自分に自信がない人とは?
自信とは、自分自身を信じることです。自分の、能力や価値を信じることです。自信のない人とは、それができない人のことを言います。一時的に自信を失っている場合や、子供の頃からずっと劣等感を引きずっている場合もあり、自信をつける方法、自信を取り戻す方法は、実際その人にしか分からないのかも知れません。
自信のない時は、本当は人に認めてもらいたいという気持ちがあるはずです。しかし、それがうまく行かず、空回りをしてしまいずっと落ち込んだままの時間をやり過ごしているのです。自信を失い、更に屈折してしまうと、努力をしなくなる、敢えて人と競争しなくなる、強情になりひねくれる、と行った形で悪い方へと表面化してきてしまいます。
それでは、自分に自信をつけるためには、どのような方法があるのでしょうか?いくつかご紹介してみたいと思います。
自信がない人が自信をつける方法
生きていると、いろいろな場面や状況で自信を失ってしまうことが多々あるものです。多方面から、失った自信を取り戻し、自信をつける方法をご紹介します。
恋愛で自信をつけるには?
恋愛が上手くいかなくて自信を失っている人、または、もともと自分なんて恋愛できるはずがない、と思い込んでいる人もいるかも知れません。
恋愛で自信をつけるには、自分が好きになった相手のことを信じることです。自分が相手のことを好きになった一番の理由を、思い返すと良いです。これは、外見的な理由ではなく、相手の一番の長所や人間性のことを言います。
恋愛をしていると、「どうしてこんな人のことを好きになったんだろう?」と悩んでしまうこともあるものです。そんな時に、相手を好きになった理由を思い出すと、自分に自信がつきます。例え、片思いで終わったとしても、相手の長所を見抜く力があったことが、自分に自信をつけることに繋がるのです。
また、恋愛中は世の中がバラ色に見えてしまうぐらい、女性は特に美しく変貌します。外見に自信がなく、恋愛に踏み込めないと思っている人は、恋愛のパワーを借りて外見を磨きましょう。もちろん、外見だけではなく内面を磨くことも忘れずに取り入れましょう。
仕事で自信をつけるには?
仕事で自信をつけるには、まずは多くの失敗の経験をすることが大切です。失敗=ダメではなく、成功は、失敗の経験があるから成り立つものなのだと考えてください。失敗の経験から学び、次へのステップへと進むのです。
自信がなくても、チャレンジを繰り返すことで自然と自信をつけることができます。最初の一歩目が肝心ですが、「ちょっとやってみよう」から始まり、そのチャレンジを多く繰り返すのです。不安な気持ちは、自信のなさへとつながりますが、ある程度、開き直ることで克服できます。
また、仕事は慣れてくると、そのことが自分に自信をつけることにつながります。
子育てで自信をつけるには?
子育てに自信がない、という若いお母さんの不安や心配も良く分かります。子供は、無条件に親を信頼するものです。親子の信頼関係を作り上げ、子供が自分自身に自信をつけることができるようにするには、いくつかのポイントがあります。子供が自分に自信をつけることができたら、お母さん自身も自分の育て方に自信をつけることができるのではないでしょうか。ぜひ、参考にしてみてください。
1:子供はこうあるべき、という考え方を捨て、子育てを楽しむ。
2:子供が自分の力でやり遂げるのを見守る。
3:子供が家の手伝いをしたり、兄弟の面倒をみることで、人の役に立てる喜びを味わわせる。
4:子供に完璧を望まない。
5:子供の個性を尊重する。
6:子供の短所ばかりを注意するのではなく、必ず長所を褒める。
7:例え失敗をしても、何度でもやり直せることを伝える。
習い事で自信をつけるには?
習い事は、子供に限らず、大人でも達成感を味わうことができ、自分に自信をつけることができます。習い事には、練習が欠かせませんが、コツコツと努力をした結果が出ると、大人でも嬉しいものです。練習で頑張ることの意味、仲間との関係、教えてくれる師匠との出会い、そして、自然に身につく根性と集中力、習い事は、どれを取っても良いことがばかりです。
特に、子供の時に得た達成感は大人になってからも、自分に対する大きな信頼へと成長し、世の中を渡っていく自信をつけることになります。
注意が必要なのは、結果ばかりにこだわりすぎないことです。努力をした過程こそが一番大事なんだということを、忘れないようにしましょう。
スポーツで自信をつけるには?
スポーツを通じて自分の自信をつけるには、競技での厳しい練習に耐えることができるという自信と、結果を出せた時の達成感が必要になります。自分に自信をつけるには、そのほかに、メンタルがとても重要になってきます。
スポーツでのメンタルトレーニングは、プレッシャーに勝つために自分の気持ちをより強いものに変えるのではなく、強い気持ちになるために、考え方と行動をトレーニングするものなのです。
いつも練習でできていることが、試合になるとできなくなる、ということは何故起きるのでしょうか?これも、思考に問題があるからと考えます。大事な本番で、自信のなさが顔を出してしまうことは、よくあることですが、考え方と心の持ちようで克服できることでもあるのです。
スポーツでのメンタルトレーニングは、とても奥深いものがあります。普段の生活にも役立つ情報がたくさん詰まっていますので、詳しく知ると自分に自信をつけるヒントになるでしょう。
自信をつけるために身につけると良い習慣
ここでは、自信をつけるために身につけておきたい、心の習慣をいくつかご紹介します。
人と比べない
自分に自信が湧かなくなるきっかけの多くは、自分と他人を比べることにあります。人間誰しも、自分よりも認めらている人、成功を成し遂げている人、良い結果を残している人のことを羨ましいと思うものです。その気持ちは、いつしか劣等感へと変わり、長い間辛い気持ちを引きずり続けてしまうことにもなるでしょう。
誰かに認められることよりも、自分が納得しているかどうかが大事なポイントとなります。今の自分はこれでいい、と自信を持って言えるなら、それが正解なのです。自分は自分、他者は他者です。それぞれ歩む道も人生も違うはずです。誰かの成功を喜べない時は、「次はきっと自分の番だ」と信じましょう。
勝手な思い込みに振り回されないようにする
自分には向いていない、自分はダメなヤツだ、などと、自分で自分のことを勝手に悪く思い込むことや、親や兄弟、他人から植え付けられた悪い思い込みに振り回されていけません。良いことならまだしも、悪い思い込みだけは聞く耳を持たないか、または慎重になるべきです。
特に、自分以外の人から入ってくる意見というのは、その多くは自分のことを心配してのことでしょう。しかし、人の意見に振り回されることになっては、自分の人生をだいなしにしてしまい兼ねません。また、その意見や思い込みが間違っていた場合、その人は自分にどう責任をとってくれると言うのでしょうか?まず、責任は取れないことは明らかです。
自分の人生ですから、人の意見や思い込みを冷静に判断し、また、自分の悪い思い込みに気づいたら、即、修正をかけて行きましょう。それが、自分に自信をつける始まりでもあります。
なりたい自分を演じてみる
初回公開日:2017年08月14日
記載されている内容は2017年08月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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