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知ったかぶりしてしまう原因・仕事で知ったかぶりする人の対処法

カテゴリ:人の心理

更新日:2024年06月08日

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知ったかぶりとは?知ったかぶりをする人の特徴と対処法

学生時代や幼少期であればそんなに気にしなかったかもしれませんが、社会人になると「無知=恥ずかしい」と感じる方も、多くなってくると思います。

確かに、物事などについて知らないことがあるのは、良いことではありません。周囲の人や会話の相手などよりも知らないことがあるというのは、恥ずかしいと感じることかもしれませんね。

「無知=恥ずかしい」という考え方などから、知らないことがあっても、知っているふりをしてしまう方も多いと思います。
しかし、知っているふりをすることで、話が噛み合わなかったり、誤った内容を喋ってしまったりする可能性もあるので、知ったかぶりにはデメリットやリスクがあるのも事実です。

今回は、そんな「知ったかぶり」という行為をテーマにして、知ったかぶりをしてしまう人の特徴や心理、また知ったかぶりをする人に対する対処法などをご紹介していきます。

知ったかぶりとは

知ったかぶりとはどのような行為なのか、まずは言葉の意味や定義について確認していきたいと思います。

「コトバンク」では、「知ったかぶり」という言葉の意味について、「知りもしないことを、さも知っているかのように振る舞うこと。(※1)」と掲載しています。

冒頭でもご紹介したように、知らないことを隠して知っているように振る舞う行為のことを、「知ったかぶり」と表現するするのが一般的です。

このことから、「知ったかぶり」という言葉は、言葉の本来の意味と日常的な使い方にはそんなに大きな差や違いはなく、「コトバンク」で掲載されていた意味が、そのまま日常的にも使われる「知ったかぶり」の意味となっていると言えるでしょう。

知ったかぶりをする人の特徴・心理

続いて、知ったかぶりをしてしまう人の特徴や言動、心理について見ていきましょう。

どのような言動を取る人が知ったかぶりをする人か考えていくことで、より具体的に「知ったかぶり」という行為がどのようなものなのか、理解できるかもしれませんよ。

知ったかぶりをする人の特徴・心理【1】:自分を良く見せたい

知ったかぶりをする人の特徴・心理【2】:専門用語や難しい言葉を好む

上記でもご紹介したように、知ったかぶりをする人の中には、相手に自分を良く見せたいという気持ちを抱いている人もたくさんいます。「知的」「頭が良い」といったイメージを相手に抱かせることもまた、自分を良く見せる方法の1つでしょう。

知ったかぶりをしてしまう人の中には、周囲の人に知的だと思われたいという人もいるようです。その為、自分が頭の良い人間であることを見せつけようと、専門用語や難しい言葉を好む傾向があります。

知ったかぶりをする人の特徴・心理【3】:負けず嫌い

知ったかぶりをしてしまう人には、負けず嫌いな性格の人が多いとも言われています。どのようなことに関しても、相手に後れを取ることが許せない人の場合は、ちょっとした会話や世間話であっても、相手よりも自分の方が知らないことが多いと、許せないと感じることがあります。

その為、知らないことや分からない話でも、それを相手に悟られることを避ける為に、ついつい知ったかぶりをしてしまうのです。

知ったかぶりをする人の特徴【4】:仲良くなりたい

上記では、ライバル心や競争意識から、つい知ったかぶりをしてしまう人のケースをご紹介しましたが、反対に相手と仲良くなりたい為に知ったかぶりをしてしまう人も存在します。

人がお互いの心の距離を近付けるには、思考や考え方が同じであることが重要となってきます。誰でも、自分の意見に共感してくれる相手に対しては交換を抱きやすいものですし、反対に批判や否定ばかりしてくる人に対しては、不快感や嫌悪感を覚えるものです。

知ったかぶりをする人は、相手と仲良くなりたいあまり、本当は知らないことでも、知ったかぶってとにかく共感をすることで、距離を縮めようとしている場合があります。

知ったかぶりをする人への対処法

知ったかぶりは、時には迷惑な行為でもあります。世間話やちょっとした会話であれば、知ったかぶりをしてもそんなに問題にはなりませんが、仕事の場合はまた別です。知ったかぶりをすると、意味が噛み合わなかったり、指示の内容を誤って理解してしまったりする可能性があり、仕事でのミスやトラブルに繋がる危険性もあるのです。

そこで、知ったかぶりをしてしまう人にどのように接すれば良いのか、対処法をご紹介していきます。

知ったかぶりをする人への対処法【1】:確認する

相手が明らかに知ったかぶりで会話をしようとしている時は、本当に理解しているか確認するのも、1つの対処法です。しかし、「本当に知っている?」などとストレートに確認するのは、少々やりづらいかもしれませんね。

方法は、詳細を相手に質問してみたり、より詳しく掘り下げた話をしてみたりといった、それとなく確認する方法です。その際、もし知ったかぶりをしていると判明しても、あまり厳しく問い詰めないようにしましょう。人間関係にひびが入ってしまう可能性があります。

あくまでも自然に、やんわりと確認するだけでも、知ったかぶりをしている人は内心とても気まずいと感じているはずです。懲りてその後は知ったかぶりをしなくなるかもしれませんよ。

知ったかぶりをする人への対処法【2】:1対1で会話をしない

知ったかぶりをする人との会話で最も危惧することが、指示や内容を誤って理解していることに気付かずに会話が成立してしまうことだと思います。上記のような状況を回避するには、1対1では会話をしないようにすることをします。自分以外にも他の人が会話に加わってくることで、自然と会話の内容を確認することがしやすくなりますし、より話を掘り下げて知ったかぶりを暴くことも可能です。

知ったかぶりをする人と1対1での会話を避けることで、会話の内容を誤って理解してしまうリスクが減るので、より性格な指示を出したり約束をしたりもしやすくなるでしょう。

知ったかぶりをする人への対処法【3】:受け流す

重要な内容の会話でなく、世間話であれば、思い切って知ったかぶりをする人の発言を受け流してしまうのも、1つの対処法です。

知ったかぶりをする人を相手に、知ったかぶりを一々気にしていると、精神的に疲れたりイライラしてきたりするかもしれません。仕事などの重要な会話であれば、知ったかぶりをしたまま話されると後々大きなトラブルへ発展する可能性があるので、困りものです。しかし、世間話であれば、知ったかぶりを気にしなくても、大した問題にはならないでしょう。

どうでも良い内容の会話であれば、相槌を打つなどして、適当に受け流すことで、ストレスや精神的な負担をため込まずに済むかもしれませんよ。

初回公開日:2017年03月06日

記載されている内容は2017年03月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。