自分を好きになるには
「自分を好きになる」ために
「自分が嫌い」「あの人みたいになりたい」「生まれ変わりたい」そんなふうに思ったことありますよね。この記事を見ている方はきっと「自分を好きになる」方法を知りたいと思っているはず。どうすれば自分を好きになれるのでしょうか。
自分を好きになりたい、でもどうすればよいか分からない、自分に自信を持ちたい。そもそもあなたは自分のどこを好きになれないのでしょう。「容姿」「性格」「能力」「対人関係」…、自分の気に入らないところをあげればキリがないかもしれません。「理想の自分」を想像すると、それとは真反対にいる、あるいは届かない現状の自分が見えてしまいます。だれかと比べて劣等感を感じたり、だれかに認めてもらいたいと思ったりしますよね。
では、どうすれば自分を好きになれるか。その答えは、「嫌われる勇気」をもってください。
「自分を好きになる」のに、「人に嫌われる勇気」?と思ったかもしれません。あるいは、「嫌われる勇気」という言葉を聞いてピンとくる方もいるでしょうか。
そうです、これから紹介したいのは「アドラー心理学」。
アドラーの心理学に基づいて自分を好きになってみましょう。
「アドラー心理学」とは
アドラーとは、20世紀初頭のオーストリアの精神科医です。フロイト、ユングと並んで「心理学界の三大巨頭」の一人と称されています。フロイトの「原因論」の考えに対立し、「目的論」という独自の観点から人の心理を分析し、「アドラー心理学」として世界中に広まりました。ヨーロッパでは絶大な支持を集め、日本でも近年、岸見一郎と古賀史健の共著『嫌われる勇気』によって50万部以上の大ヒットを記録し、その存在が広く知られるようになりました。
「自分を好きになる」には現状の自分に目を向ける
ある一人の少女がいます。彼女は「赤面症」といって、人と話すと顔が赤くなってしまうので、片思いの男性に話しかけることができません。その原因を、一般的な精神科医であったら、「人と話すのに不慣れな環境で育ったせい」とするところを、アドラー心理学では「彼女が赤面症を必要としているから」と捉えます。
意中の人と話せないのは赤面症のせい、とすることで男性に話しかける勇気を持たずに済み、「赤面症がなければ付き合えるかもしれない」と希望を持たせることができます。つまり、失敗することを怖れ、言い訳のために彼女は赤面症を必要としているのだ、と。
意識を変えた彼女は男性に勇気を出して話しかけます、そのとき彼女はもう赤面症を必要としなくなりました。治ったかどうかはわかりませんが彼女にとってそれは意識の外へ行くのです。
これまでの自分は、今後の自分がどう生きるかになにも影響しない
引きこもりの男性に対しても、過去のいじめやトラウマに原因をもとめるのではなく、今「引きこもっている自分」を必要としているのだと、アドラー心理学では考えます。引きこもっていれば親が心配してくれる、社会で失敗することもない、ために引きこもっている自分を必要としているのです。つまり、過去ではなく現在の自分に問題があると考えます。今、自分を変えたいなら過去を言い訳にするのではなくいまの自分をどうにかする必要があるのです。
「自分を好きになる」ためには、意識を変えなければいけません。
アドラー心理学で「自分を好きになる」
「自分を好きになる」には?という問いにアドラー心理学によって一つの解決策を探ってみましょう。
アドラー心理学で大事な観点は3つあります。
・すべての悩みは対人関係の悩みである
・自分と他者の課題を分離する
・他者に貢献する
アドラー心理学ではまず、ひとの抱えるすべての悩みは「対人関係の悩み」である、と断言します。いやいやそんなわけないよ、と言う人もいるかもしれませんが、そう断言します。仮にあなたが宇宙でただ一人の存在であったら、悩みをもつことはないのです。「孤独」という意識さえもつことはありません。自分が孤独であるという意識は、だれかの存在を知ってはじめて生まれるものです。自分に劣等感を持つのは、「自分にはないものを持っているだれか」を意識することで生まれます。
「自分を好きになる」ためのコツは、「人との関わり方」に目をむけることです。
すべての悩みは対人関係の悩みである
「人間の悩み」は、「対人関係の悩み」です。そして、「対人関係の悩み」は、「競争」によるものであると言います。「競争」することで、他者が「敵」に見え、他者が「敵」に見えることで、現実は厳しいものになります。
そのため、「競争」から解放されるためには、ものの見方を変えること。他者を敵と思うのではなく「味方」と思うことです。
競争する相手は他のだれかではなく「自分」なのです。まわりはみんな味方であり仲間です。他人とくらべると「劣等感」をもつことはありませんか?「劣等感」をもつこと自体は悪いことではありません。「理想に届かない自分」を意識し、さらに励むこと。もっと勉強しよう、もっと可愛くなろう、もっと努力しよう、と健全な「劣等感」をもつことは努力の気つけになります。
しかし、その劣等感を他の誰かに対して感じるのは間違っています。「負けた」「惨めだ」という状態に陥ります。他人に対し「競争」を意識し、「敵」となる危険があります。
自分と他者の課題を分離する
あなたはあなた、他人は他人。あらゆる人間関係のトラブルは、他者の課題に土足で踏み込むことーーあるいは自分の課題に土足で踏み込まれることーーによって引き起こされます。とアドラーは考えます。相手の課題には協力はしても介入はしない。あるいは自分の課題にも介入させないことが重要だとします。
「人に嫌われる勇気」を持ちましょう。人があなたをどう判断するか、は他人の問題であって、あなた自身はどうしようもないのです。「相手が自分をどう評価するか。その決定に自分はどうしたって関与することができない」ですからそこでやきもきする必要はありません。
他者に貢献する
自分を好きになる努力をしよう
自分を好きになるとは
これまでのアドラー心理学の考えを見てきていかがでしたでしょうか? なるほど、と思う方もあれば、うーんと首をひねる方もいるでしょうか。あなたが「自分を好きになる」には、自分の悩みがどこから生まれてくるのか考えなければいけません。すると、見えてくるのは他人の存在ではないですか?だとすると、他人の存在をどう捉えるか、がひとつのカギとなります。
「自分を好きになる」ために「嫌われる勇気」をもつこと。嫌われる勇気とは決して、人の嫌がることをしようとか利己的に生きようとかいうものではありません。「他人の評価に執着しない」ということです。
あなたは「自分を好きになる」ために他にもさまざまな記事や本をあさるかもしれません。その中の一つの発想、方法として「アドラー心理学」を是非知っておいてもらいたいです。
「自分を好きになる」勇気
「嫌われる勇気」とはある意味「自分を好きになる勇気」ともいえるかもしれません。結局は意識の問題とも言えます。まとめればすごくシンプルです。
自分を好きになるには、自分を好きだと思ってください。その勇気を持ってください。
初回公開日:2017年03月06日
記載されている内容は2017年03月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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