どんなことが心残りになるの?
あなたは何か心残りなことはありませんか。
人は生きていく中で少なからず心残りなことはもっています。心残りとは後に思いが残ってすっきり思いきれないことを言います。あの時にああしておけば、「もっとこうしておけば」と思いが残ってしまうことは多くの人が抱えている思いではないでしょうか。
では皆さんはどんなことが心残りになっているのでしょうか。
結婚式
多くの方が初めての結婚式、また多くの方が一生に一度の結婚式です。初めての大きなイベントですので「あの時にああしておけば、もっとこうしておけば」と後になって思えば色々浮かんでしまいます。では結婚式の心残りとはどのようなものがあるのでしょうか。
4つ紹介します。
・結婚式当日はバタバタしちゃって、両親とほとんど話す時間がなかったこと
・あと半年早く式を挙げられていたら、亡くなったおじいちゃんにも来てもらえた
・婚約指輪を買ってあげられなかったこと
・式の前夜両親に対して「今までお世話になりました」ってちゃんと挨拶できなかったこと
お産
初産も結婚式と同様、初めての経験で後で思えば色々思いつくことも多くなります。ではお産のああしておけば、こうしておけばはどのようなものがあるのでしょうか。
3つ紹介します。
・主人にも立ち会ってもらっていたら、一緒に誕生の瞬間を共有できたのに立ち会ってもらうことが出来なかったこと。
・出産シーンをビデオで撮影していたら、子供が親になるときに見せてあげられたのにビデオを持参しなかったこと。
・一人しか子供が出来なかったこと
子育て
出産が初めてなら、当然子育ても初めてです。ただ子育ての期間は振り返るととても短くて気づいたときは親離れがすんでいたことも多いでしょう。親ならだれもが心残りなことがあるのではないでしょうか?
・いつも叱ってばかりで全然褒めてあげられなかったこと。
・子供の言うことを信じてあげられず、決めつけて叱ってしまったこと。
・離婚して子供の親権を相手に奪われて自分で育ててあげることが出来なかったこと。
・風邪さえひかせなかったら試験に合格していたかもしれない。自分の子供対する体調管理が不十分だったこと。
仕事
・主人の転勤で仕方なく勤めていた会社を辞めました。仕事も遣り甲斐があって職場の雰囲気もすごく良かったので仕方がありませんが退職せざるを得なかったこと。
・学生のうちに将来のことを真剣に考えなかったこと。今は何のやりがいもない仕事を何の目標もなく惰性で続けています。
・今の仕事を続けるか、独立をするか悩んだとき独立を選択できなかったこと。
卒業式
卒業式は先生や友人との別れの時です。今まで毎日通っていた学校、お世話になった先生、毎日一緒に過ごした友人との別れにはどんな心残りがあるのでしょうか?
・先生に感謝の気持ちを言葉で伝えられなかったこと。
・友人と次に集まる日を決めておかなかったこと。
・好きな人に告白が出来ないまま卒業式を迎えたこと。
・友人と喧嘩したまま仲直りもせずに卒業してしまったこと。
・教室の壁に穴をあけたのは自分だと正直に言えなかったこと。
心残りの対処法
心残りはどのように対処していけばいいのでしょうか?
心残りをするなと言われても、心に引っかかっている出来事や思いは直ぐに打ち消すことは出来ません。しかし心残りばかりしていて後ろ向きの人生を送っていては今を楽しむこともできません。何か心残りがあっても、その心残りがあるからこそ今があると考えてみてはどうでしょうか?
自分の選択に心残りがあったとしても、あなたが選択したことによっていいこともありませんでしたか?じぶんの行動に対して心残りがあったとしたら、次は心残りのないよう生かすことを考えましょう。何かやり残したことが心残りだったら今からでも一から始めることが出来るものであればチャレンジしてみてはどうでしょうか?
別れた時の心残り
好きな人との別れにも心残りはつきものです。なかなかお互いに満足のいく別れ方は少ないものです。元カレ、元カノにはどんな心残りがあるのでしょうか?
・喧嘩をした後すぐに素直にごめんなさいが言えなかったこと。
・彼女は信用していてくれたのに、彼女のことを信じてあげられなかったこと。
・付き合っていることで怠慢になって、大切にしてあげられなかったこと。
・心から愛していたのに、愛してるって言葉で言ってあげられなかったこと。
・別れたことに後悔はないが、最後にいままで楽しかったと伝えてあげることが出来なかったこと。
心残りと後悔の違い
心残りとは後に思いが残ってすっきり思いきれないことを言います。これはしてしまったこと、しなかったことどちらに対しても心残りになることがあります。後悔とは自分のしてしまったことに対して後から悔やむことです。
このように心残りは過去に対しての未練といった気持ちを含みますが、後悔は過去のことに対しての反省の意味が多くなります。
心残りの定義
心残りとは、過去のことに対して後に思いを残してしまうことを言います。
例えば「もしあの時、夢を選んでいたら成功できたかもしれない」と夢を捨てて堅実な人生を歩んだ場合、その夢を捨てたことが心残りといったように、決して堅実な道を選んだことを後悔しているのではなく、捨ててしまった夢に思いが残ってしまっていることを言います。
初回公開日:2017年09月09日
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