我慢を知らない
世間知らずな女性は、場の雰囲気を読むことが苦手です。社会人にもなれば、いくら自分が今こうしたいと思っても、周りの雰囲気から今は、言うべきではないとかするべきでないというように我慢することが出来ます。
ところが、世間知らずな女性は、自分の思いが最優先。その場の雰囲気などお構いなしで、突っ走る傾向にあります。おかげで周りはドン引き。そしてまた一人友人が去っていくのです。
世間知らずな行動例
世間知らずな行動例①:仕事
世間知らずな女性は、場の空気を読むことを知りません。そのうえ、驚くほど自由に生きています。例えば、仕事中に居眠りをする。そして注意されても悪ぶれるることもない。先輩や上司にため口をつく。
あるいは、相手に対して気を使っているような丁寧な口を利くわりに、ドタキャンや報告、連絡がないなど実際の行動がかなり自由で失礼。仕事をサークル活動か何と勘違いしているのではないだろうかと首をかしげたくもなります。
世間知らずな行動例②:友達
世間知らずな女性が、良い年の社会人にもなってもなお、恥ずかしげもなく人前で親のことを「パパ・ママ」呼ばわりしているのを耳にしませんか。聞いてるこちらが恥ずかしくなりそうです。
また家事が苦手な方が多いようですが、中には、インスタント食品の食べ方すら知らない人もいるようです。これは、親の責任が大きいのではないでしょうか?人として生きていくために必要な最低限の家事、マナーはしつけておかないと、子供が恥をかくことになります。
世間知らずの直し方・克服方法
謙虚さをみにつけよう
世間知らずを克服するには、謙虚さを忘れないことが必要です。そして自分の常識が世間の常識ではないことを自覚しましょう。ハッキリ言って、世間知らずな人の常識は世間の非常識と言っても過言ではありません。
そして謙虚さは、周りの人の理解と協力を得ることができます。世間知らずといわれる程、ものを知らない人であっても、謙虚さを持っていれば親切に手を差し伸べてくれる人が集まってくるものです。
身についた性格を変えるのはなかなか大変なことですが、「謙虚でいよう」という姿勢は、周りにも伝わるものです。「あの子は、ものを知らなくて時々突飛なことをするけど憎めないんだよねぇ」「なんだか、危なっかしくてほっとけない」とあなたを応援してくれる人たちと過ごすことが出来るようになります。
相手の立場に立ってみる
世間知らずな人は、場の雰囲気や相手の立場にたって考えません。その自由すぎる行動で、周りをドン引きさせることもしばしば。ところが残念なことに、当の本人は気づいていないことがほとんど。ですので、日ごろから自分が何かをする度に、相手の反応を意識することが必要です。
そうして、相手の反応が引いているようなら、謙虚にその理由を尋ねてみましょう。そして教えていただいたことを素直に受けとめ、改善し、同じ過ちをしないよう次に生かしていけば、徐々に世間知らずを克服できるでしょう。
人の話に耳を貸す
世間知らずな人は、周囲の指摘を素直に、そして謙虚に聞き入れる耳を持つことが大切です。「言われてるうちが花」というもの。大人になるほど「非常識な人だなぁ。かかわらないでおこう」というように、非常識な行いに対して何も指摘せず去っていかれるでしょう。だからこそ周りの指摘を素直に、そして謙虚に聞くように心がけましょう。
そして年を重ねてもなお、あなたに注意を促してくれる人が近くにいるなら、その存在はとてもありがたく貴重な存在です。今後もよい関係を築いていけるよう、素直さと謙虚さを忘れないようにしましょう。
分からないことは、素直にきいてみよう!
世間知らずな人は、ものを知らなさすぎ。知らないことに出会った時にどうするかが、実は重要なのです。知らないままで済ましてしまうのか?人に聞いてみるのか?あるいは自分で調べるか?一番してはいけないのは、知らないことを放置すること。
分からないことがもしあれば、素直に周りの方に聞く、あるいは自分で調べましょう。また、聞いて周りが嫌がらず教えてくれるのも若いうち。
年を重ねていくほど、自分自身にもプライドがあり、なかなか聞きづらいですし、周囲も「良い年をして、そんなことも知らないのか」と口に出さないまでも、そのような目で見ます。「聞くのは一時の恥、聞かぬは一生の恥」ということわざもあります。
あとあと恥をかかないように、わからないことはその都度、素直に周りの方に教えてもらいましょう。
口は災いの元
世間知らずな人は、明るく天真爛漫なイメージがありますが、天真爛漫にもほどがあります。思ったことを素直に口にして良い時とそうでない時。マナーをわきまえた大人の女性なら、その辺のことは心得ているものです。
世間知らずなあなた、周りの人がどんなことに気を付けているのか、どんな会話をしているのか注意してみてみると、気づかなかったことが見えてくるでしょう。
TPOをわきまえた服装を!
世間知らずな人は、TPOをわきまえないようです。例えば、結婚式に参列する場合、白は花嫁のお衣装のお色、参列者が着用するのはNGとされています。ところが世間知らずな人は、冠婚葬祭などのマナーは知らないことが多いです。
そのため白い服装で参列し、本人は気づいてないので終始笑顔ですごしていますが、周りは白い目で見ています。そばに同席している友人のほうが恥ずかしい思いをしていることでしょう。
若い時の苦労は買ってでもせよ
世間知らずな人は、苦労知らず。「若い時の苦労は買ってでもせよ」ということわざがありますが、これは若い時の苦労は、必ず将来役立つから、求めてでもするほうが良いという意味です。
なぜ若い時に苦労をしたほうが良いのでしょうか?それは、若い時の失敗は、周りも寛容に見てくれます。また苦労=失敗とも言いますが、失敗しても若いのですから、やり直しができます。何より早く成功できるのです。
何かを成し遂げるには、何度となく試行錯誤を経ていく必要があり、その過程で気づきや学びを得、形にしていくわけで、時間を要します。だから若いうちなのです。
世間知らずな人との付き合い方
初回公開日:2017年09月01日
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