自分軸で生きる人と他人軸で生きる人の違い
自分軸で生きる人は、「自分はどうしたいのか」と考えながら行動して、毎日を生きています。人からの評価はあまり気にしないで、「ありのままの自分」で生きることを大切にしているので、他人に左右されることはありません。
一方、他人軸で生きる人は、他人の意見や考えを優先して、自分が思っていることを押し殺した行動をしがちになります。人に左右されるため、考えや行動に一貫性がなくなります。優柔不断な人だと思われてしまうことがあります。
自分軸で生きるメリット
自分軸で生きる人は、「自分はどうしたいのか」をもとに行動しているので、周りの人やそのときの状況に流されてしまうという事が少なく、考えや行動に「一貫性」があります。また、自分軸で生きる人は、自分の考えや生き方に信念があるので、自分に「自信」を持っています。そのため、人に説明する場合や人を説得する場合にも、「自分の考え」に基づいて一貫性と自信を持って話すことができるので、人からの理解や信頼を得やすいです。
自分軸がない人の特徴
自分軸がない人は、自分で考えるということをしないため、わからないことがあると直ぐに周りの人に聞きたがります。そして、自分軸がない人は、自分では決断できないので、周りの人に判断を委ねてしまいます。では、なぜ、周りの人に聞きたがるのでしょうか。なぜ、自分で決断をすることができないのでしょうか。
それは、自分に自信がないからです。自分軸がない人は、自分に自信がないので、「人から変に思われたくない」「恥ずかしい思いをしたくない」という気持ちが強くなって、ありのままの自分をさらけだすことを恐れ、自分を押し殺してしまっているようです。
恋愛における男性と女性それぞれの自分軸の必要性
自分軸がない男性は「いい人」で終わってしまいがち
自分軸がない男性は、自分にあまり自信がありません。自分に自信がないので、人に合わせようとします。恋愛においては、女性に合わせようとします。
女性に合わせようとする男性は、最初のうちは、女性から優しい男性と思ってもらえるかもしれません。しかし、いつでも何でも女性に合わせてしまうような優しすぎる男性だと、女性は次第に物足りなくなってきて、最終的には「いい人」で終わってしまう可能性が高いでしょう。女性は、自信がない男性には、あまり魅力を感じません。
ただし、自分についての自信があまりにも強すぎて、人への思いやりに欠ける自己中心的な男性は、女性から相手にしてもらえないので注意が必要です。
女性からの程度な自己主張は男性から歓迎される
自分を主張しない自分軸のない女性は、何を考えているかわからないので困るという男性が多いです。男性は、デートをするときに、行きたい場所や食べたいものなどについて、女性も自分の意見を主張してくれた方が、ふたりで一緒に楽しもうという姿勢が感じられて嬉しいと思うようです。
また、自分の意見がない女性は、一緒にいてもつまらないと感じる男性もいます。「嫌われたくない」という思いから男性に合わせ過ぎて、男性から「つまらない」と思われてしまうのは残念です。
男性に頼りきって男性になにもかも委ねてしまう自分軸のない女性は、男性の負担を増やして疲れさせてしまうでしょう。反対に、自分軸がある女性の適度な自己主張は、恋愛をもっと楽しいものにしてくれます。
恋愛における自分軸
自分軸で生きる人は、恋愛においても「自分はどうしたいのか」と考えながら行動します。「相手のことが好きという自分の思い」をいちばん大切にしています。そのため、相手がどう思うかということだけでは、自分の行動を決めません。「自分がただ好きなだけ」で満足できるのです。
他人軸でする恋愛は相手の評価がないと満足できない
ところが、人の評価を気にする他人軸で恋愛をすると、恋愛している相手の評価を気にすることになります。そうすると、「自分がただ好きなだけ」では満足することができません。相手から評価してもらえなければ、満足できないのです。
相手から評価してもらえなければ満足できないということは、例えば、高価なプレゼントをもらったり、自分を必要だと思ってもらったり等、相手から自分の価値を認めてもらわなければ満足できない恋愛をしてしまうことになります。
自分軸の作り方
自分が今何をしたいのかを考えてその日の行動を決める
小さなことでも、「何かを決める」ということは、案外難しいものです。将来の大きな目標を決めることももちろん大事です。しかし、まずは「自分が今何をしたいのか」を考えて、その日の行動を決めることから始めてみましょう。小さなことでも、何かを決めて、その決めたことをひとつひとつ確実にやっていくということを繰り返すことで、決断力と自信が身についていきます。
人の意見より自分の考えに耳を澄ます
人の評価を気にしないで生きていくための訓練をしていきましょう。最初は、「これをやったら周りの人はどう思うだろう」と気になると思います。しかし、周りの人がどう思うだろうかと気になったら、そのたびに、「自分はどうしたいのか」と自分自身に問いかける習慣を身につけていきましょう。大切なのは「自分はどうしたいのか」をいつも考えることです。これを習慣化することで、自分の行動に自分の意見を取り入れていくことが自然とできるようになっていきます。
初回公開日:2017年08月31日
記載されている内容は2017年08月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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