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神社の手洗いの場所・名前・作法・龍がいる理由・手洗いの順番

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カテゴリ:運気

初回公開日:2018年03月01日

更新日:2020年03月06日

記載されている内容は2018年03月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

神社の手洗いの場所・名前・作法・龍がいる理由・手洗いの順番

神社の役割を知っていますか?

日本全国に神社はあります。地元の人しか知らない小さな神社から、全国から参拝客が訪れる有名な神社まで、さまざまな神社が存在します。では、どうして「そこに」神社はあるのでしょう。

ある日突然、カフェがオープンするように神社ができることはありません。昔から「そこに」神社はあります。いつも見かける近所の神社が、いつ頃からあるのか知っていますか。神社の「あり方」が、「そこに」ある理由にも繋がってきます。

神社の在り方は日本そのもの

神様が祀られている場所が神社です。対象となるのは、身近な自然や特定の人物である場合もあります。「○○神宮」「○○大社」という呼び方は、神社の「格式」を表しています。「○○宮」の多くは、歴史上の人物をお祀りしている神社です。

日本が起源である神道と神社は深い繋がりがあります。宗教ではありがちな「開祖・教義・経典・戒律」などが存在しないのも神道の特徴です。古代日本人の生活の中で、自然発生的に生まれた考え方が神道で、「古事記」や「日本書紀」に書かれた「日本神話」が基になっています。

自然をうやまう信仰

古代日本人は、山や森、自然の中に神様が住んでいるとし、「禁足地」として神聖な場所としていました。儀式や歳時を執り行っていた祭壇や磐座(いわくら)が、神社に転じたという説があります。そのため日本にはたくさんの神様が存在し、お祀りしている神様の名前が神社の名称になっている場合が多くあります。

「八百万の神」と言われるほど、日本にはたくさんの神様が今も存在しています。

神社の象徴としての鳥居の意味は?

なぜ神社に鳥居があるのでしょうか。鳥居は、「ここからは神様の領域です」という印であり、世俗と神域の結界、「門」の役割として存在しています。神社によっては、複数の鳥居がある場合もあります。敷地の広い神社では、本殿から遠い鳥居から「一の鳥居」、「二の鳥居」、「三の鳥居」という風に呼びます。

神様は「穢れーけがれ」を嫌います。本殿へと続く鳥居をくぐる度に清められ、結果、穢れを払ってから神様の前へと進みます。ちなみに、鳥居は「一基、二基」と数え、一見すると同じように見える形ですが、実に60以上の種類があり、大きく分類すると「明神造り」と「神明造り」の2つに分けられます。

「明神造り」の特徴は、鳥居の一番上に乗っている横木(笠木)が、ゆったりとカーブしており、仏教建築の影響を受けています。「神明造り」の鳥居は笠木が直線的で、日本古来の形状とされています。

なぜ鳥居は赤いのか?

神社の鳥居といえば、赤に近い朱色を連想します。しかし、鳥居は赤ばかりではありません。木造の鳥居などは、皮を剥いで木目を活かした「白色」と呼ばれる鳥居もあります。その反対に、木の皮を剥がずにそのまま利用している「黒色」の鳥居も存在し、「黒色鳥居」と呼ばれます。作られた素材(木・コンクリート・石)によっても色は変化します。

しかし、鳥居といえば、やはり赤を連想します。赤を使うにはいくつかの理由があります。

・赤・朱色が魔力を持ち、厄災を防ぐと考えられていた
・祀られている神様の力を高める
・防腐剤(塗料となっている原料の石が「賢者の石」と呼ばれ、防腐効果がある)
・朱雀の方向(南)に由来。赤い鳥居はお稲荷さんが祀ってある神社に多いとされます。お稲荷さんは農耕の神様です。南向きの神社が多く、風水的には南の方向は朱雀(赤・朱色)となるためです。

神社で行う「手洗い」の意味とは?

鳥居をくぐり抜け、参道をとおります。文字どおり「お参りするための道」です。参道の中央部分は「正中ーせいちゅう」と呼ばれる神様のとおり道です。なるべくなら、端を歩くようにしましょう。

境内に入ったら、手を洗います。では、なぜ手洗いをするのでしょうか。神道の「禊ぎーみそぎ」が、手洗いの本来の姿です。神前にいく前に、神社の近くの川や湖、滝などの水辺で全身を洗い清める儀式を行います。古来から、水には穢れを払い身を清める力があるとされています。

伊勢神宮の内宮への入り口でもある宇治橋は、俗世から神聖な世界への架け橋とされています。その下を流れる五十鈴川では、お清めの儀式を行える石畳があり、現在も「禊ぎー水行」を体験できます。

しかし、現代において神社を参拝するごとに全身を清めることは、現実的ではなく困難と言えます。簡易的な意味を込めて、手洗いで穢れを落とし、禊ぎの儀式をしていると言えます。

神社の手洗いの場所はなんて呼ぶ?

では、神社の手洗いをする場所をなんと呼ぶのでしょうか。

お手水・手水場・手水舎などと表記されます。どれも同じものを指す言葉で、一般的には「手水舎ーちょうずや」が正しい呼び方とされます。参拝するための作法のひとつが、手洗いで清めることです。手水舎の前に立ち、心身の浄化のために手洗いを行い、口をすすぎます。

なぜ神社の手洗いには龍がいるのでしょう

手水舎の水が流れ出てくる場所は、神社によってさまざまです。よく目にするのが、龍の口から水が流れてくる手洗いです。では、なぜ龍をモチーフにしているのでしょうか。

龍は架空の生き物とされていますが、日本では昔から神様として信仰の対象でした。水や雨、雲など「水」にまつわる神様で、「龍神」として崇められてきた歴史があります。水がなければ、人も含め動植物は生きていけません。水は命の根源で、神聖なものとされてきました。

龍神の口から流れ出る神聖な水で手洗いをし、身を清める場所が手水舎です。神社によっては、山からのわき水を使用している手洗いもあります。ご神体である山から流れ出る神聖な水を龍神が守り、邪気を払う役割もしています。

龍以外の手洗いの生き物

龍だけでなく、他にもさまざまな動物がモチーフになっている手洗いがあります。神社によっては、ウサギ・かっぱ・牛などが使われています。

その中でも代表的なウサギは、住吉神社に多く見られる「手水舎の兎」です。住吉神社の総本山である住吉大社の創建日が、神功皇后摂政十一年(211)辛卯(かのとう)年の卯月の卯日であったため、兎が住吉大社の「神使」とされています。

正しく知っていますか?神社での手洗いの作法と手順

神社に参拝をするとき、どんな決まり事があるか正しく知っていますか。参拝がどういう意味を持つのか知れば、自ずと理解できます。

人々が神社に訪れるのは、人生の節目(厄除けや厄払い、七五三やお宮参り)や初詣などです。近所の神社のお祭りなどに頻繁に参加し、子供の頃は遊び場にしていた人もいるでしょう。もちろん、観光で訪れることもあるでしょうが、自発的に神社に訪れる機会は多くありません。

神社に訪れる頻度が高いから御利益があるわけではありません。量より質が大切です。手洗いでの作法とやり方、参拝の仕方を覚えておけば安心です。

具体的な手水舎での作法