かまってちゃんには友達がいない
極端に陰気な人友達がいない
少し暗い、程度なら問題はありませんが、極端に陰気で、不幸そうなオーラを出している人間には、人は寄ってきません。暗い気持が伝線してしまうからです。
あまりにも陰気だ、と人に言われたことがある人は、とりあえず上を向いて歩きましょう。うつむいていると、さらに陰気に見えてしまいます。そして、できるだけ、楽しいことを考えるよう心がけましょう。
無口過ぎる人には友達がいない
沈黙は金ともいい、寡黙なことは美徳になる場合もありますが、程度問題です。そもそも、ほとんどしゃべらないのでは、友達はなかなかできません。相手にだって、何を考えているか、よく分かりませんから、近づいてくれないのです。
極端に口下手な人は、せめて、明るい声での返事、あいさつ、」ありがとうなどの感謝の言葉を積極的に口に出すようにしてみましょう。
無表情すぎる人にも友達がいない
無口と同様、無表情も過ぎると友達がいない、という事態になりがちです。ポーカーフェイスはかっこいいですが、あまりにも無表情だと、不気味です。なかなか、人は近寄ってきてくれないでしょう。
内気すぎる人には友達がいない
友達がいない状態から抜け出すには
では、友達がいない状態から抜け出すには、どうしたらよいのでしょうか?
そもそも、出会いのチャンスがない人の話は後回しにするとして、周りに人がいるのに一人ぼっちなことが多い人に限って話をしますと、不潔や悪臭が原因な人は清潔にする、身なりを整える、デオドラントに気を使うだけでかなりの改善が見込めますし、内気が原因の人は、とりあえず笑顔を心がけるだけでも効果があります。
つまり、とっつきやすく、話しかけ安くすれば、第一関門は突破できるのです。自分から話しかけられればもっといいのですが、それはハードルが高いので、とりあえず人に話しかけられた時にまともに感じよく受け答えができることが、まずは大切です。
身なりを整えて、清潔を心がけましょう。そして、なるべく笑顔でいるようにしましょう。もちろん、深刻な状況の時に笑顔でいては逆効果ですが、普段は、笑顔の人の方が感じが良いし、話しかけ安いというものです。なかなかうなく笑えない人は、俳優の方の笑顔などを参考に頑張ってみましょう。
ただ、笑顔と言ってもにやにやしたり、嫌味な笑顔はNGです。どうしても笑顔がうまくできなかったら、まず、心もち口角をあげるように心がけましょう。唇の両端をあげるだけでも、笑顔に近い優しい表情になるものです。
自分がされて嫌なことは、人にしないようにしましょう。幼稚園や小学校で聞いたことのある言葉でしょうが、友達がいない人は特に、それができていないことが多いのです。まず、自分ではなく、人の立場に立ってものを考えてみるのが、友達がいない自分とサヨナラする第一歩といえましょう。
友達がいない孤独・さびしい気持ちへの対処法
友達がいないのは、寂しいことです。人は、一人では生きていけません。もちろん、一人の時間も大切ですが、ずっと一人でいると、精神衛生上、よくはありません。でも、友達って、そんなにすぐに作れるものではありませんし、そもそも、すぐに友達が作れるような人は、孤独とは無縁です。
では、どうしても孤独を感じて、誰にも頼れないような時は、どうしたらよいのでしょうか。ここでは、たとえまだ友達がいない人でも、孤独や寂しさを紛らわせる方法を考えてみましょう。
家族と過ごそう
家族と折り合いが悪い、家族の中でも孤独を感じている、という人にはこの段落は役に立たないので飛ばしてもかまいません。でも、家族となら心地よく過ごせる、家族とはしゃべったり笑ったりが自然にできるという人は、とりあえず、家族と過ごして孤独を癒しましょう。
家族といると、なぜ、心地よく楽に過ごせるのか。それは、きっと、あなたが家族に愛されているからで、あなたも家族が好きだからです。無理してしゃべったり目立とうとしなくても、認めてもらえるからです。自分が家族の中で、どういう立ち位置で、どう過ごしているのか、一度、客観的に観察してみましょう。それは、赤の他人と仲良くなるための、参考にもなるはずです。
あなたが家族の中で、大切にされるお姫様や王子様のような扱いを受けているとしたら、それは友達がいない原因のひとつかもしれません。甘やかされれば、人はどうしていい気になり、わがままになります。でも、他人に、家族のように接してもらうのはまず無理というものです。家族と友達は違うと認識することも、大切です。
趣味を持とう
友達がいないことを苦に感じない人は、たいてい、自分の世界を持っています。一人でも楽しいこと、夢中になれるもの、打ち込めるものがあれば、自分で勝手に幸せを感じることができます。
また、そういった趣味や好きなことを通じて、同じものが好きな人と仲間になれるかもしれません。少なくとも、話のきっかけにはなるでしょう。何かに精通している人というのは、面白い豆知識なども持っているものです。それを利用しない手はありません。
そんなもの、見つかれば苦労しないし、友達がいないなんて悩まないはずだ、どうしたらいいのか具体的教えてくれ、という声も聞こえてきそうですが、何事も他人任せではいけません。特に、好きなもの、魅かれるものをいうのは、自分にしかわからないものです。他人がいいと勧めてくるものでも、ピンと来なかったり、好きになれなかったり、なんてことは良くあることです。無理強いされたりすると、かえって嫌いになってしまうこともあります。
ここは、アンテナを張り巡らせて、好きになれそうなもの、自分にとって魅力的なものを探してみましょう。そこまで夢中になれなくても、それはそれでよいのです。ちょっとだけ好きなものがたくさんある、というのも、素敵なことですし、好きになれそうなものを探して歩いたりするのも、わくわくしたりしませんか?
とりあえず、小さなことから始めてみましょう。
スポーツ観戦はいかがですか①
特に好きなスポーツがある人で、直接観戦したり、みんなでテレビ観戦をするようなイベントに参加したりしたことがない方は、一度、行ってみてはいかがでしょうか。
友達がいないから、ひとりでは行けない、と考えているかもしれませんが、おひとりさま観戦というのも、スポーツによっては常識だったりします。
例をあげると、フィギュアスケートなどは、お値段が高く、観戦時間も長く、意外に観戦が過酷で、そもそも超選手が出ている試合はチケットが取りにくい、などの条件もあり、圧倒的におひとりさまの多い競技です。別に友達がいない人ばかりなのではなく、そもそも、何日かを一括して見られる通し券などは一人につき一枚しか買えないので、必然的に一人で来ていたりするのです。
とても良い演技を見た時などは、会場全体が盛り上がりますし、誰もが感動を共有したいと思いますので、思わず隣の人に話しかけたり、一緒に喜んだり、ということが自然と起こります。そうすれば、友達がいない人でも、楽しく過ごせること請け合いです。
ただし、ルールが複雑なのと、時間が長いこと(最初から最後まで見ると10時間を超えることすらあります)、また、世界選手権クラスの大きな大会でない限り、基本的に一度の休憩時間は製氷の20分くらいしかないので、お手洗いなどが大混雑で休憩時間中に間に合わなかったりなど、競技が好きではないと苦痛に感じることも多いため、大好きという方にだけです。
スポーツ観戦はいかがですか②
野球やサッカーなど、特定のチームに組織だって応援するサポーターが付いている場合は、その人たちの多い席を選べば、一緒に応援ができて、友達がいない孤独を感じずにすごせるでしょう。
野球でいえば外野席ですし、サッカーは、だいたいゴールの裏あたりに同じチームを応援するサポーターたちが固まっていますから、そこに入れば、特有の応援歌や応援フレーズが前に出て音頭を取ってくれる代表的なサポーターによって何回も繰り返され、そのうちに自然に覚えて一緒に口にすることができるようになります。
ごひいきチームに点が入れば、周りのみんなが喜び、失えばみんなががっかりする。一緒に歌を歌ったり、簡単なポーズをとったり、というようなこともありますから、一体感が味わえます。友達がいないことなんて、気にならなくなるでしょう。もちろん、嫌いな方のチーム側に行かないよう、チケットを取る時には注意しなければなりませんが。
運よく話の会う人がそばにいて、うまくいけば、そこで盛り上がってお友達に、なんて可能性もあります。一人で帰途につく時は寂しいかもしれませんが、テレビで放送しているような試合であれば録画しておいて、あとでそれを見て思い出して楽しむこともできますし、そう考えると、かなり長い時間、孤独がまぎれるお得な方法と言えるでしょう。
ドラマや映画を見ましょう
とりあえず、いろいろ試してはみたけれど、やっぱり友達がいないのはどうしようもなく寂しい、孤独に耐えられない、という人は、手っ取り早く、楽しそうな映画を見たり、ドラマを見たりしましょう。あるいは、面白そうな本を読んだり、楽しい話を探してネットサーフィンをしたりしても良いでしょう。
はっきり言ってしまえば、寂しいと感じるのは、暇だからです。忙しかったり、楽しく何かをしている時は、たとえ一人でも孤独など感じないものです。ですから、どうしようもない時は、手っ取り早く対口を紛らわせるのが得策です。そして、一晩寝れば朝が来ます。とにかく、今日を楽しい気持ちで乗り切ることが大切です。
孤独だ、つまらない、寂しいと感じていると、顔つきが暗くなります。それは友達がいないから、かもしれませんが、暗く陰気な人に近づいてくる人は、残念ながらほとんどいません。人は、明るいもの、楽しいものに、より惹きつけられる生き物だからです。
明るい顔、楽しそうな顔になっていれば、自然と友達がいない状況から脱出できる可能性は高くなりますし、少なくとも、そのきっかけを作るのには役に立つでしょう。
ぬいぐるみや人形も癒しになります
あまり依存してもいけませんが、ふわふわのぬいぐるみや可愛い人形を抱きしめたり、話しかけたりすることも、心を癒すのに役立ちます。ちょっと怖いし変だと思うかもしれませんが、独居老人のボケ防止や孤独を癒すためにも、ぬいぐるみなどに話しかけることは有効なのです。若い人にだって効果はあります。
ぬいぐるみや人形は、いつも可愛い、安定した表情をしていますし、角度を変えれば、感情があるようにも見えてきます。悩みを言語化したり、嫌なことを言葉にして吐き出すのも、心の安定には有効です。聞き手がいる方が話しやすいので、相手になってもらいましょう。
友達に過度な期待をしないこと
初回公開日:2017年09月01日
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