楽しみがない人の対処法
「人生がつまらない」「楽しみを見つけられない」という人は結構多いのではないでしょうか。その人たちのそれぞれの立場から考えてみました。
社会人の場合
仕事が忙しすぎて趣味を楽しむ時間がない、という人が多いです。その場合は「ながら~○○」が良いでしょう。通勤途中の電車内で音楽を楽しむ、というのは誰でも思いつきますが、一歩進んで自己研鑽、スキルアップを目指してみるのはいかがでしょうか。
誰でも向上したいと思う欲求はあるものです。社会人なら、もっと成功したい、自分の地位を上げたい、報酬の多い仕事に就きたいと思うものです。今の自分からもっと飛躍するための「ながら勉強」をお勧めします。
資格を取る、語学を勉強する、今の専門知識を深めるといったテーマに絞って集中的にやってしまうと、案外短時間にものに出来ます。
楽しみがない人は、とにかく一歩前に進むだけで視野が拡がり世界が開けてきますから、ぜひ、チャレンジして下さい。
専業主婦の場合
家事で忙しいとは言え、単純な毎日の生活に飽きてしまい「自分には楽しみがない」と自己暗示しているような状態と言えます。自分で殻を作り、自己評価を低くしてしまい気分も優れません。
人間には「自分を認めて欲しい」という承認欲求があります。専業主婦が日々の生活の中で楽しみがないのは、「家事をするのは当たり前」と家族から思われて、いくら一所懸命家事をしても他から認めて貰えないからです。
単純な繰り返しの毎日からちょっと視線をずらして、ボランティア活動を始めるのはいかがでしょうか。お金もかからず、資格も必要ないボランティアもたくさんあります。ボランティア活動を行う事で認めてもらえ承認欲求が満たされるので、楽しみが生まれます。
大学生の場合
進路が決まらない、自分のやりたいことがはっきりしない、これといった趣味がない、などの理由で楽しみがない生活になってしまいます。なんとなく、流されているような気分で毎日を過ごしています。
そんな時には、トレーニングジムに行くことをお勧めします。考えていても始まりません。若いうちに身体を鍛えておきましょう。頭を空っぽにして、身体を動かしていると良いアイデアが浮かんできます。更に、身体を鍛えていることで、自信がついてきます。
トレーニングジムに通う人はポジティブな思考の人が多いので、良い影響をうけます。すると、ジムに通う事自体がが楽しみになってしまうこともあります。
楽しみがない人生の脱出方法
好奇心が強い人は自ずと楽しみを見つけることができますが、ここではあまり好奇心がなく、楽しみがない人生を送っている人の為に、どうしたら良いのか?という方法をお伝えします。
根本的な欲求を満たしてみる
人間の根本的な欲求に「認められたい」「愛されたい」「愛したい」「人の役に立ちたい」という思いがあります。これらが満たされないと、楽しみがない人生になってしまいます。
簡単に言えば、他の人から「ありがとう」って言って欲しいのです。だから、「ありがとう」と言って貰える行動をすれば良いのです。続けていくうちに「どうしたら、周りの人を楽しませる事ができるか?」を考えること自体が楽しみになってきます。
周囲の人に以前よりは少し気配りをする、声を掛けてみるだけでも良いでしょう。会話を弾ませる為に、会話術や雑学を学ぶのもお勧めです。
仕事で楽しみがない人の楽しみの見つけ方
仕事で楽しみがない人の主な理由
仕事で楽しみがないという人の大きな理由として、そもそも仕事が合わない、という事があります。自分がやりたかった仕事に就けていない事に対するジレンマがあります。自分の可能性を発揮出来ていない、才能や特技を仕事に生かせていないことが不満につながり、楽しみがないのです。
また、会社の人間関係が悪く楽しみがない事も多いです。上司や部下、同僚の中には大抵、自分とは反りが合わない人がいるものです。上手く付き合っているつもりでも、実は神経をすり減らしているため、毎日の楽しみがありません。
更に勤務先が遠い、というケースもあります。通勤に時間がかかるので会社帰りにどこかに寄る事も出来ない上に、自宅には寝に帰るだけの状態になり、趣味を見つけるヒマもなく楽しみがないのです。
どんな状況でも楽しみを見つける
楽しみがないと思っている人は「趣味や恋人がいないと楽しみは得られない」と思い込んでいる場合が多いものです。しかしそうではありません。
楽しみは、仕事に工夫を凝らすことでも得られます。例えば、今の仕事をもっと楽に出来るようにアイデアを捻りだすことでも楽しくなります。
仕事が楽になれば他の人から喜んで貰えます。そうすれば楽しさが倍になります。人に喜んで貰う事が楽しいことでもあるからです。
年代別の楽しみがない理由
20代の主な理由
20代のもっとも関心の高い事はやはり、異性との交際ではないでしょうか。20代半ばともなれば、彼氏(彼女)がいて当然といった空気も周りにあり、異性との交際の有無が、職場や友人同士の会話の中にも出てくるようになります。
「最大の楽しみ=異性との交際」と言った図式もでき、内向的でなかなか自分から異性に話しかける事ができない・出会いの機会がない、などの理由で交際相手ができないと、なんとなく、仲間の輪から外れた様な気分になり、楽しみがない会話となります。
人生経験が浅いので周囲の人の言う事が正しいと思った結果、彼氏(彼女)のできない自分は魅力のない人間と落ち込み、いよいよ何をやっても楽しみがない気分になります。
30代の主な理由
初回公開日:2017年08月20日
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