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引きこもり主婦の特徴や理由|30代/40代/50代

カテゴリ:人間関係

更新日:2024年10月05日

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引きこもり主婦の特徴

「引きこもり」という言葉。一度は耳にしたことがあると思います。よくイメージされるのは、思春期の精神的に不安定な時期に学校生活で何かしらトラブルがあり、学校に行けなくなり、家にこもるようになってしまった…そして成人してからもきっかけがつかめずにそのまま家にこもっている、というようなパターンだと思いますが、現在では主婦の引きこもりが増えているようです。

定義として引きこもりは、「6ヶ月以上自宅に引きこもって社会参加しない状態が続いている」ことを指し、「40歳以上の引きこもりは100万人以上」とも言われています。

現在増えている引きこもり主婦の特徴を具体的にご紹介していきます。

子供がいる場合の引きこもり主婦

まずは子供がいる場合の引きこもり主婦の特徴を見てみます。子供がいると、家事にプラスして子供に関わる様々な用事が増えるので、朝から晩までひっきりなしに忙しく、1日があっという間に終わってしまい、自覚はないけれども引きこもり主婦になっていたりします。

子供が乳幼児の場合

子供がまだ乳幼児の場合は、1日中抱っこやおんぶなどをしたり、夜泣きに付き合ったりすることも多く、睡眠時間もまともにとれず肉体的に疲れ切っている方も多いです。

そして一人目の子供の場合は、すべてが初めてのことで戸惑うことも多く、自分の時間もまともにとれない為にストレスが溜まりがちです。そこで旦那さんのお休みの日は子供を見ててもらったり、周りの身内にお願いするなどしてリフレッシュできればいいですが、なかなかうまくはいかないものです。

子供と一緒に外出すれば、荷物は多いし、子供がぐずったり泣いてしまった場合、周りの目が気になり外出自体が面倒になり、引きこもり育児になってしまうのです。物事を自分だけで解決しようとする、責任感の強い真面目な人こそが引きこもり主婦になりやすいといえます。

子供が就学している場合

子供がある程度大きくなると、子供自身に人間関係が出来始め、必然的に母親同士の付き合いも広いものになっていきます。母親の付き合いというのは、友達ではないけれど仕事上の付き合いとも違う…気を遣い、疲れる方も多いです。そんな母親同士の付き合いに疲れてしまい、引きこもり主婦になる経緯もあるのです。そして、進路や子供の反抗期など、精神的な悩みも増え、疲弊してしまうケースもあります。

子供がいない場合の引きこもり主婦

子供がいない引きこもり主婦の場合は、旦那さんが仕事をしている間は多くの時間があります。自由に時間が使え、きちんと家事さえしていれば旦那さんにバレる事もないので、ダラダラしてしまうようになってしまいます。元々めんどくさがりやの人は引きこもり主婦になりやすいのです。

最近は買い物もネットスーパーを活用することも出来、家から出なくてもすむようになっています。そうした便利な生活が引きこもり主婦に拍車をかけています。また、旦那さんが職業柄、生活リズムが不規則だった場合には、余計に孤独感を感じるようになってしまいます。自分だけの為に食事を用意するのも面倒になったりして、ダラけた習慣がついてしまうのです。

年代別の引きこもり主婦の原因とは?

誰しもが最初から好んで引きこもり主婦になった訳ではありません。引きこもり主婦となってしまった理由があるのです。ここでは、年代別に引きこもり主婦の原因を探っていきます。

30代の引きこもり主婦の場合

30代女性は、結婚、妊娠、出産を経て人生がガラッと変わる時期です。結婚を機に仕事を辞めた場合は、一度社会から離れてしまったことで、社会復帰を恐れてしまい、家にこもってしまうこともあります。

また、子供が大きくなってくると新たな地域コミュニティが出来、ママ友も出来ますが、うまくその輪になじめずに引きこもり主婦になってしまうようです。そしてママ友との付き合いにはランチや買い物など、出費が重なります。家庭の経済的な理由で引きこもらざるをえない場合もあります。

40代の引きこもり主婦の場合

40代女性は、子供が成長して、進学の悩みが増えてくる頃です。両親も歳をとるので、子供の手が離れたと同時に両親の介護をしなくてはならない、という主婦も多いです。また、子供の世話がなくなったことで、寂しくなったり、自分は必要ない人間なんじゃないか?と考えてしまい、引きこもりがちになってしまう場合もあります。

50代の引きこもり主婦の場合

50代の女性は、まだ専業主婦文化が根強く残り、一度も社会に出て働いたことがない女性も少なくありません。女性は家を守り夫や子供につくすもの、という考えがあるので、外で働くという考えは頭にありません。

ですが子供が自立し、旦那さんも退職が近づいてくると、抜け殻のようにやる気がなくなったり、今後の生活に不安が生じて引きこもり主婦となってしまうのです。

初回公開日:2017年08月23日

記載されている内容は2017年08月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。