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最後の晩餐に隠されたユダの謎|場所・キリスト・ナイフ

Author nopic icontsun
カテゴリ:スピリチュアル

初回公開日:2017年08月04日

更新日:2020年06月19日

記載されている内容は2017年08月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

最後の晩餐に隠されたユダの謎|場所・キリスト・ナイフ

最後の晩餐に隠されたユダの謎・場所・キリスト・ナイフ

世界の名画はいくつもありますが、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」は誰もが一度は目にしたことがある名画の一つと言えるでしょう。今回は「最後の晩餐」に隠されたユダの謎から、なぜユダが裏切り者なのか、ユダとキリストの関係などを詳しく触れていきましょう。

レオナルド・ダ・ヴィンチとは?

最初に、「最後の晩餐」を製作したレオナルド・ダ・ヴィンチについて触れておきましょう。レオナルド・ダ・ヴィンチとは一体どういう人物だったのでしょうか。

探究心の塊

レオナルド・ダ・ヴィンチは、イタリアのルネサンス期を代表する芸術家ですが、絵画だけでなく、音楽、建築、数学、幾何学、解剖学、生物学、植物学、天文学、気象学、地質学、地理学、物理学、光学、力学、土木工学など、たくさんの分野において功績を残した人として有名です。

その知識の広さに、人類史上最も多才であるとの呼び声も高く、卓越した才能と知識を持っていたことが分かります。

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ルネサンス期を代表する芸術家であり、「飽くなき探究心」と「尽きることのない独創性」を兼ね備えた人物といい、日本の美術史では「万能の天才」といわれている。史上最高の呼び声高い画家の一人であるとともに、人類史上もっとも多才の呼び声も高い人物である。

完全主義者

あらゆることにおいて有能であり、画家としても非常に有名なレオナルド・ダ・ヴィンチですが、現存する絵画作品は15点ほどしかないと言われています。中には最後まで完成されなかった作品も多々あります。

実は「最後の晩餐」は数少ない貴重な完成品の一つなのです。レオナルドは完全主義者であり、自分の作品にとても厳しく、少しでも納得できないと自分の作品を破り捨てていました。

一つの作品にかける時間も長く、何年にも渡って手を加え続け、それでも結局完成できないことも多かったのです。

新しい技法をいつも探求していたレオナルドはその実験にも長時間をかけていたと言われています。とても論理的で実証的あり、その緻密で計算された考え方は絵画にも表れていました。

命あるものをこよなく愛する

レオナルド・ダ・ヴィンチは生涯にわたって伴侶となるような人とは出会わなかったようですが、多くの弟子を持ち、彼らにとても愛情を注いでいたようです。

中には、レオナルドを裏切るようなことをする弟子もいたようですが、それでも、レオナルドはこの弟子を可愛がって多くのことを教えたと言われています。

また、菜食主義であり、カゴに入って売られている鳥を買っては放してあげるなど、命あるものを愛する非常に心優しい面もあったようです。

強い精神力の持ち主であり、心が寛大であった驚異的な知性の人、レオナルド・ダ・ヴィンチは、たくさんの人を魅了していたようです。

ポイント☛

  • 芸術家でありながら、他の分野においても知識があり功績を残した

  • 完璧主義者であり、絵画一つ描くにも緻密に計算している

  • 弟子や動物に愛情を注ぎ、寛大な心を持っていた

最後の晩餐とは

最後の晩餐に隠されたユダの謎|場所・キリスト・ナイフ
※画像はイメージです
出典: https://www.pakutaso.com/404.html

レオナルド・ダ・ヴィンチの作品の素晴らしいところは、顔料の塗布の手法はもちろんのこと、解剖学や光学、植物学、地質学、人相学などの知識をもとに新しい絵画技法を探求して表現している点です。

人の感情を、表情やポーズで描写する技法や、人物の配置や構図における創造性、色調の繊細な移り変わりなどが特にレオナルドの作品では多く見られます。

これらの革新的な絵画技法を確立し、その集大成と言われるのが、「モナ・リザ」、「岩窟の聖母」、「最後の晩餐」です。

1490年代に描いた絵画作品の中で最も有名な「最後の晩餐」はレオナルドの作品の中でも製作期間3年と、比較的短い期間で描かれたものです。ミラノにあるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院の食堂の壁に描かれたもので、イエス・キリストが刑に処される前夜に12人の弟子と共に摂った夕食の時に起こった出来事の場面が描かれています。

「最後の晩餐」は、一点透視図法という、ある位置から見ると絵画の天井の線と実際の壁と天井との境目につながり、部屋が壁の奥方向へと広がって見えるような技法が使われています。

イエスのこめかみの位置に釘を打ち、そこから糸を張ってテーブルや天井、床などの直線を描いたものと思われます。

12人の弟子たちはイエスを中心に3人一組で描かれており、4つのグループはほぼ等しい幅を持つよう左右に構成されています。弟子たちは手の形やポーズによって感情が表現されているなど、手の表現が大きな特徴となっています。

最後の晩餐に隠されたユダの謎

レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」には謎が隠されていると聞いたことはないでしょうか。「最後の晩餐」では、イエス・キリストが「この中に裏切り者が出る」と弟子たちに予言した場面が描かれています。

その裏切り者とは、聖書の中ではイスカリオテのユダと言われる人物だとされており、レオナルドの「最後の晩餐」ではイエスの左隣2人目の人物、イエスを売って得たとされる銀貨30枚が入った袋を持った人物がユダとして描かれています。

ユダの場所

聖書の中に出てくる最後の晩餐の場面は多くの画家が描いてきました。その多くは、裏切り者であるユダをひとり手前に描き、イエスや他の弟子とは向き合う位置で描かれています。しかし、レオナルドの描いたユダは、他の弟子たちと同じ向きで描かれています。

これはレオナルドがその当時一般的だとされていた定番の構図に疑問を抱いていたからだと考えられます。

最後の晩餐をしている時点では裏切る者がユダだとは他の弟子たちは分かっていないはずで、実際は、誰が裏切り者なのかと騒然となったであろう場面をレオナルドは忠実に再現したのです。

また、レオナルドの「最後の晩餐」では、当時の常識では考えられない位置にユダが描かれています。

ユダの両隣に描かれているペトロ(左隣)とヨハネ(右隣)は、イエスにとって一番の弟子だとされており、特にペトロはイエスが一番信頼していた弟子としてイエスの左に、ヨハネはイエスが一番愛した弟子としてイエスの右に描かれるのが一般的でありました。

しかし、レオナルドはペトロとヨハネの間にユダを描いたのです。

なぜユダが裏切り者なのか