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自己顕示欲の強い人の特徴・心理|向いてる仕事/恋愛/付き合い方

カテゴリ:人間関係

更新日:2024年10月13日

自己顕示欲の強い人が、そのような言動をするのには、どのような心理の特徴を持ち合わせているのでしょうか。

確固たる自信がない

自己顕示欲の強い人にとって、自分の存在意義は、自らの言動による他人の反応や、他人との比較により自分の方が優っていることでしか確認できません。つまり彼らには確固たる自信がないのです。

例えば、自分はもとより人の評判や評価をとても気にします。もちろん自分の評価が一番であることが絶対条件です。他人の評価が自分よりも優っていようものなら、人一倍の努力をする一方、他人を貶める噂を流したり、あらぬ噂話を流して、足を引っ張ることもします。

確固たる自信のある人は、他人の評価など気にしません。常に自分がどれだで向上したのかを把握しています。彼にとって比べるものは他人ではなく、過去の自分との比較です。

一見強そうだがとても寂しがり屋

自己顕示欲の強い人は、積極的な自己主張をして自分を存在を強くアピールするのが特徴です。一見強い心理の持ち主に見えますが、実はとてつもない寂しがり屋です。

彼らは人の注目を浴びることで、自分の存在を確認します。小さな子供は、親に構ってもらえないと、泣いたり叫んだり、駄々をこねたりするのと同じで、自己顕示欲の強い人は、小さな子供が、そのまま大人になってしまったようなもので、精神的に大人になりきれない、小さな子供のままなのです。

成熟しない、寂しがり屋の心は、人に認められることばかりを望むのが特徴です。他人に与えることなど考えにも及びません。この世はギブアンドテイクです。与えれらることばかりを望む、自己顕示欲の強い人は、正常な社会生活を送ることのできない、寂しがり屋の心の持ち主です。

特徴から考える自己顕示欲の強い人の対処法

あなたの周りに、もし自己顕示欲の強い人がいたら、どのように対処しますか。まともに対処したら面倒なことにもなりかねません。

次に自己顕示欲の強い人の特徴を考慮した上での、彼らの対処法を考えてみましょう。

適当に受け流す

自己顕示欲の強い人が自慢話を始めたら、適当に受け流しましょう。自慢話を聞かされることは、決して心地よいものではありません。しかし、彼らの特徴を考慮すると、全く無視するのことは、彼らの持ってい自己顕示欲の強さを助長することになります。無視されることで、もっと強力な自慢話を聞かされるか、いじけた上に嫌味を聞かされるのが落ちです。

逆に真剣に聞くそぶりをすると、気を良くしてさらに自慢話を聞かされます。適当に受け流して、ある程度聞き終えたところで、席を立つことが最良の対処法です。

たまにはこちらから構ってあげる

時にはこちらの方から構ってあげましょう。自己顕示欲の強い人の特徴として、構ってあげることで気を良くする特徴があります。彼らは小さな子供と同じように、相手をしてあげることで強い自己顕示欲が満たされるのが特徴です。満たされた自己顕示欲は、時にはあなたに良いこととなって帰ってくることもあるかもしれません。

しかし構い過ぎは禁物です。すぐにつけあがり、あなたを自分の思おうように扱おうとすることがあるからです。

自己顕示欲の強い人の付き合い方の特徴

もし上司や同僚、近所の家庭などに、自己顕示欲の強い人がいる場合の付き合い方について考えてみましょう。

自分の中にルールを作る

上司に自己顕示欲の強い人がいる場合には、結構苦労させられるでしょう。自分の成果のためにはあらゆる手段をも辞さない、自己顕示欲の強い上司。あまりに近づきすぎると、あなたの手柄を全て上司の手柄にされ、離れすぎると反感を買って罵倒されるか無視されることも。

まずは、自分の中に上司との関係のルール作りをしましょう。一定の線までは許せるが、これを超えた場合は、徹底的に自己主張してみるなどの線引きをすることは、相手に巻き込まれないためにはとても有効な手段です。

もし自己主張する場合でも、自分一人でせずに周りの同僚や部下を巻き込むことも必要です。逆にガツンと言われた上司は、案外、自己顕示欲の強い人の特徴である、小さな子供の一面を見せて、腰が引けることもあるかもしれません。

一定の距離を置く

例えばそれほど親しくない同僚や近所の住人で、あまり深く付き合う必要のない、自己顕示欲の強い人に対しては、まともに付き合おうとせずに、一定の距離を置くことをします。

特にこちらから進んで話しかける必要もありませんし、親しくなる必要もありません。そういう人には、彼らに従う人たちが別にいるものです。自慢話や高価な品を見せつけられて不快な思いをするくらいなら、一定の距離をおきて付き合いましょう。

自己顕示欲の強い人の恋愛の特徴

自己顕示欲の強い人は、パートナーを支配したがります。彼らにとってパートナーとは、自分の強い自己顕示欲を満たすための対象であり、自分の欲を実現してもらうための相手となります。

わかりやすいのが、親と子の関係の例え。自己顕示欲の強い人の特徴として、未成熟な精神の持ち主であるが故に、パートナーにも親のように自分を扱ってもらうことを求める傾向があります。良いことをしたら褒めてもらい、良いものを買ったら羨ましがってもらいたがります。

彼らにとって恋愛とは相思相愛ではなく、一方通行の恋愛になりがちです。パートナーになる人も、そのことが理解できる人が不思議と一緒になるものです。

自己顕示欲の強い人に向いている仕事の特徴

自己顕示欲の強い人の特徴を考慮すると、彼らに向いている仕事として、タレントや政治家、宗教家などが向いています。彼らは、人に認められることでその存在意義を確認します。多くの人から注目を集めるそれらの仕事は、彼らの特徴にあった職業と言えます。

初回公開日:2017年10月06日

記載されている内容は2017年10月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。