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メタ認知能力とは・メタ認知能力の高い人の特徴10コ・鍛え方

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カテゴリ:自己啓発

初回公開日:2017年11月03日

更新日:2020年03月08日

記載されている内容は2017年11月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

メタ認知能力とは・メタ認知能力の高い人の特徴10コ・鍛え方

メタ認知能力の意味とは?

メタ(meta)とは、ギリシャ語の接頭語(常に他の言葉の上につく語)で「高次な~」や「超~」という意味です。直訳すると高次な認知能力・超認知能力といった言葉になります。

「メタ認知」はアメリカの心理学者であるジョン・H・フラベル(john h. flavell)が、1970年代に定義し広められた心と行いの学問で、最近になって再び極光を浴び教育現場でも使われるようになっています。

メタ認知は自分のことを客観的に知り行動する能力!

自分を高い次元から客観的に見る能力のことを「メタ認知能力」といい、「認知を認知する能力」といわれています。分かりやすくいえば、イメージとして高いところからもう一人の自分が自分を見ているといった感じです。

メタ認知能力の高い人ほど自分を第三者的に観察して分析しコントロールすることができます。そして、その評価を修正して次の行動に生かすことができるとされています。

この能力が高ければ仕事や人間関係に応用でき、自己制御ができるようになるため交通事故をも未然に防ぐことにも期待できるといわれています。

メタ認知能力を鍛える方法とは?

メタ認知能力を鍛えるためにはどのような方法があるのでしょうか。それでは、その具体的なやり方をご説明していきましょう。

自分に出来ることと出来ないことを知る

自分のできることとできないことをよく知っておくことが重要となります。自分の現在の能力でできることを知っていれば、感情に流されずに受けられる仕事と受けられない仕事の判断ができます。

そして、できることばかりではなく一見してネガティブなことも分析してみることも大事です。自分のできないことを知ることで自分の今の限界を知り、それをどう発展させていくかという思考と行動につなげていくことができます。

自分の欲求を知り考えを整理すること

実際の自分の欲求が自分の行動とあっているかを見極めて整理してみましょう。自分の欲求を的確に知ることで、周りの意見に振り回されてしまったり違う方向へ行ってしまっていないかを知る練習をします。

気持ちを文字にしてみよう

嫌なできごとや不快なことが起こった時には、ブログなどに心の日記を書いてみましょう。すると、自分の言葉の中に「攻撃的」な言葉が使われていたり、「ネガティブ」な言葉が使われていたりと視覚化することができます。そして、第三者の目(他人の目)で自分の内面を分析してみましょう。

反対に、とてもよいできごとやよい気分を味わった時にも心の日記を書くことはおすすめです。良いできごとが起こった時のパターンを客観的に見ることでも、メタ認知能力を高めることができるでしょう。

自分の行動を振り返る習慣をつけよう

例えば仕事でミスをしたとします。その時のことを振り返り、その経過を書き出すと客観的に冷静に分析することができます。すると、ミスをした時の原因が見えてくるので同じミスをしないように次からは改善していくことができます。

また、成功した時も同じように振り返ってみましょう。この成功体験を繰り返すことで成功事例を増やすことにつながっていきます。この習慣をつけることがメタ認知能力を鍛えることになるでしょう。

他人の話しをよく聞き他者のことを知る

自分だけがいつも正しいという固定概念を持っていてはメタ認知能力はアップしません。世の中には、多種多様な考え方があるということを知ると他者との人間関係がスムーズにいくようになります。

それには、自分と違う意見や対立する考えをもっている人の話をよく聞き他者のことを知ることが必要です。現在進行形で他人と話している自分を、高次の自分が観察していると想像してみてください。

メタ認知能力の高い人の特徴10コ

客観的に物事を見る能力が高い

「メタ認知能力」とは「超認知能力」なので、当然ながら客観的な物事の理解と判断をする能力が高く、感情的にならずに正確な選択ができるでしょう。

気配りや配慮ができる

メタ認知能力が高い人は、高次の認知能力があるのでその場の空気を読み取ることが上手です。そのため、他人の気持ちに敏感で気配りや適切な配慮をすることができます。

このように、メタ認知能力が優れている人は協調性があり争い事を好みませんが全体を統制することが上手なのでリーダーとして活躍できるでしょう。

知識が豊富である

メタ認知能力の高い人には読書家が多いというのも特徴です。また、本を読む時間のあまりない人でもテレビやさまざまなメディアから無意識に知識を集めているでしょう。

集中力があるのも特徴です

例えば試験中にものすごく焦っていて問題がとけるような精神状態でなかったとします。そこで、メタ認知能力が高い人は自分を客観的に「自分は焦っているな」と冷静に他人の目を通して見ることができます。

まず落ち着くよう深呼吸したり一息置くことで「焦り」から抜け出すことができるので、その結果集中して試験を受けることができるでしょう。

このように、メタ認知能力が高い人はたとえ集中力が途切れたとしても、客観的な観察能力に優れているので集中力を取り戻し継続させることも得意です。

忍耐力があり冷静な判断ができる

メタ認知能力が高い人は、「高い次元から観察」して「分析・評価」をして「コントロール」するという地道なサイクルが無意識にできるまで繰り返しているので忍耐力があります。一時の感情に振り回されることなく、自身を抑制できる能力を鍛えれば冷静な判断ができるようになるでしょう。

メタ認知能力があると計画性がある

メタ認知能力の高い人は、計画をたてる能力も高いといわれています。向上心が高く、目標に達成するための計画を立てることも得意です。

自分の能力やできることとできないことを客観的に見て、目標に至るまでにどのようなルートでどのような行動を起こせばよいのかを冷静に判断できるので計画性があるといえます。

意欲的で行動力がある

今やらなければならないことがあっても、ついテレビを見てしまったり寝てしまったりすることはありませんか。メタ認知能力の高い人は、そのような時にでも行動に移すことができるでしょう。なぜなら、高次元から見ているもう一人の自分が気づかせてくれるからです。

分析力があり冷静である

メタ認知は、高次元から自分を見ているので客観的に分析する力が身に付きます。メタ認知能力の高い人は、自分を冷静に評価し次の改善へとつなげる力に優れています。

感情のコントロールができる

メタ認知能力の高い人は、もう一人の高次元の自分から自分をみているので感情のコントロールが上手です。客観視することで抑制できるようになります。

問題解決力がある

メタ認知能力は「観察」→「分析・モニタリング(評価)」→「抑制(コントロール)」というプロセスの繰り返しです。このプロセス自体が問題解決の道となっているので、メタ認知能力の高い人は準じて問題解決能力も高いといえるでしょう。

うまくイメージできないという人へ

もう一人の自分といってもなかなかうまくイメージできないという方もいるでしょう。そんな場合は他のシチュエーションでやってみましょう。

①幽体離脱して天井から自分を見ているとイメージする
②鏡の中の自分に話しかけて練習する
③ハイヤーセルフを上空に感じる
④高次な自分(大我)で小さな自分(小我)を見る

スピリチュアル的で怪しい感じがしますがイメージの練習にはなるでしょう。メタ認知はあくまでも心理学としての学問なので、そこは間違わないようにしてください。

トレーニングするための演習問題34問

メタ思考トレーニング 発想力が飛躍的にアップする34問 Kindle版

メタ認知能力は頭ではわかっていても、実践していくにはなかなか難しいでしょう。この本は、メタ認知能力を鍛えるための演習問題のKindle版です。

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メタ認知についてとても分かりやすく、かつその育成の方法まで簡潔に述べられている。スタートとしては最適の一冊。

メタ認知能力はあらゆる場面で使える!

メタ認知能力が注目されているのは、教育現場や職場ですがそれだけではありません。恋愛などの人間関係や結婚生活においてもしかりです。どうして喧嘩になってしまうのか客観的に見れるようになれば冷静に言葉を選ぶことも可能です。

子育てにおいても、いつも子供にイライラしている自分を客観視することができます。冷静になってみれば、「自分はちょっと疲れている」と気づくので「お母さんは疲れているから協力してね」などといえば済んでしまうこともあります。

夫婦関係や親子関係が良好になれば、その結果仕事にも意欲が出たり子供の学力が伸びるという現象が起きるので、日常生活の中でも幸せ度が増すこと間違いないでしょう。