平均で4年5ヶ月で生まれ変わっている!
この本で、大門教授は、前世の記憶をもつ子ども達の証言を各国から2600例も収集し、分析した上で、生まれ変わりには以下のような傾向があると述べています。
・過去生について語り始める平均年齢は2歳10カ月。話さなくなる年齢は7歳4カ月。
・死んでから生まれ変わるまでの期間は、平均4年5カ月。
・同じ宗教内での生まれ変わりが多い。
・過去生にあたる人物が実際に存在したことが確認できた例は、72.9%。
・過去生で非業の死を遂げたのは、67.4%。
・経済的環境や社会的地位が向上するかについては、一定の法則性は見つからない。
意外?普通?生まれ変わりの傾向
生まれ変わりの傾向を見てみると、死んでから平均で「4年5ヶ月」で生まれ変わっていると、この本では述べられています。
ちなみに、こうした前世について語る子どもは、よく精神障害があると疑われることがありますが、前世の記憶を語る子どもたちは、一般的には記憶力が非常に良かったり、知能指数が高い傾向があるとされています。
生まれ変わることのスピリチュアルな意味
そもそも生まれ変わることには、どんな意味があるのでしょうか。ここではスピリチュアルな観点から、その意味について4つの項目に分けてご紹介します。
魂を浄化するため
スピリチュアルの世界では魂にはレベルがあり、より高位の魂になるために地上に生れ落ちるとされています。高位の魂とは、徳の高いより浄化された魂のことです。この観点から言えば、生まれ変わるとは、より魂を浄化し、レベルアップをはかるためのものと言えるでしょう。
前世で犯した業(カルマ)を改めるため
「業(ごう)」とは仏教の言葉で、「人間の心や行動が起こした結果のこと」です。ここでの意味は「前世で犯した罪」といえます。つまり、前世で何か償わなくてはならない罪を犯したり、前世で誤った思想を持っていたりした場合に、それを改めないと魂の成長ができないから、生まれ変わるということです。
誰かにとって必要だから
学校で習う勉強は、テキストなどがあれば1人でできないこともないでしょう。しかし、魂の勉強は「より徳を積む」ことです。「徳」とは「道徳的・精神的にに高められた、善や正義を守る人格や品性のこと」です。それを1人で学ぶことはできません。
色んな人が色々な経験を積むために、また、その逆に自分が色々な人と出会い、経験を積むために、みんな生まれ変わって存在している、といえます。
仲間の手助けをするため
先ほどの理由と似ているのですが、仲間の成長を助けるために生まれ変わってくることもあると、スピリチュアルでは考えられています。仲間とは、グループソウルと呼ばれる魂のことです。
スピリチュアルでは、今それぞれの生き物の中にある1つ1つの魂は元々、一つの大きな魂であったといわれています。さらに、それが分化した時に、いくつかのチームに別れて、そこから個々の生物に生れ落ちるようになったといわれており、このチームのことをグループソウル呼びます。
個々の魂はそれぞれ抱える業(ごう)を解消しようとしますが、そのグループソウルの抱える業(ごう)が全て解消されないと、そのグループソウル全体が成長することができず、個々の魂も一定のところまでしか成長できません。
ですので、個々の魂の抱える業(ごう)とは別にグループソウルの抱える業(ごう)があるときも、それを解消するために、生まれ変わることがあります。
生まれ変わることに関する名言
「生まれ変わる」ということは、いつの時代に生まれた人も考えてきたことでした。ここでは、そんな「生まれ変わること」に関する名言をご紹介します。
毎日を見つめる言葉
この項では「生まれ変わる」という言葉を使った、毎日を見つめる言葉をご紹介します。
毎晩眠りにつくたびに、
私は死ぬ。
そして翌朝目をさますとき、
生まれ変わる。- ガンジー -
ジョン・ハガリン
実際のところ、私達の身体のある部分は、毎日新たに入れ替わっています。ある部分は何ヶ月かで替わり、ある部分は何年もかかります。そして数年ごとに私達は、全く新しい肉体に生まれ変わっているのです
初回公開日:2018年03月28日
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