争いを好まない平和主義者
数知れない兄弟喧嘩を繰り返してきた中間子は、やがて不毛な戦いを繰り返しても無駄だと早いうちから悟ります。相手の出方をみて、臨機応変に対応するのが何より損をしないやり方だと、身をもって学んでいくようです。その為、食べ物など大抵のものは3等分。平等に分けることが多いでしょう。
こんな風に中間子は、出来るだけ争うことなく平等を重んじる、平和主義者に成長していくようです。
現実主義者
マイペースな自由人で、何も考えていないように見える中間子ですが、実は、周囲をよくよく観察しています。
まずは、上と下のきょうだいの様子、そして両親はじめ周囲の大人たち。自分を取り巻く環境の中で、以下に効率よく自分が得をえるためにはどうしたらいいのかを客観的に判断している現実主義な中間子です。
面倒見の良い優しい人
常に兄弟たちとの競争の中でいき、親には放置されている身の上の中間子は、自分がかまってもらえない分、その反動なのか下のものやお年寄りに親切で、面倒見がよいのが特徴です。
愛情に飢えた寂しんぼう
中間子は、親から放置されることが多いです。親から期待される第一子とたくさん可愛がられる末っ子。それにくらべ、親から放置される中間子は、なんだか損だと不満に思っている人は少なくありません。
親のプレッシャーにさらされている第一子からは、時おり「あなたは自由でいいわね」なんてうらやまし気に言われることがありますが、中間子にすれば、親に放置されることは、かなり辛いことのようです。その為、さみしがり屋になる傾向があるようです。
ひがみ屋
いつも新品を与えられる第一子、年が近いためそのお古が回ってくるのが中間子。甘え上手な末っ子は、後から生まれてきた割には、思い通りのものを手に入れていくのです。
そんな冷遇に対して時折「お姉ちゃんばっかり」「妹ばっかり」なんて不満の声をあげる中間子なのです。
中間子の恋愛
中間子は、上を見て育つため、自然と要領が良くなるようです。また上と下を見ながら育つので、人に合わせることが上手ですが、合わせてばかりいるわけではなく、自分のペースを保てる人でもあります。
恋愛においても、自分のペースを保ちつつ、相手に合わせることができ、彼に振り回されることはありません。常に冷静に物事を判断している中間子は、甘え下手なところがあり、恋愛において、相手との間に微妙な距離間をつくってしまい、関係を深められないこともあります。
また第一子と末っ子に親の愛情を奪われてきた中間子は、自分だけに愛情を注いでくれる相手を望んでいます。誰もが自分だけを愛してくれる人を望むとは思いますが、中間子のその思いは、他とは比べ物にならないほど強いようです。
中間子の相性
第一子、中間子、末っ子と兄弟の順で性格に特徴があるように、恋愛でも兄弟の組み合わせによって、恋愛の相性にも特徴があるようです。次に、中間子の相性を見ていきましょう。
中間子&中間子
上と下に挟まれ、何かと冷遇されて育った中間子。仲間意識を感じて意気投合しやすい中間子同士ですが、お互いが一定の距離を保って、なかなか関係が深まらず、恋愛へと発展するには時間がかかるのがこのカップルの特徴です。
中間子は、相手の顔色を伺い、自分の気持ちは押さえてしまうと言われますが、相手が同じ中間子なら、その抑えている心の奥まで感じ取ってくれます。なので自分の気持ちを抑えることなく、ありのままで、相手と向き合えることが出来ます。ありのままの自分をさらけ出して付き合えるなんて、こんな楽な関係はありません。だからこそ、中間子同士は良い関係を長く続けていくことが出来るのです。
中間子&第1子
中間子は、甘え下手ではありますが、元来、人に合わせる世渡り上手。相手に合わせることや甘えさせてあげることもできる、器用なタイプです。第一子に対して上手に甘えることが出来れば、バランスの良い関係が築けるかもしれません。
また、自立心が強く自由人な中間子にとって、仕切りたがりな第一子には反発しやすい一面があり、一旦もめだすと、関係修復が難しい組み合わせと言えるでしょう。
中間子&末っ子
自立心の強い中間子。マイペースで一人で好きなことを楽しむタイプです。なので依存心の強い末っ子には、何かとイライラさせられてしまうようで、相性としてはあまり良いとは言えません。
ですが、面倒見の良い優しい一面もある中間子ですので、末っ子をコントロールするつもりで意識していけば、二人の関係は長続きするかもしれません。
中間子&一人っ子
中間子にとって、兄弟がいない一人っ子は、どこか和める相手です。例えば、一人っ子から見て、中間子の誰にでも合わせることのできる能力には、憧れを抱くそうです。
このように、お互いの環境や能力に対する憧れや、恋に発展していく可能性が大いに考えられるのが、このペアです。
中間子あるある
初回公開日:2017年08月23日
記載されている内容は2017年08月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。