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依存体質の特徴と改善方法|女/男/恋愛/物・依存体質診断

カテゴリ:自己啓発

更新日:2024年05月16日

みなさんは自分がどのような性格と考えますか?

人にはさまざまな性格の持ち主がいます。例えば、穏やかな性格の人もいれば、感情の起伏が激しい人もいます。また、感情表現が得意な人もいれば、シャイなためなかなか人に想いを伝えることが苦手な人もいるでしょう。その中で、みなさんは自分のことをどのような性格だと考えますか。

今回の記事で扱うのは、「依存体質」な人です。みなさんは、依存体質と聞くとどのような人を思い浮かべますか。一般的には、「面倒な人」や、「異性に頼って生きている人」と考えている人が多いのではないでしょうか。

確かに、依存体質に人の中には、そういった性格の持ち主がいることは確かです。しかし、依存体質の人が人に依存がちになってしまうことにはそれなりの理由があります。また、みなさんの中には、自分が依存体質なのかどうかよく分かっていない、いわゆる隠れ依存体質という人もいます。

そこで今回の記事では、依存体質の人の特徴や、自分が依存体質なのかどうかを見極めるためのチェックポイントを用意しました。自分が依存体質なのかどうか気になっている方や、みなさんの身の回りの人が当てはまるかどうかをぜひ確認してみてください。

依存体質の特徴と原因

まずは、依存体質の人の特徴とその原因をいくつか紹介していきます。男女でその特徴は大きく異なってきますので、男女別に見ていきましょう。また、原因を知ることで依存体質の特徴を少しでも理解しやすくなりますので、その原因もいくつか紹介していきます。

女性の依存体質

まずは、女性の依存体質について考えていきます。

特徴

・恋愛依存

まず、女性の依存体質の特徴として挙げられるのが、「恋愛依存」でしょう。恋愛依存は、付き合っている相手や、気になっている相手、気に入っている相手に対して、外から見ると以上とも取れるほど執着し、自分のことには気が回らなくなってしまうことです。

その人以外が目に入らなくなってしまうため、周りの友達から指摘されても気づかず、友達を失ってしまうケースもあります。

その男性を好きという気持ちだけが先行してしまい、心と体のバランスが悪くなってしまいます。精神状態が安定しないことが多いため、些細なことで乱れてしまい、毎日の生活にも大きな負担をかけてしまうのです。

それだけ執着した相手にもかかわらず、男性との恋がなかなか成就しないことも特徴の一つです。執着だけで、本物の愛情ではないということでしょう。

・自立できていない

依存体質の女性は、基本的に自立できていない人が多いです。自分の価値を勝手に低く判断してしまい、自信を持つことができないでいます。そのため、恋人や男性に依存してしまうのでしょう。自分の存在価値を他人にゆだねてしまうということです。

・言い訳が多い

また、依存体質の女性は言い訳が多いのも特徴の一つです。「でも」や「だって」という言葉を多用し、言い訳の言葉を並べます。そうすることで、何か問題が起こったとしても、自分の一人の責任ではないと考えることができるからです。

・都合の良い解釈をする

また、自分にとって都合の良い解釈をしがちなのも依存体質の女性の特徴です。怒られたりしても、自分にとって都合の良いように解釈し、責任から逃れようとする傾向にあります。

男性の依存体質

次は、男性の依存体質の特徴を見ていきましょう、女性との違いに注目してください。

特徴

・恋愛依存

最近男性にも増えているのが、恋愛依存です。女性が陥りそうなイメージですが、男性にもかなり増えています。すべての行動の基準が、彼女や好きな女性基準になってしまい、時にはお金を貢いでしまうケースもあります。

さらに多いのが、女性に対する束縛です。女性を自分の支配下に置き、ケータイのチェックはもちろんのこと、SNSやそもそも男性と連絡や会うことを制限してしまったりします。

それくらい女性中心の生活になってしまうにもかかわらず、なかなか彼女と長続きはせず、付き合っては別れを繰り返してしまいます。

・自分に自信がない

依存体質になってしまう男性の多くが、なかなか自分に自信を持てないことことが多いです。自分自身から目をそらし続けてしまうことから、他人である女性に自分の存在価値を求めようとします。

・自己承認欲求が高い

自分に自信がないことの裏返しとして、「自分を認めてほしい」と考える自己承認欲求が高い男性が、依存体質の人には多いです。これは、何も彼女や女性だけに限らず、家族や職場の仲間、上司などとにかく多くの人に自分のことを認めてもらいたいと思っていることが多いです。男性に求められる、懐の深さというのがなかなかないのが特徴となります。

・感情の起伏が激しい

男性の中で感情の起伏が激しい人は、依存体質であることが多いです。数分前には饒舌にしゃべっていた男性が、少し別の男性の話をしただけで不機嫌になりケンカに発展した、そんな経験のある方もいるのではないでしょうか。

特に気分が落ち込みやすい、テンションが下がりやすい男性というのは注意が必要です。

原因

それでは、上記のように依存体質になってしまう原因を考えてみましょう。原因には多くのことが考えられますので、ここでは一例をご紹介します。

・ストレス

多くの依存体質の人の原因として考えられるのが、ストレスや孤独といった心理的な原因です。学校や職場などでストレスを感じたり、ふとしたことがきっかけで孤独を感じてしまうと、人はだれかに頼りたくなります。そのようなことが積み重なってしまい、依存体質の人間になります。

つらいことがあったときに、それらの原因を取り除いてくれるような友人や家族がいてくれると良いのですが、なかなかそうもいかな場合が多いのも現状です。

・逃げることでうまくいった過去がある

依存体質の人は、現実と向き合おうとせず、嫌なことがあると逃げ出そうとする傾向にあります。嫌なことから逃げ出したい、と思う気持ちはだれの心にもある感情ですが、多くの人は逃げ出そうとした結果失敗を経験していることが多いです。

しかし、依存体質の人はこれまで逃げ続け、運良く失敗せずに大人になってしまっています。その結果、自分自身で困難にどう向き合えば良いのか分からず、結局誰かに頼ることになります。このような負の連鎖が、依存体質の人を生み出しているのです。

依存体質診断チェックリスト

依存体質の人の特徴を理解していただいたところで、次はみなさん自身が依存体質かどうかをチェックするためのリストを作りました。また、みなさんの身の回りの人が当てはまるかどうかも同時に確認してみてください。

うまくいかないことでもしがみついてしまう

まず、依存体質の多くの人がたとえうまくいかないことであっても、最後までしがみついてしまう傾向にあります。しがみついて「しまう」という表現をしましたが、確かにこれは悪いことばかりではないでしょう。

多少ダメなことがあったとしても、それにしがみついて成功するまであきらめずにがんばる、ということは大事です。自分にとって嫌なことがあったからといって、すぐに諦めてしまっては、何事もやり遂げることはできないでしょう。

しかし、人生において絶対に乗り越えられないことや、できないこと、諦めてもいいことが出てきます。そのようなことにもしがみついて、時間を無駄にしてしまうことが多いのが依存体質の人です。

必要とされなければ人を好きになることができない

みなさんは、人を好きになる際にどのような基準で好きになりますか。多くの人が内面や外見の好みを挙げるのではないでしょうか。しかし、依存体質の人は、「自分が相手に必要とされているかどうか」を挙げてしまいます。自分が好きなタイプを挙げるはずが、その選択肢を相手の気持ちにゆだねてしまっています。その結果相手に依存してしまうのでしょう。

見捨てられないか不安だ

初回公開日:2017年11月04日

記載されている内容は2017年11月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。