発想力を鍛える方法
発想力とは、さまざまなものを思いつくことができ、その思いつきをもとに考えをまとめたり形を取らせる能力です。科学や工学といった現代社会を支える技術や基礎だけでなく、音楽や美術、小説やアニメやゲームも発想力の産物であり、そんなふうに学校の授業や会社の仕事だけでなく、日常生活も含めた私たちの人生で最も役立てられています。
その素晴らしいものを生み出すことができる発想力は、脳や筋肉と同じように鍛えることができます。まずは、数ある発想力を鍛える方法の中で基本的なものを紹介してます。
その1.物知りになる
発想力のある人は知識が豊富、一言で言えば「物知り」であり、頭の中にたくさんの情報の引き出しを持っています。その引き出しを増やす方法は、インターネットを見ること、本を読むことといった簡単なもので、多くの文字で記された情報や知識を見るたびに頭へと入っていき、発想力を鍛えることにつながります。
インターネットでも本であっても、自分が面白いと思った情報や知識が書かれていたならば、それを吸収していってください。人間はたくさんのことを知りたがる本質を持った生き物で、そのために雑学をテーマにしたクイズやバラエティのテレビ番組があります。
世の中には皆さんも知らないことがいっぱいあり、それを知っていこうとする気持ちは間違いではありません。発想力も含めて自分を鍛えて磨くために、知識や情報を取り入れ、物知りになってください。
その2.知っていることを組み合わせる
その1の方法で知識や情報を取り入れることができても、ただ取り入れて持っているだけでは何も思いつくことも、生まれることもありません。ひとつひとつのパーツを組み合わせて模型や機械を作るように、知識や情報も組み合わせることで、新しい発想が生まれます。
インターネットが普及した今、知識や情報は増やそうと思えばいくらでも増やすことはできますが、掘り下げるように深くはいかず、ただ一回聞いた程度のものでも、組み合わせて発送に至ることができます。だからこそ、組み合わせることも発想力を鍛える立派な方法です。
その3.頭を休める
運動するのと同じように、発想力を使うこともまた自分を疲れさせることにつながります。よって、発想力は使い続けるのは頭を疲れさせるだけでなくストレスも溜めてしまうため体にも良くなく、当然のように休息が必要となります。
そこで、自分のペースを把握して、もしも疲れた時は無理をせず、素直に息抜きや気分転換に努めるようにしてください。誰よりも面白い発想やすごい閃きを思いつきたいなら、それを生み出す自分を大切にするのも忘れないのもまた、発想力を鍛えるポイントとなります。
また、難しいことを考えるのなら、歩いて体を動かし、外の景色に目を通してみるのもです。自分の知らない外の世界の中を歩き、そこにあるものを見ていくことで脳が刺激されて、何かを思いつくという事例もあります。
その4.別の展開を考える
漫画でもゲームでもアニメでも何でもいいので、自分が関わっているもの、取り組んでいるものの中で違う設定や展開を考え、それを形にしてみるのも発想力を鍛える方法のひとつです。
自分ならこういう演出を考える。この辺りでこの設定を入れるともっと面白くなるだろう、と、批評家みたいに考え、想像してみてください。そうして妄想であっても自分が勝手に作ったイメージだとしても、想像力をフル回転させるということは、発想力を豊かにしていきます。
その5.面白いと思った物事を記録する
日常生活の中で自分が見て、聞いて、触れてきたものの中で、面白いと思ったもの、そしてそれがどうして面白いと思ったのかを、手帳でもメモでも携帯でも何でもいいので片っ端から記録していきましょう。
そうして発想力の材料を増やしていくことで、その2の方法での組み合わせが積極的にできるようになり、そこからまた別の新しいことが思いつきます。こうして発想力は、材料集めから鍛えられていくといえます。
その6.アイデアを積極的に考える
例えば、1個の素晴らしい発想と、10個の面白い発想のうち、どちらかを考えなければならなくなったとします。そこでどちらが良いかと言いますと、10個の面白い発想のほうにあります。
1つの発想をとことん突き詰め、掘り下げる「質」も大事ですが、10個という大きな「数」もまた、その分たくさんのアイデアを生み出すことができるため、こちらも発想力を鍛えるのに大事なものといえます。
アメリカの天才発明家・エジソンもまた、毎日10個のアイデアを考えるとノルマを作っており、そのノルマを目指して毎日のように積極的にアイデアを考え、数々の発明を生み出すのに繋げていたそうです。つまり、どんな小さなことでも構わないので何度でも積極的に考えていけば、その中から必ず面白い1つの発想が生まれるということです。
その7.感じ方を豊かにする
人間は、見る、聞く、味わう、嗅ぐ、触れるの5つの感じ方「五感」を持っており、この五感は他の人間も含めた周りにあるもの全ての中から素敵なものを感じ取ったりする力です。
この5つの感じ方は力が強ければ強いほど、より素敵なものを見つけたり、思いつかせたりすることにつながり、発想力も豊かとなっていきます。そこで、自分の感じ方を刺激してくれる、自分が素敵だと思ったり感じたりするものを積極的に探してみてください。
自分の世界に自分が素敵だと思ったことやものが増えていけば、感じ方も自分の世界も豊かになり、発想力の糧はどんどん増えていきます。材料がなくては料理も作れないように、何もないところからは発想も生まれません。
発想力を鍛えるクイズ・ゲーム
発想力を鍛える方法には勉強、そしてクイズやパズル形式の問題やゲームといったものがあります。その問題はインターネットや本で見て挑戦することができ、勉強とは違う形の難しいそれらに挑んでみることで、発想力だけでなく脳を鍛えることもできます。
そこで、その発想力を鍛えるためのクイズやゲームを掲載したサイトと例題を紹介していきます。皆さんも一度、これらのサイトのクイズやゲームに挑戦して、自分の脳と一緒に発想力を鍛えてみませんか。
遊び感覚のクイズと算数で発想力を養える
何気ない日常会話のネタになる雑学、思考力を養うのに役立つ学問的な知識を紹介しているサイトです。また、比較的軽めの遊び感覚でクイズや算数形式の脳トレ問題も紹介されており、手軽に挑戦してみることでひらめきや発想力を養うことができます。
表も裏も白いカードでまだ何も書かれていません。カードの表だけに0.1.2.3.4.5.6と数字を書き込みました。この7枚のカードを使って横一列に並べて数字をつくるときに、すべてのカードを使わなければいけないときに一番小さな数字はなんでしょうか?ちなみに0123456ではありません。
初回公開日:2017年11月13日
記載されている内容は2017年11月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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