時間の使い方にに関する本
自分の時間の使い方が下手だと感じていても、どうやって改善していけば良いかわからず、悩んでいる人もたくさんいるのではないでしょうか。近くにいる、時間の使い方が上手な人に相談してみるのも良いですし、時間の使い方の上手な人の真似をしてみるだけでも効果があります。
もっと、時間の使い方を理論立てて知り、納得したいという人は、有識者たちが時間管理について解説している本を参考にしてみては、いかがでしょうか。口コミの評価が良い本をご紹介します。
時間の使い方は、ビジネスマンと主婦とでは違いますし、子供のいる家庭といない家庭でも異なります。自分の環境や立場に一番合っていると思われる本を選択し、参考にしてください。
1440分の使い方 ──成功者たちの時間管理15の秘訣
7人の億万長者、13人のオリンピック選手、29人のオールAの学生、そして239人の起業家、計288人への取材から導き出された、時間管理と生産性向上についての15の秘訣が紹介されています。立場の違う人たちへの取材から成り立っているので、この本で提示されている時間の使い方を参考にできる人は多いでしょう。
この本の中では、時間の使い方の、実践しやすい方式についても紹介されているので、すぐに行動に移すことができます。
時間管理・自己管理において習慣にしたいことのあらゆる要素がうまくまとめられている。
既に実行していることの有効性を改めて認識できるし、できていないことのリストアップにもつながる。
最近流行りの「生産性」などのオビがもっと強調されれば、人気になりそうな良書だと思います。
仕事の速い人が絶対やらない時間の使い方
時間の足りないと感じている人が、現状を変えるためにすべきことは、時間の使い方を抜本的に変えることよりも、「なにをやめて、なにをやるべきか」を考えて、取捨選択できるようにすることです。
時間の使い方を上達するために、この本の中では、「やるべきことを明確にすること」から始め、仕事の速い人と遅い人の時間の使い方を対比しながら、解説してくれています。
「根性論」で語ってしまいがちな社会人1年目の私にはもってこいの一冊でした。タスク管理や資料作りなどの実践的なアドバイスから、"出来る社会人"の考え方を覗けた気がします。この著書を通して、上司が自分に求めているものを知ることができるのではないでしょうか。この先、効率化の本質を見極めて行かなければなりませんね。
フランス式いつでもどこでも自分らしく: 自由で幸せな「時間の使い方」
時間の使い方とともに、生き方の提示もしてくれている本です。「自分のスタイル」をつくるために、「これからの人生」がもっと楽しみになるヒントが満載の本です。著者はフランス人ですが、日本在住ということもあり、日本人の思想にも馴染む内容となっています。
・「背筋を伸ばす」と見える景色が変わる
・「知性」があってセクシーな女性
・ 愛を表現することは「アート」
・「やりたくないこと」をやらない勇気
・「自分には何が似合うか」をよく研究する
最近注目されている『ワンオペ育児』など、ひとりで家事・育児を抱え込んでいるママに読んでもらいたい一冊。
日本人にありがちな“母親だから、妻だから、~でなくてはならない”という固定観念は、グローバルな視点で見てみると、実は「ママだからといって我慢しなくていいんだ」ということに気が付かされるはず。
「ひとりになる時間は大切。ひとりの時間がないと、精神的にも肉体的にもバランスが悪くなってしまう」
「週に一日は、夫婦だけの時間をとったり、自分だけの楽しみのために夜遊びしたっていい」
「大切なのは、いまこの瞬間を味わうこと」
「世間体や慣習よりも、自分らしい生活スタイルを優先しよう」
などの言葉の数々に、きっと心が軽くなって、励まされるはずです。
時間の使い方が下手な人の特徴10コ
時間の使い方が下手な人とは、どのような人でしょう。次にあげる特徴に当てはまっていたら、時間の使い方が下手な人だと考えられます。
①時間をもて余している
②趣味や打ち込めるものがない
③行動手順を考えていない、または、決められない
④計画を立てられない
⑤時間の配分を考えていない
⑥物事の優先順位を決められない
⑦自己管理ができない
⑧嫌なことは先に延ばす
⑨時間を作れないことの言い訳をする
⑩「忙しい」が口癖
時間の使い方が上手な人の特徴
時間の使い方が上手な人の特徴は、時間の使い方が下手な人の真逆で、時間に関する自己管理に長けていることが挙げられます。
①時間の逆算ができる
②結果に100%を求めない
③時間に追われて、パニックを起こすことはない
④一日の中に複数の予定を組み込める
⑤着手順を考えて着手する
⑥時間配分にこだわりがある
このような特徴を持つ人の、時間管理・自己管理の考え方をご紹介します。
時間の逆算ができる
やらなければいけないことを把握できているばかりでなく、スケジュールとスケジュールの間を埋める時間の管理も、考えて行動できる人が、時間の使い方の上手い人と言えます。時間の逆算とは、◯月◯日◯時の会議に必要な資料を作成するためには、資料集めに◯時間、資料作成に◯時間、という形で、やるべきことを積み上げ、着手時間を割り出せることです。
仕事に限らず、渋谷での待ち合わせに間に合うためには、自宅を何時にでなければいけない、と順序立てて考えることも、時間の逆算にあたります。この時間の逆算ができずに、感覚で家を出る人は、間に合わなくなって、途中を走ったり、結局遅れてしまって相手に不快な思いをさせてしまうということになります。
結果に100%を求めない
結果に100%を求める人は、完璧主義者とも言われますが、実際に初めから完璧な状態に仕上げられる人というのは、いません。いたとしてもごくわずかでしょう。計画を立てるときは、8割の完成で計画を立て、後続の予定でブラッシュアップをしていく時間を取れるひとが、本当の意味で最終的に100%の結果を出せる、時間の使い方が上手い人です。
初回公開日:2017年10月30日
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