男性・女性別の警戒心が強い人の特徴や性格｜人付き合いが苦手/人間不信

警戒心が強い人、周りにいらっしゃいませんか？または、ご自身で自分は警戒心が強いと感じていらっしゃる方もいらっしゃるのではないでしょうか。では、警戒心が強いというのは、どのような特徴があるのでしょうか。警戒心が強いといわれる方の性格と併せて、男女別にご紹介します。

男性の場合の「警戒心の強い」は、簡単に女性を好きになったりしないという気持ちがあるようです。その気持ちは、もし女性を好きになり、告白をしても断られたり、また、おつきあいが始まってからも女性に浮気をされたりと、期待を裏切られるような経験から「自分が傷つく」ことを恐れて、もろくて傷つきやすい自分を隠すために警戒心を強くしているということがあります。

警戒心が強い男性は、何かトラウマがあったり、過去に裏切られた経験があることが原因となっている場合があり、とても傷つきやすいのです。

ほとんどの女性は、面識のない人、主に男性に対しては、少なからず怖いというイメージを持つことがあります。やはり、一般的に女性よりも男性の方が力が強いという意識もあるからです。そのためによく知らない男性に対する警戒心が強くなる傾向があります。警戒心が強い女性は、上記に加えて男性に対して「恐怖心」を感じています。

親しい友達から紹介された男性に対しても同様です。そのために、ほとんどの女性は面識がなかったり、普段からあまり接したことがないという人、主に男性とは仲良くなるまでにしばらく時間が必要となります。やはり何か起こったときでは、遅いというのもありますので、警戒心を持つことで自分を守っているのです。

警戒心の強い男性には以下のような特徴があります。

・人見知り、恥ずかしがりや
・不信感を持つ
・自分に自信がない
・近寄りがたいオーラがある
・プライベートについてはほとんど話さない
・交友関係は狭いが、親しい人とは深くつきあう
・他人に過剰に気を遣う

このように警戒心が強い男性は、不信感を持つことが多く、自分を出さない、そして自分に自信がないことが警戒心の強さに表れています。余談ですが、かに座・さそり座・O型の人は警戒心が強いと言われています

警戒心の強い女性の特徴は、警戒心が強い男性の特徴と似ていますが、以下のような特徴があります。

・引っ込み思案、人見知り
・恥かしがりや
・神経質
・怖がり
・恋愛にとても奥手
・自分から行動することが苦手

男性と同様に警戒心は、自分自身を守るための鎧です。自分に自信がないために、自分の意見も率先して言うこともあまりありません。

警戒心の強い人の特徴をみていると、付き合うのは大変だなと思う方もいるのではないでしょうか。でも、警戒心が強い人も仲のいいお友達や恋人も欲しいのです。そして、警戒心を持たなくてもいいのなら、本当は持ちたくないとも思っているかもしれません。では、警戒心の強い人とはどのように付き合えばいいのかを男女別にご紹介します。

傷つきやすくて、とても脆い自分を隠すために持っている警戒心ですので、その警戒心を解くには、はじめは一定の距離を保ち、徐々にゆっくりと時間がかける必要があるでしょう。そして、徐々に信頼関係を築いていくことが大切になります。過去に裏切られた経験やトラウマがある場合には、また傷ついてしまわないかということをとても恐れています。

ですので、決して裏切らないことが大事です。からかったりすることもやめましょう。そして、何か共通する趣味などがあれば好意的に受け止めてくれます。できるだけ相手のペースに合わせることも警戒心が強い人と付き合うには大切です。最初から無理に打ち解けようとしても、逆に信頼関係が築けなくなってしまいますので、無理はせず、時間をかけていきましょう。

警戒心が強い女性と付き合うには、警戒心の強い男性と同じようにまず、一定の距離を保つということが大事です。一定の距離を保つということは、相手に近すぎない、相手を尊重することともいえます。そして、気を使い過ぎないというような、遠すぎないちょうどいい距離を保ちましょう。自分のことを知ってもらおうと過剰なアピールをしてしまうと、打ち解けるどころか逆に警戒心がさらに強くなってしまいますので気を付けましょう。

また、警戒心の強い人は、ネガティブで人見知りをする傾向にありますので、相手の話を聞いてあげ、ありのままを受け入れてあげましょう。そして、何か共通点がある、似ているところがあると感じてもらえると、警戒心を解きやすくなります。共通の趣味や好きな本、映画など、共通点を見つけることも大切です。

警戒心が強いと、本来の自分を出せなかったり、過去のトラウマに囚われて、自分らしくできないということがあります。では、どうすれば克服できるのでしょうか。

警戒心が強い人は、自己開示が苦手です。自己開示は、ありのままの自分のことを相手に話すということです。これまで見てきた中で、警戒心が強い人は、人見知りで他人に対して不信感があり、自分に自信がない、そして恥ずかしがりや…などがあり、自分自身について誰かに話すことをあまりしません。そのようなことからわかるのが、自己開示が苦手ということです。

自己開示を上手にするには、以下の3点が大切です。

・自分の弱みを見せる
・人間らしさを出す
・相手との共通点を大切にする

警戒心が強い人は自分の弱みを見せたがりません。傷つくのが怖いからです。でもあえて自分の弱みを見せることで、相手から信頼や共感を得ることができます。そして自分らしさ、人間らしさを出すこともできます。そうすれば、相手に自分の魅力も知ってもらえる機会も増えてくるのではないでしょうか。

自己開示をするには、出来るだけ積極的に人と接するようにしていきましょう、もし、お話をすることがやっぱり苦手だなと感じているなら、まず人の話をじっくりと聞くことから始めてみてはどうでしょうか。はじめから大人数の中に入ってみる必要はありません。自分が話しやすいなと思える人や人数の中で、人のお話を聞いて相槌を打ってみたり、聞いてみたいことがあれば質問をしてみる。

そうすることで、相手を知ることができ、いろいろな考え方を聞いて、学ぶこともできます。そして人によって考え方や趣味、思考は違います。これは違っていて当然で、違うからと言っても間違いではないのです。人と積極的に接していき、いろいろな考え方を知り、自分に自信が持てれば、警戒心は自然と克服できるでしょう。