モテない人にとっては「なんてひどい考えなんだ」と思われていますが、モテる人にとっては、意識する・しないにかかわらず、常にストックしている男子・女子が存在します。つまり、アプローチをかけさえすれば、すぐに恋人になれる人間のリストが常に更新されています。
このようなストック男子・女子と呼ばれる人達が、不幸にも現実逃避したい状況に陥ったならば、本命の人間でなくキープしていた男子・女子で自らを癒すというのも一つの手段になります。もし、この手段を選択したいと考えているならば、ご自身の内面も崩壊寸前であるといえるでしょう。
つまり、普段とは別の人格になる可能性がある、なりつつあるともいえるでしょう。このようなとき、直感的にキープしている男子・女子のなかから自らの滋養強壮となるべき人物をピックアップしてアプローチしてみることは、とても効果的です。
思い切って告白してみる
意中の相手がいるならば、この機会に思い切って告白してしまうのも良いでしょう。ある意味、勇気を奮い立たすことができる状況といえます。もし、現実逃避したくなるほど傷ついて、いわば生皮がむき出し状態になっているあなたを相手が受け止めてくれたなら、これは最愛のパートナーになるべくしてなったのだという、アメイジングな状況を作り出すことができるでしょう。
また、人間と言うものは誰かを救いたいと心の奥で常に願っています。この心理を利用しようという考えや余裕があればあるほど、皮肉にも効果は薄くなってしまうということはありますが、しかし、もし体当たりで現実逃避するほど傷ついているあなた自身をさらけだしたならば、膠着していた恋愛事情に活路を見いだせる場合だってあります。
現実逃避するのにカフェ
自宅に閉じこもっているばかりでは、黒雲が垂れ込め、窒息するような感覚に陥る場合もあります。かといって、旅行にいくほどの元気はなし、となるとカフェというのが最も効果的な現実逃避となる場合があります。
メイド喫茶・執事喫茶
先ほどの、疑似恋愛と似た方法ではありますが、よりライトな現実逃避としては、メイド喫茶、執事喫茶がよいでしょう。シチュエーションからして現実ではありえない設定ですし、そのように話しかけ、サーブしてくれるのに励まされ、現実逃避させてくれることでしょう。
そもそも、いかに現実逃避させるかを競っているので、向こうはプロです。素直に仮想世界に身をゆだねましょう。
メルヘンカフェ
現実逃避したい原因が恋愛であるなどで、今は異性のことは考えたくないといった場合もあるでしょう。そのような場合にはメルヘンカフェがです。こちらも普段とは違う世界に引き込んでくれますので、現実逃避する上ではもってこいです。
メルヘンカフェは、このような世界観を持ったマスターが営業していることが多いので、建物の外観から、フォークやナイフにいたるまでの細部までこだわり抜いています。また、独特の優しい雰囲気が魅力なので、傷ついた乙女のようなハートも徐々に修復されていくに違いありません。
ルノアール
「喫茶室ルノアール」は東京・神奈川を中心に展開している老舗のカフェです。スターバックスやドトールなどとは一線を画す静寂と、少しお値段が高いところから根強いファンがついています。一言でいって、大人のためのカフェと言えるでしょう。もしルノアールが近くにないのなら、客層が高く、静かで高級感があるようなカフェを選ぶといいでしょう。
こうした場所で現実逃避をするには、やはり読書でしょう。スマホをこちょこちょいじっていては現実逃避などできません。できれば古典の小説にどっしり腰を据えて取り組むというのがベストです。
カフェに通う日数や時間にもよりますが、例えば「ドリアングレイの肖像」「嵐が丘」「ボヴァリー夫人」など、長編だと「アンナ・カレーニナ」「レ・ミゼラブル」、短編だと「黒猫・アッシャー家の崩壊」や「高慢と偏見」など、これはなんでもよいですが、なるべく現実から離れた方がよいでしょう。眠くなってしまえば、それはそれで現実逃避になります。
仕事から現実逃避する方法
現実逃避をしたくなる原因にはいろいろありますが、仕事が原因であるということもしばしばです。ボディブローのようにじわじわ効いてきて現実逃避したくなるような仕事の状況や、職場での人間関係などから、大きなミスをしてしまったり、左遷や、同期に先に出世されてしまったりといったものまで多々あります。
そして、仕事から現実逃避したいときに最も困ってしまうのは、仕事が忙しくて現実逃避のための時間が取れないことが多いことです。通勤電車に乗っている最中に「そうだ、京都へ行こう」というわけにもいきません。そこで、今回はどんなに忙しくても仕事から現実逃避できる可能性がある方法をご紹介します。
瞑想・マインドフルネス
瞑想といっても、それほど本格的である必要はなく、寝る前にリラックスして瞑想するという程度でもかまいません。仕事をことが頭を離れないということはあるでしょう。しかし、そのように自然に頭に浮かんでしまうこと自体を認めてあげることが瞑想などのコツだとよくいわれます。
最近ではマインドフルネスという方法も流行しており、スマホのアプリなどもありますから、利用して見てはいかがでしょうか。マインドフルネスとは「今ここに集中する」ということを目的としています。「今」に集中できれば仕事のことから逃れることができるともいえるでしょう。
また、マインドフルネスを行うとストレス軽減や集中力アップ、そして自律神経回復などの効果が脳科学的に証明されているため、この方法を習慣にするというのもです。
テキーラ
仕事から現実逃避する最も良い方法はなんですかという問いに対して、最も経験に即した、的確で、具体的で、即効性のある賢人のアドバイスをしてくれるのが新橋のサラリーマンです。彼らからは、異口同音に「酒」という一言が返ってくるでしょう。
彼らこそ、日本の成長と発展をささえ、妻と子供に罵られながらも、不屈の魂を忘れない戦士達です。彼らの至言に耳をかたむけるべきです。
ただ、仕事に忙しく、赤ちょうちんにすら近寄れないという人には、テキーラをします。自宅に戻って、ショットグラスでクイっとやってしまいましょう。そうすれば、そこはパラダイスです。
マインドを変える
朝起きて会社に行き、終電近くまで働いて、コンビニで弁当買ってシャワー浴びて寝る、そんな毎日を繰り返す日々では現実逃避する時間すらありません。このため、もっとも時間を過ごす職場自体で現実逃避を行うという極めて難しい状況に置かれている言えるでしょう。
この場合、もはや周りは変えることができないため、自分の脳みそを騙す、あるいは変革させ現実認識を変えることにより、現実逃避を行うしかありません。例えば、口うるさい上司に毎日文句を言われているなら、「さて、今日も滝に打たれてくるか」という認識にかえ、「なんてすがすがしい行だったのだ、またひとつ成長できた」と嘘でもよいので心のなかでつぶやきつづけます。そして口角を上げ、胸を張りましょう。
そうすることで、脳みそが認知を改め、現実が変わっていきます。これは、いつでも、どこでもできる現実逃避と言えるでしょう。いえ、現実そのものが既に変わっています。この滝の話は、長者番付一位に輝いた斉藤一人さんのお話です。斉藤さんのお話は無料で聞けるので、聞いてみてはいかがでしょうか。
初回公開日：2017年11月20日
記載されている内容は2017年11月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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