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決断力のある人とない人の特徴・決断力を鍛えるためのトレーニング法

カテゴリ:自己啓発

更新日:2024年11月15日

現状を把握し、状況を判断できる力が判断力です。その判断を踏まえてどうするのかを決める力が決断力です。そして決めたことを行動にうつせるのが行動力です。それぞれ意味は異なりますが「行動」するためには「決断」が必要で、「決断」するためには「判断」が必要です。

どれかだけに長けているのではなく、バランスよくそれぞれの力を発揮できるのが理想です。

決断力をつける・鍛えるための方法

決断力を鍛える方法を見ていきましょう。ただ、それは何か特別な方法ではなくて、日常生活にヒントが沢山隠れています。つまり、日常生活を変えることが、決断力を鍛える方法につながっているのです。

まずは小さな決断から始めよう

日常生活の中には、「決断」の場面がたくさんあふれています。たとえば、「今日はどのお洋服を着よう?」「ランチはどこに行こう?何を食べよう?」「退社後は何をしよう?」などです。どんな些細なことでも「自分で」決断する習慣をつけましょう。

「自分で」決断することに慣れてきたら、今度は決断するまでの時間を短くできるようにしていきましょう。迷う時間も楽しいものですが、すぐにつ決断力がつ決断できるようになる訓練だと思って少しずつ慣れていきましょう。そうしていくうちに、スムーズに決断できるようになっていくでしょう。決断力がついてきている証拠です。

自分の気持ちに気づく

自分の気持ちや意志に蓋をして、見て見ぬふりをしていないでしょうか。それは、「自分が意見を言ったことで責任が問われるのではないか?」「こんなことを言っても仕方がない」「誰かが言ってくれるだろう」などマイナスの感情が自分の気持ちや意見よりも上回っているからだと言えるでしょう。

いきなり公の場で意見を述べるのは誰だって躊躇うものです。まずは上司や同僚との会話の中で、自分だったら、と自分なりの意見を頭の中で考えてみましょう。誰かの意見に流されることなく自分の意見を持てたなら成長している証拠です。

先延ばしにしないこと

自分の意見がはっきりしたら「すぐに決める」ことを実行しましょう。人生は決断の連続です。迷っている間にも次の決断が待っているのです。立ち止まらず決断しましょう。間違っていると気づいたのならあとで修正すればよいのです。少しの勇気を出して失敗を恐れず一歩踏み出してみましょう。

別の選択をしていれば、と考えない

別の選択肢をえらんでいれば、もしかしたらもっと上手くいったかもしれない。あのときこうしていれば、と思うことが出てきます。そしてそれを習慣化してしまい、いつまでも引きずってしまうようになります。そうしていても、目の前の事態は改善しません。ましてや、状況が悪化してしまうことだってあります。

決断力を鍛えるためには、決断に「絶対はない」「模範解答などない」と考えることが大切です。別の選択をしても、今より状況が悪くなっていることだってあり得るのです。良くなっているとは限りません。そこで立ち止まっているならば過去は振り返らず今の状況に立ち向かう勇気を持つことの方が意味があります。過去に決断を下した自分を後悔せずに進みましょう。

どうしてもの時は消去法を使ってみる

決断をするにあたって沢山の選択肢がある場合、どれがいいのかわからなくなることもあります考えすぎてしまうとドツボにはまって答えが出せなくなってしまいます。そんな時は消去法を使ってみるのもです。もちろん、あてずっぽうではなく、それぞれの選択肢のメリット・デメリットを考えたうえでの消去法です。

一番リスクが大きい、一番現実的でない、一番目的とは遠い選択肢から消去していくと自ずと今選ぶ選択肢が残り、進むべき道が見えてきます。

自分を信じてみよう

何でも人任せにして、人の意見に流されていた所から少しずつ自分で考えられるようになってきたら、自分のことを信じてあげましょう。自分を信じることは、そう容易いことではないでしょう。

もし失敗したら、もし間違えていたら、と臆病になり怖くなった時、自分の意志で頑張ってきたことを思い出しましょう。そして決断を下した自分をほめてあげましょう。あなたが頑張ってきたことをそばで見ていた人は必ずいます。

たとえその決断が間違っていたとしてもきっとあなたを助けてくれる人がいます。決断をせずに何も動けなかった自分と決断をして一歩前へ進めた自分とでは、心の充実感が違うと感じるでしょう。

決断力に関する本

決断力(角川oneテーマ21)

天才棋士と呼ばれる羽生善治氏の決断する力。勝負の世界で発揮される決断力はどのように培われたのか。羽生氏の考え方とは。仕事における決断力が問われる場面でも参考にできる内容です。

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プロと呼ばれる人、一流と呼ばれる人の考え方が非常によくわかる。
常に前向きな態度、新たなことを吸収しようという姿勢に感銘すら覚える。

決断力の磨き方(仕事の教科書BOOKS)

初回公開日:2017年11月04日

記載されている内容は2017年11月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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