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「行き詰まる」状態から脱出する方法|息詰まるとの関連性と違い

カテゴリ:自己啓発

更新日:2024年10月07日

行き詰まるの意味

物事が発展しない様

行き詰まるとは「何らかの問題または事例が発生した事により、物事がその時点から発展しない様」を表す言葉です。例えば、会議中に社員の誰からも案が出ずに進行が行き詰まる時、仕事でトラブルが起きてなかなかプロジェクトを進められず行き詰まる時などに使用します。

進む道がなくなる様

行き詰まるという言葉の同義語には、「停滞」や「お先真っ暗」、「万策尽きる」、「希望を失う」、「にっちもさっちもいかない」、「八方塞がり」といった言葉があります。これらの言葉は全て、行き詰まるという言葉の意味に通ずるものがあり、主にどうすればいいのか悩んでしまった時などに使われます。

行き詰まり人生を脱出する方法

何に悩んでいるか考える

まず行き詰まり人生を脱出する為にも、あなたが行き詰まる要因となっている事柄を探りましょう。「仕事がなかなか思うようにいかない事に悩んでいる」、「転職先がどうしても決まらず行き詰まる結果になっている」、「人間関係や私生活など人それぞれ悩み」等といった原因があるはずです。

何故あなたは人生が行き詰まってしまったのか、原因となりそうな事柄を1つずつ思い出していきましょう。ただ単に紙へ箇条書きにしてもいいですし、マインドマップで要因を探っていく事もします。

マインドマップとは自らの思考を整理整頓する表現方法であり、文字だけではなく絵で表す分、より詳しく悩みを開放できるでしょう。そうして出てきた事柄について1つ1つ丁寧に改善していく事により、行き詰まった状況を打破できるのです。

ルールに捉われる事をやめる

社会のルールを守る事は確かに大切ですが、しかし自分が決めたルールに捉われずぎていては、人生が行き詰まる原因となるのです。

行き詰まる人生を脱出するのであれば、今、必死になって守っている自分のルールの壁を打ち破ってみましょう。例えば、「仕事中はわき目も振らずこの仕事を終えられるまで熱中しなければいけない」なんて、自分自身に要らないプレッシャーをかけていませんでしょうか。

確かに仕事に集中する事は良い事ですし、サボるのはよくありませんが、人はそこまで集中力が持続するものではありません。仕事中に集中が切れたら、飲み物を飲んで5分だけでも休憩するだけでも、行き詰まる事なく仕事へのやる気を出せるのです。

思考を切り替えてみる

仕事が休みの日にも仕事の事を考えてしまう、仕事中に私生活の心配事を考えて行き詰まるなんて経験はないでしょうか。そういった人は総じて、思考の切り替えが出来ていないせいで今取り組むべき出来事に集中できず、行き詰まるのだと考えられます。行き詰まってしまう状況を変えようと思ったら、こうした小さな意識からどんどん改善していかなければなりません。

仕事が休みの日は仕事の事を一切考えない、自分の好きな事をして、一日を過ごし、気持ちをリフレッシュする癖をつけましょう。そうやってオンとオフを切り替えられるようになれば、自然と人生が行き詰まるなんて悩まなくなるでしょう。

リスクを恐れず前に進む

「もうここから先、どう行動すればいいのか解らない」と行き詰まるのは、何らかの行動をする事によりリスクを負うと感じるからでしょう。確かにハイリスク・ローリターンでは行動を起こしても思うような結果にならず、心身共に疲れてしまうだけかもしれません。今の行き詰まる状態よりも更に悪い状況になるかもしれませんし、それならば何もしない事を選ぶのも仕方ないと思えます。

しかし、行き詰まる人生のままでいたくない、行き詰まる人生を強行突破したいのならば、リスクを恐れずに前へ進まなければいけないのです。何をするにも大小に限らずリスクはありますし、ローリスク・ハイリターンな出来事なんてそうそうありません。やった後悔よりもやらない後悔の方が記憶に残りやすいといいますし、行き詰まる人生を変えたいならリスクも受け入れまずは行動あるのみです。

行き詰ったときの対処法

息抜きをする

このままではどうにも行き詰まる、行き詰まってしまったと感じたならば、それはあなたが限界状態にあるという事です。無理をするとますます悪くなっていくだろうと思ったならば、1時間、半日でもいいので息抜きをしてください。

会社を午前・午後休して家で心ゆくまで眠る、好きな食べ物を食べたいだけ食べる、泣ける映画で涙を思いっきり流してもいいのです。そうして息抜きをした後は頭も心の中もスッキリしているでしょうから、行き詰まる人生を突破する気力が沸いているはずです。

楽観的になる

思考や人生に行き詰まるのは、ネガティブな思考に捉われてしまって、そしてネガティブな選択肢しか浮かんでこないからです。

「仕事がつまらない→働きたくない→でもこの歳で転職活動をしても自分を雇ってくれる会社はない→人生に行き詰ってしまった」と悩んでいるとします。

このようにネガティブな考えしか出来ないのでは、いつまで経っても行き詰まる人生の突破口が見えてこないのです。そんな時は「仕事が面白くないからつまらない→つまらないのは自分に合った仕事じゃないから→自分に合う仕事をすれば楽しくなる」と考えます。「転職先はいくらでもある→何なら自分が起業してもいい→そうすればつまらない仕事をしなくてもいい」と考えてみてもいいでしょう。

常識的ではなくとも無理やりにでも楽観的な考え方をしてみる事で、意外な所から行き詰まった状況の解決方法が見つかります。

やりたい事を考える

「行き詰まった状況に飽きてしまった」、「つまらない」と思っているのは、あなたが今したい事を出来ていないからという可能性があります。したい事だけしていられたら楽しく人生を過ごせるでしょうが、そうもいかないのが人生です。

しかし、「仕事をしなければいけないから」、「時間がないから」、「お金がないから」と我慢をしてばかりでは、行き詰まる人生を歩む結果になります。このままでは行き詰まる、行き詰まってしまったと感じたのであれば、今、一番したい事を思い出してみましょう。「海外旅行へ出掛けたい」、「1ヶ月くらい休みがほしい」等と、人によって様々なしたい事があると思います。

そしてしたい事をするには何が必要なのか、どうすればいいのかを思考して、そのしたい事を取りあえずの目標にしましょう。目標は、今すぐ手の届く範囲の目標に設定しておく事がです。当面の叶えられる範囲の目標を作ってしまえば行き詰まる人生を突破できます。

過去と今を比較しない

「あの頃は良かった」、「昔に戻りたい」と考え、過去の良い思い出と現在の行き詰まる状況を比較してしまうのも悪い癖です。行き詰まったと思ったならば、過去がどんなに素敵な思い出であっても過去は過去、もう戻れるものではないと諦めてください。そうして自分は今、何をするべきなのか、どうしたいのか、将来的にはどんな風になっていたいのかという未来を想像しましょう。

過去ばかり見ていると後ろ向き志向になり、視野も狭くなっていってしまいます。行き詰まる人生への対処方法は未来を考える事です。過去は絶対に変えられませんが、未来は意識次第でどうとでも変えられます。

選択肢を狭める

考える事が多すぎて決められない、優柔不断な性格が災いして人生の選択に行き詰まるのであれば、その選択肢を少なくしてください。「これは今じゃなくていい」、「これは気分が乗らない」、「これは絶対自分がしなければいけない事じゃない」と選択肢を捨てていくのです。

捨てた選択肢の事はもう考えず、厳選して残った選択肢の中から「やりたいと思った事」、「いいなと思った事」、「メリットがある事」などを基準に選びましょう。そうして選択して人生を歩んでいくようにすれば、自然と行き詰まると思う事も少なくなるでしょう。

初回公開日:2017年06月23日

記載されている内容は2017年06月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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