質問
①他人からの評価は気にならない。
→YES / NO
②次の日に大事な会議や試験があっても、問題なく眠れる。
→YES / NO
③雨の日に傘を忘れても問題ない。
→YES / NO
④過去を振り返ることはあまりない。
→YES / NO
⑤基本的にポジティブ思考。
→YES / NO
⑥他人から指摘されても、落ち込むことはない。
→YES / NO
⑦相手が待ち合わせに30分遅刻しても怒らない。
→YES / NO
⑧レストランで注文した料理とは異なる料理が来ても、気にせず食べる。
→YES / NO
⑨自分の好きなことを優先したい。
→YES / NO
⑩LINEでメッセージが来ても、すぐに返信しない。
→YES / NO
結果
YESの数が7個以上だった人:あまりくよくよすることがなく、鈍感力が高いでしょう。
YESの数が6~4個だった人:鈍感力は中程度。たまに落ち込むことはあるけれども、開き直れる人でしょう。
YESの数が3~0個だった人:鈍感力は低く、繊細な心の持ち主でしょう。
鈍感力の意味とは?使い方は?
鈍感力とは、人から言われたことや過去の行いにくよくよせず、すぐ立ち直り、前向きに考える力です。鈍感力は、日常生活の多くの場面(ビジネス、恋愛、人間関係)で上手く立ち回る助けとなります。
ビジネスで使える
会社で仕事をしていると、一度もミスをしない人なんていないでしょう。自分のミスから仕事が増えてしまった時、顧客や同僚に迷惑を掛けてしまった時、もしくは、天候や外的要因によって仕事が上手く回らなくなった時、自信がなくなって、意気消沈してしまいます。また、次の仕事でも同じようなことが起きるのではないかと以前よりも萎縮してしまうでしょう。
そんな時こそ、「鈍感力」が役立ちます。過去の失敗の反芻は、その日のうちに片づけてしまいましょう。また、1時間であれば1時間と、反省する時間を決めて、その時間に精一杯どこがいけなかったのか、次に同じことが起きないように気を付ける点がどこなのか集中して考えます。
しかし、その時間が過ぎたら、もう気にすることを止めて、自分の好きなことに時間を当てましょう。あまり過去の失敗を引きずらずに、次に行こう、と前向きに仕事に励めば、自ずとポジティブになれます。
恋愛で使える
「鈍感力」は、恋愛シーンでも役に立ちます。
例えば、遠距離恋愛をしている人であれば、会える期間や回数も限られているため、相手の行動が気になるでしょう。もし、彼氏(彼女)が友達と飲みに行くとあなたに言ってきた場合、その友達の中に異性がいたら、心移りしてしまうのではないかと不安になり、落ち着かなくなったり、SNSを通して誰と行くのか確認したくなったりするでしょう。
そんな気持ちになったら、ちょっと待ってください。見えない相手の行動を追っても、自分の妄想でしかありません。目の前にいる人の心の内でさえも、千里眼のように知ることはできません。だからこそ、相手の行動には「鈍感」になって、今の自分だけの時間を楽しみましょう。
勉強を励んだり、友達や家族と出かけたり、趣味を充実させれば、相手のことを気にする時間も減ります。また、次に会った時に、もっと輝いている自分を相手に見せられるでしょう。
人間関係で使える
鈍感力を持つことで、人間関係において相手の言葉や行動にムダに傷つかないで済みます。例えば、ラインで友達に「今週末一緒に遊ばない?」とメッセージを送ったけれども、24時間経っても既読になっておらず、相手からの返事がないとき、どうしたんだろうと気になることがあるでしょう。
「一緒に出掛けたくないのかな」「嫌いになったのかな」と頭の中で不安が渦巻いて、何度も自分の送ったメッセージを見返して、相手の気持ちを図ろうとします。
しかし、いくら考えても答えは分かりません。もしかすると、ただ忙しくて返事ができなかった可能性もあります。もしくは、今週末に他の予定が入りそうで、スケジュール調整を考えている可能性もあります。いくら考えても本当の理由は分からないので、考えるのはやめましょう。携帯を閉じて、テレビを見たり、本を読んだりして、相手の行動に鈍感になりましょう。
鈍感力を鍛えてみましょう
ここからは実践です。鈍感力を鍛える方法を何個かご紹介していきます。
他人の言うことを受け流す
他人から悪口のようなことを言われても、何億人といる人間の内の一つの意見でしかありません。そういう捉え方もあるんだなと心の中で考えて、耳から耳に軽く聞き流しましょう。その人の言葉に自分の心が振り回されてはいけません。
また、就職活動において面接官から厳しい指摘を受けた場合も同じです。自分の返答に対して、面接官が否定的な回答をしたり、無反応だったりすると、自己否定されたような気分になります。そして、面接官の反応を真に受けていると、自信がなくなってしまい、別の面接にいっても上手く話せなくなり、負のスパイラルから抜け出せなくなります。
他人の言うことに少し鈍感になれば、簡単には傷つかないようになります。まずは、他人の意見を受け流してみることから始めましょう。
必要以上に過去を振り返らない
仕事やスポーツ、試験などで大失敗をしてしまったとき、人生の岐路に立っているとき、「あの時こうすれば良かった」「別の選択をしていれば良かった」と後悔や反省をすることがあるでしょう。
過去を振り返り、反省点を見つけて、次回に活かすのは大変素晴らしいことです。しかし、過去を引きずって、意気消沈してしまっては元も子もありません。間違えたときは、同じ失敗を繰り返さないようにしようと心に留めて、前向きに考えてみましょう。
また、あなたが行った選択が正しかったのか、正しくなかったのか悩むこともあるでしょうが、前向きに考えていれば、数年後、ふと過去を振り返った時に、自分の選択に自信が持てるようになります。
自分でストレスを抱え込まない
できるだけストレスフリーな生活を心がけましょう。自分の中のイライラやモヤモヤは、排出しないとどんどん溜まっていきます。溜まり過ぎると、心身ともに影響が出る可能性もあります。休みの日には、自分の好きなことに時間を当て、一日疲れたと思ったら、自分へのご褒美としてスイーツを買うのも良いストレス解消になります。
また、もし辛くなったら、家族や友人など周囲の人に愚痴や悩みを聞いてもらいましょう。もしすぐには会えない場合は、ノートに心の中のモヤモヤを書き出してみると、ストレス発散になり、心の整理も付くのでです。適度にストレスを発散して、リフレッシュしながら、毎日頑張りましょう。
初回公開日:2018年03月27日
記載されている内容は2018年03月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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