにお金を使ってみる、そして多少の失敗をしてみるというのも必要な経験であり、後々大きな財産になります。
お金の使い方で参考になる本
ここまでお金の使い方や向き合い方について書いてきましたが、より深くお金について知ってもらうため、わかりやすく説明されている本を簡単にご紹介したいと思います。
「十年後お金持ちになる人 貧乏になる人
この本では、お金を使うということに対してフォーカスを当てられています。お金の使い方によって自分のお金に対する意識が変わります。節約しすぎるのも、心がすり減ってしまいます。そうならないためにバランス良くお金の使い方と向き合っていくにはどうしたらいいかが書かれています。
「自分の価値を最大限高めるためのお金の使い方」
もしあなたが1万円を持っていたらどんな風に使いますか?使い方によっては本来の1万円よりももっと大きな価値を生むことだってある、そのためにどうしたらいいかを具体的に紹介しているのがこの本です。
「お金はいつも正しい」
初回公開日:2017年01月31日
記載されている内容は2017年01月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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